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愛犬飼育管理士とは?取得のメリットと取得までの流れを徹底解説

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愛犬飼育管理士とは?取得のメリットと取得までの流れを徹底解説

一般社団法人ジャパンケンネルクラブ(JKC)が認定する愛犬飼育管理士をご存じでしょうか。
愛犬飼育管理士を取得することで動物取扱責任者となることもできるため注目されている資格でもあります。
今回は愛犬飼養管理士について解説していきます。

 

愛犬飼育管理士とは?

愛犬飼育管理士とは「動物の愛護及び管理に関する法律」の理念に基づいてジャパンケンネルクラブが認定する民間資格であり、同法に基づいて作成された教本から出題される認定試験を合格し、資格の登録を行うことで愛犬飼育管理士となることができます。

 

愛犬飼育管理士になるには

家庭動物管理士を取得するまでの流れは以下のようになります。

簡単な流れ

  1. 受験受講申込・振込
  2. 講習の受講(希望者のみ)
  3. 認定試験
  4. 合格発表・登録

順に確認して行きましょう。

 

①受験受講の申し込み・振込

愛犬飼育管理士の試験に受験資格は特になく、18歳以上であれば誰でも受験することができます。
受験を希望する場合は一般社団法人ジャパンケンネルクラブに受験の申込をしましょう

ジャパンケンネルクラブの公式ホームページに試験の日程と会場の情報が公表されているため、その中から自分の希望する試験日程を決めます。
次にホームページの応募フォームにある応募用紙を印刷し、希望する試験日程などの必要事項を記入のうえ、現金書留により受験料を同封(初受験の場合は受講料含めて14,300円、既に受講したことがあり受講を希望しない場合は試験料のみの7,000円)してジャパンケンネルクラブに郵送することで試験に申し込むことができます。

 

②講習会の受講

講習会を受講したことがない場合は必ずジャパンケンネルクラブが実施する講習会を受講する必要があります。

講習会は試験当日の試験前に行われます。講習前に教本(テキスト)が配布されるため、その教本を使いながら試験の重要ポイントなどを講習で確認して行きます。

 

③認定試験

講習会後には認定試験が実施されます。
試験時間は1時間。試験は五者択一・25問の内容で行われます。
合格率は毎回8割~9割とされており、講習会の内容をしっかりと理解すれば十分合格できますが、講習をマジメに受けずに落ちている人は少なからずいるのでしっかりと受講しましょう。

 

④合格発表・登録

試験から約3週間ほどで合格発表があり、受験者の基に合否通知が届きます。
合格した場合は資格の登録及びジャパンケンネルクラブの愛犬クラブへ未入会の場合は入会することで正式に資格が認定され、資格認定証が送られて来ます。

登録の際の費用として、資格登録料3,400円。
愛犬クラブの入会費として2000円と1年分の会費として4000円が必要になります。

 

愛犬飼育管理士の教本は事前に購入するべき?

愛犬飼育管理士の試験範囲が書かれた教本(テキスト)は講習会当日に貰えると上記に記載しましたが、試験なのに事前に勉強しなくても大丈夫?と不安になる人もいると思います。
しかし、講習の当日に貰える教本を使用した講習会の内容をしっかりと理解すれば合格ができるためご安心ください。
ただし、簡単な試験だろうと油断して講習会をマジメに聞かずに落ちている人も毎回必ずいるため講習会はきちんと受講するようにしましょう。

どうしても予習しないと不安な方や、知識をさらに深めたいという人はジャパンケンネルクラブの公式サイトから当日に貰える教本と同じものが発注できます。
ただし、事前購入をした場合であっても講習代にテキスト料金が含まれているため、講習会当日に同じ教本を貰うことになる点には注意しましょう。

 

愛犬飼育管理士の合格率は?

 

愛犬飼育管理士の合格率は、JKCの公式サイトによると8割~9割とされています。

合格点は検定ごとに異なるため設定はされていないようですが、必ず合格できる試験ではありません。

合格率が高いからと油断せず、テキストの読み込みや講習会でしっかりと対策をしましょう。

 

愛犬飼育管理士の試験を不合格になってしまった場合は?

愛犬飼育管理士の試験で不合格になったとしても、再受験が可能です。

ただし、受験料などはもう一度支払う必要があるため、講習会などをしっかり受講するなど一発で合格を目指しましょう。

 

愛犬飼育管理士を取得するメリット

メリット

 

動物取扱責任者になれる

ペットショップやペットホテルなど第一種動物取扱業と呼ばれる事業を開業する際は必ず動物取扱責任者を配置しなければなりません。
動物取扱責任者は誰でもなれる訳ではなく、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。

①獣医師免許を取得すること

愛玩動物看護師を取得すること(こちらは将来的に取得できる資格であり、現在はまだ取得ができないため、事実上不可能となっています)

③種別に係る半年以上の実務経験又は実務経験と同等の1年間以上の飼養経験、
かつ、種別に係る知識及び技術について 1 年間以上教育する学校等を卒業

④種別に係る半年以上の実務経験又は実務経験と同等の1年間以上の飼養経験、
かつ、公平性、専門性のある団体が行った試験により資格等を得ていること

①~③までは獣医師の取得や学校の卒業などハードルが高く要件を満たしにくいため、これから開業を目指す人は④の公平性、専門性のある団体が行った試験による資格を取得することで動物取扱責任者を目指すという場合が多いです。
そして、愛犬飼育管理士は多くの自治体においてこの資格として認められており、他の資格と比べて比較的取得が容易な愛犬飼育管理士は動物管理責任者を目指す人にとっては人気資格の1つです。

ただし、自治体によっては動物取扱責任者になることができない業種もあるため、事前に開業を予定する自治体などに確認をしましょう。

動物取扱責任者について詳しく知りたい方は動物取扱責任者とは?の記事も参考にしてください。

 

ペットに関する仕事に役に立つ

ペットショップやペットホテルなどペットに関する仕事で働くために必須の資格というのは基本的にはありません。
※獣医師や愛玩動物看護師など一部例外はあります

そのため就職活動の際は動物に関する民間資格を取得して就職・転職活動の際のアピールとして利用するという人も多いです。
愛犬飼育管理士もその一つであり、関係法令やペットの飼育に関する知識を有することが証明できる愛犬飼育管理士はペットショップなどでの採用試験で強みになります。

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