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子供に関する資格・仕事の一覧

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子供に関する資格・仕事の一覧

子どもが好きな人にとって、子どもと関わる仕事というのは憧れますよね。
しかし、子どもと関われる仕事と言っても日本には様々な児童施設があります。
この記事では子どもと関わることができる職場や資格について解説していきます。

子どもと関わる仕事とは?

子どもと関わる仕事と言っても、様々な施設があります。
有名な仕事と言えば保育園や学童保育での仕事ですが、家庭としての役割と担う児童養護施設や、障がい児の学童保育と呼ばれる放課後等デイサービスなどがあります。
子どもと関わる仕事に就きたいならば、まずは自分がどのような分野で働きたいのか、どのような資格があれば良いのかを理解する必要があります。

今回は対象年齢として0歳から12歳程度を対象とした仕事と資格をまとめたので、以下の一覧を見ながらイメージしてみましょう。

子どもと関わる資格

資格名 取得方法 関連記事
保育士 ・保育士の養成課程のある学校を卒業すること
・保育士試験を合格すること
保育士とは
幼稚園教諭 幼稚園教諭の養成課程のある学校を卒業すること
看護師 養成機関となる学校を卒業後、看護師国家試験を合格すること
児童発達支援管理責任者 実務経験を満たして必要な研修を受講すること
児童指導員 ・必要な実務経験を満たす。
・特定の資格を得る
・特定の学歴を有すること
児童指導員とは?
児童指導員の働く場所は?
子ども音楽療育士 大学又は短期大学にて必要な単位を履修すること 子ども音楽療育士とは

 

 

子どもと関われる職場

施設名 役に立つ資格 対象年齢 関連記事
保育園 ・保育士
・栄養管理士
・調理師
0歳から5歳までの小学校未就学児
幼稚園 ・幼稚園教諭 3歳から5歳までの小学校未就学児
学童保育 ・保育士
・放課後児童支援員
6歳から12歳までの小学生
(自治体ごとに多少異なる)
学童保育とは
放課後等デイサービス ・児童発達支援管理責任者
・児童指導員
・保育士
6歳から18歳までの障がいを持つ小学生から高校生 放課後等デイサービスの仕事内容は?
児童館 特になし
児童発達支援施設 ・児童発達支援管理責任者
・児童指導員
・保育士
未就学の障がいのある児童
児童養護施設 ・児童指導員
・保育士
1歳から18歳まで
(施設により多少前後あり)
乳児院 1歳未満の乳児

保育園

子どもと関わる仕事として最も人気で知名度が高い施設と言えば、やはり保育園だと思います。
保育園は、親が働いていたり、病気などの事情により子どもの保育が十分にできない場合に保護者に代わって保育を行う施設です。
子どもの健全な発達のために保育をする他、親や家庭に対し必要に応じて助言や支援を行なうこともあります。
保育園の種類には、国から認可された認可保育園や無認可保育園などがあります。
認可保育園の場合は一部が公立の施設である場合もあるので、そこで働く保育士は公務員となるため、待遇も比較的安定して良い傾向にあります。

幼稚園

保育園と似た施設になりますが、幼稚園は保育園と違い、小学校や中学校、高校、大学などと同じように、学校教育法に定められた学校という扱いになります。
しかし、小中学校のような義務教育機関ではなく、満3才から小学校就学の年の満6歳になるまでの幼児に入園資格があるため、必ずしも幼稚園に入る必要はありません。
対象年齢が異なる点や、働くためには保育士ではなく「幼稚園教諭」という資格が必要になります。

学童保育・児童館

学童保育とは、両親の仕事や一人親のため学校の終わる日中に家に保護者がいないような場合、家庭に代わって学校が終わった小学生を預かる施設であり、居場所作りや集団活動の場として重要になります。
基本的には学校が終わる放課後に子ども達が来所するため、保育が始まるのは午後からという特徴があります。
ただし、休日や夏休みなどの学校の長期休みの時は朝から子ども達が来所するため長時間の保育をすることもあります。

 

保育
参考学童保育の仕事内容とは?働くために必要な資格は?

