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宅建の民法が難しいと感じる人のための攻略法

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宅建の民法が難しいと感じる人のための攻略法

宅建の試験でも特に難しいと言われることも多い民法。
しかし、難しいと嘆く前に間違った勉強方法をしていませんか?
この記事では民法を勉強するためのコツと攻略法をご紹介いたします。

宅建の民法が難しい人のための攻略法

試験

宅建の権利関係は民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法で構成されますが、8割近くが民法から出題されるため、民法の勉強を攻略することが権利関係の科目では重要です。

しかし民法の勉強の範囲は非常に広く、内容自体も複雑な箇所が多いため闇雲に民法を勉強しても思うように得点が伸びない場合が多いです。
そこで宅建における民法の攻略法を幾つかご紹介いたします。

攻略法① 端から端まで勉強はしない

まず大前提としては知っておいて頂きたいのは民法を勉強するうえでテキストの1ページ目から最後のページまで完璧に勉強しようとしてはいけません。

なぜなら、民法の勉強は幅が広すぎるためです。

民法は1,000条を越える条文で構成されるうえに、様々な事例や判例から成り立つ科目です。
そのため全てを完璧に理解した上で民法を満点目指すという勉強法は間違いなく勉強効率が悪いのです。
法律系資格の最難関である司法試験を受験しようと考えている人でもこんな勉強法はしません。

民法を完璧にやるくらいなら、ほどほどにして他の科目に勉強時間を割く方が間違いなく効率がいいです。

攻略法② 頻出テーマを対策しよう

攻略法①でも述べた通り、民法全てを網羅できるくらい勉強するというのは効率の良い勉強とは言えません。
ではどのように勉強したら良いかというと、頻出テーマを重点的に勉強することです。

民法の出題の大半は頻出テーマと呼ばれる出題率の高いテーマからの出題と言われ、過去問からの出題も多いです。
そのため、頻出テーマを徹底して対策をするだけでもある程度は得点が狙えるのです。

頻出と呼ばれる中でも特に以下の分野は出題されやすい傾向にあります。

民法の頻出テーマ

・意思表示
・代理
・対抗問題
・抵当権
・保証・連帯保証
・売主の担保責任
・債務不履行・契約解除
・賃貸借
・借地借家法
・不法行為
・相続・遺言

頻出テーマは過去問からの出題も多く、過去問を行うことでその分野の中でも重要事項となる箇所が分かるようになってくるため、過去問を徹底的に演習することは非常に重要です

攻略法③ 解きやすい問題と解きにくい問題を区別しよう

民法に限らず他の科目でも言えることですが、宅建の試験では出題の形式上解きやすい問題と解きにくい問題というのがあります。

解きにくい問題の例として『過去に近いテーマからも出題されていない過去問』や『条文問題』があげられます。
受験生の多くは過去問を中心に対策を立てて来る上に、多く上記でも上げましたが民法は1,000条を越える条文から出題されるため、全てを網羅してこれらを確実に得点するのは難しい場合が多いです。

他にも『個数問題』も解答が難しい問題としてあげられます。
個数問題とは選択肢の中から正しい記述が幾つあるかというように、選択肢全ての判断が求められる問題で、毎年必ず何問かは出題されます。
他の選択肢の中から妥当なものを一つ選ぶ問題と違い、選択肢の中に一つでもうろ覚えの知識を突かれる選択肢があれば正解が難しくなってくるのです。

これらの解きにくい問題は毎年正解者も少ない傾向にあります。
つまり、仮にこの個数問題で間違えても他の受験生との差はつきにくいということにもなります。

どうにか正解しようとそこで時間を取られて考え過ぎてしまうと、他の確実に取れる問題を解く時間がなくなってしまう可能性もあるため、個数問題が出題されたら「最初はあまり深追いせずに解いて、全部解き終わって時間が合ったらゆっくり見直す」程度にしましょう。

逆に上記でも取り上げた頻出テーマから出題される問題は正解率も高いです。
宅建は受験生全体の得点から合格ラインが決まる試験のため、正解率が高い問題で確実に得点を取らなければ他の受験生に差がつけられて合格が遠のいてしまうため、しっかりと得点していきましょう。

まとめ

民法を勉強する上で一番やってはいけないことは、対策を立てずに全てを理解しようとすることです。
司法試験の合格者でも、民法の端から端まで全てを理解している人など滅多にいないでしょう。

きちんと対策を立てて、狙いを定めて勉強することが民法の重要な攻略法です。

宅建試験全体の攻略法は宅建試験の勉強方法もご覧ください。

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