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児童館

児童館は児童に遊びの場や、子どもを持つ保護者の交流の場として提供される公共施設です。
主に0歳から18歳までの児童が利用することができ、放課後や休日に利用されます。
また、独自のイベントなどを開催する児童館も多く、地域の交流の場としても活躍します。

学童と併設されている場合も多く、連携を取り合いながら運営しているような施設も多いですね

 

放課後等デイサービス

学校の放課後及び休校日に障がいを持つ児童に対して支援・療育等を行う、まさに障がい児の学童保育と言える施設です。

主な仕事として、来所して来る児童に対する日常動作の支援や日中活動を通じた療育を行います
日中活動の内容は施設ごとに特徴があり、遊び・運動を通じて療育を行う施設や、音楽療育(リトミック)を取り入れている施設。
将来に備えた作業訓練を行っている施設など様々なため、ホームページ等で興味のある施設を調べてみるといいでしょう。
また、その他の業務として活動の準備や児童・保護者からの相談や利用日の調整。
支援に対する職員間のミーティング等も行います。

施設によっては送迎業務が必須となる事業所もあるため注意が必要です。

 

児童発達支援事業

就学前の障がいを持つ児童への支援・療育を行う施設です。

放課後等デイサービスと似た性質を持っていますが就学前の児童を対象としているため、保育園・幼稚園の代わりに事業所で療育を受けたり、週何回かを保育園、残りを児童発達支援事業所に通って来る場合などがあります。
主な仕事は通所してくる児童に対しての支援がメインになってきます。
遊びなどを通じた療育や、日常動作の訓練などを行い児童の健全な発達を目的として様々な支援を行います。
事業所ごとに活動内容は様々なためホームページ等を見てみて自分に最も興味のある施設を探してみるのもいいでしょう。

また、保護者との相談や利用日の調整や活動の準備なども主な業務になってきます。

児童発達支援事業と児童発達支援センターの違いは?

似た名前の児童発達支援センターは児童発達支援事業に加えて相談支援や保育所等訪問支援等、施設の持つ専門機能を活かして地域的な支援も包括的に行う施設を言います。

児童養護施設

なんらかの理由で家庭での生活が困難な児童が入所するための施設です。
児童に対して一般家庭と同様の家庭生活を提供し、健全な発達及び自立を目的としています。
長期的に入所する場合が多いですが、理由によっては短期入所として一時的に入所する場合もあります。

児童養護施設での主な仕事内容として、入所する児童の生活の支援が主な仕事内容となります。
食事の準備や勉強の支援など生活環境を整えてあげて児童の生活と自立のための支援をしたり、
ときには児童の相談や進路相談に乗ったり、行政・児童相談所との連絡・調整も行う場合もありますね。

また、24時間体制で施設が稼働しているため夜勤があるのも特徴です。

乳児院

乳児院とは、なんらかの事情で家庭で子育てができない乳児を預かって養育するための施設です。
基本的には乳児のみを対象としているため、乳児の時期を越えても施設での預かりが必要な場合は、児童養護施設へ移ることになります。

乳児院での主仕事内容なとして乳児の見守りや生活のサポート、生活習慣を身に着ける支援等を行います。
他の施設と違い、工作や行事などが少ないため時間を取られがちな準備などが存在しないですが、24時間体制で稼働しているため夜勤もあります。

子どもと関わる仕事に就くには資格が必要?

ここまで子どもと関わる仕事と資格について纏めて来ました。
しかし、これから子どもと関わる仕事に就きたい考える人にとって、一から資格を取るのが難しい場合もあります。
子どもと関わる仕事には必ず資格が必要なのでしょうか?

答えは「資格がなくても仕事には就けるが、資格があった方が圧倒的に有利」ということです。

どういうことかというと、児童福祉施設には基本的に「人員基準」というものがあります。
人員基準とは、法律に定められている施設におくべき資格者の数を言います。
保育園で例えると以下の人員基準が定められています。

保育園の人員基準
0歳児:子ども3人に対して保育士1人
1~2歳児:子ども6人に対し保育士1人
3歳児:子ども20人に対し保育士1人
4歳児以上:子ども30人に対し保育士1人

このような基準が定められているのは、児童に関して適切な知識と技術を持つ人がいないと、児童の健全な発達と安全が確保されないためです。
しかし、これはあくまで法律で定められている基準のため、施設の形態や事情により最低人員以上の職員が必要な場合があります。
その際の追加人員に関しては特に絶対資格者である必要ではないため。資格者の監督の下で働く補助員などの形で無資格者を雇用する施設も多いです。
ただし、やはり施設側としても経験と知識のある人に働いてもらいたかったり、資格者の欠員のときの予備として資格者を取りたいと思うのは必然のため資格者を優先する傾向にあります。
また、資格者には資格手当を出している施設がほとんどのため、あらゆる意味で資格を持っておくことに越したことはないでしょう。

 

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