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行政書士テキストのおすすめを徹底比較【2022年度版】

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行政書士テキストのおすすめを徹底比較【2022年度版】

行政書士試験にオススメの参考書を紹介

 

・これから勉強を始めるのにオススメの参考書は?
・参考書の種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない

この記事ではそんなお悩みを解決いたします。

この記事はこんな方におすすめ

  • 2021年の行政書士試験に独学で合格したい
  • 初めて法律の勉強をするため、分かりやすい参考書を知りたい

これから行政書士の勉強を始めようと考えている方にとって、まず始めに取りかかるのが「参考書選び」ですね。

ですが行政書士試験の参考書を調べると色々な会社から発売していて、中を見てもどれを選んだら良いか分からない方も多いと思います。

この記事ではこれから行政書士試験の勉強を始める方に向けて、テキスト選びのポイント参考書ごとの特徴を解説していきます。

 

テキスト選びのポイント

本

行政書士試験では「憲法」「民法」「商法」「行政法」「一般意識」の科目を学習することになります。

扱う法律科目は法律の中でも重要な法律です。

そのため、科目一つ一つが非常にボリュームがあり、内容自体も複雑な知識が求められます。

理解できずに途中で諦めてしまうという受験生も多いため、自分のレベルに合った参考書を選ぶというのが何よりも重要です。

ポイント

初学者であれば「図表や解説が豊富でパッと見て分かりやすい参考書」

学習者であれば「内容を掘り下げてあり、重要テーマごとの区分分けがしっかりと行われている参考書」

以上のことを踏まえて、以下のポイントを意識しましょう。

ポイント① やってはいけないテキスト選び

参考書選びにおいてやってはいけないことは他人の評価だけを見て特徴を調べずに購入を決めてしまうことです。

「知り合いが使っていたから」、「アマゾンやショッピングサイトでの評価ランキングが高かったから」という理由で決めてしまうと、ほとんどの場合は購入後に他のにしとけば良かったと後悔することになります。

なぜなら参考書は出版社ごとに特徴レベルがあるため、参考書は人によって向き不向きがあるためです。

また、下記でも説明しますが、基本的には参考書は一冊のみを使い倒すのがベストです。

しかし、評価だけで決めてしまう人は必ず別の参考書が後から欲しくなります。

参考書は必ず特徴を調べたうえで、自分に合った参考書を購入するようにしましょう。

ポイント② 最新版のテキストを使おう

テキストは必ず最新版のものを購入するようにしましょう。

行政書士試験は法律資格の登竜門的な資格です。

そのため試験科目も法律分野からの出題が大半を占めます。

ですが、法律は頻繁に法改正が行われます。
直近では2020年には民法の大改正がありましたね。

試験ではこのような改正ポイントから出題されることとも多く、そのような問題が出題されれば改正前に作られた古い参考書では絶対に対応できません。

むしろ、間違った知識が入ってしまうため、間違いなくその問題は落とすうえに、後から知識を訂正するのは非常に苦労することになるでしょう。

中古の参考書は安く入手できるため、魅力的に感じるかもしれませんが、そこは少し値が張ってでも最新版を購入しましょう。

ポイント③ テキストは一冊だけに絞ろう

試験までに使用するテキストは基本的に一冊だけにしましょう。

なぜなら、行政書士試験で出題される知識はテキストごとに言い回しが変わって来ることがあります。

そのため、同じことが書かれていたとしても少し書き方が異なっているだけで混乱することになりますし、記憶の定着も困難になります。

同じ参考書を使っていると、過去問を解いている際に載っていない知識があったりすると不安になることもあるかと思います。

ですが、そのたびに新しい参考書を買っていたらキリがないですし、どこに何が載っているのか間違いなく分からなくなり手間も増えます。

最初の一冊目を購入する際によく検討したうえで、最後までその参考書を信じぬくぐらいの気持ちで参考書は使い倒しましょう。

行政書士試験のテキストのおすすめをご紹介

今回は、行政書士合格者である私が実際に使用してみて、特に良いと感じた参考書の感想特徴と併せてご紹介します。

今回オススメしたいのは以下の3冊です。

【LEC】
行政書士合格のトリセツ
特徴:豊富な図解のため初学者には非常に分かりやすい。
一方で知識として少し物足りなさを感じるところも。
こんな方にオススメ:法律の勉強をしたことがない方

 

【TAC】
みんなが欲しかった行政書士の教科書
特徴:図解も多く、内容の掘り下げもされているためバランスが良い。
全くの初学者だと少し難しい箇所も見られる。
こんな方におススメ:法律の勉強はあまりしたことがないが、試験勉強などに慣れている方

 

【伊藤塾】
うかる!行政書士総合テキスト
特徴:内容の掘り下げ、情報量ともに抜群。
初学者だと理解するまでに時間がかかるかもしれない。
こんな方におススメ:法律の科目のある資格や大学で多少でも法律を学習していた人

 

オススメ参考書3冊の比較

オススメする学習レベル 初学者 初学者~学習者 学習者・勉強慣れしてる方
フルカラー
科目ごとのセパレート
テーマごとの確認問題
行政書士試験六法
入門テキストの有無

 

 

【LEC】行政書士合格のトリセツ

 

こんな方におすすめ

  • 今まで法律に関する勉強をしたことがない初学者の方
  • テキストより図解や表の方が理解しやすい方

オススメポイント

  • フルカラー+豊富な図解で視覚的にも分かりやすい
  • 行政書士試験六法付きのため、ポケット六法などを購入する必要がない
  • 科目別に分解できるセパレート方式
  • 購入者は専門講師による無料講義動画でのポイント解説を受講可能

LEC】が出している行政書士合格のトリセツ

独学者ファーストをテーマにしており、フルカラーに加えて豊富な図解が魅力的な分かりやすさに特化しているのが特徴です。

法律の知識特有の独特な言い回しや複雑な知識は、今まで法律に触れて来なかった人にとっては理解するだけでも苦労するため、勉強の途中で諦めてしまうという人も多いです。

ですが、そんな難しい知識をかみ砕いて図解してくれるため、初学者であっても頭に入りやすい内容になっています。

また、テキストの至る所にワンポイントやミニ解説を挟んでくれることや、重要度に応じてランク付けがされている点も理解のしやすさを後押ししてくれます。

細かいところまで独学者に分かりやすく工夫されている、まさに独学者ファーストの参考書ですね。

合格のトリセツの販売ページよりサンプルを見ることもできるため、初学者の方は一度目を通してみることをオススメします。

行政書士合格のトリセツを使ってみた感想

独学者ファーストを理念に掲げるだけあり、今まで法律に触れたことがない人が読んでみても分かりやすい構成になっています。

私自身も法律にまったく触れたことがなかったため、別の参考書を使用した際はあらゆる箇所で引っかかって中々先に進めずにモチベーションが上がらないなんてときも多くありました。

しかし、この行政書士合格のトリセツはテーマごとに図解が豊富なため、誰が見ても理解しやすくなっており、内容の難しさから挫折してしまう人も多い行政書士試験の勉強を始めるには最適だと感じました。

残念な点をあげるならば、既に行政書士試験を受験したことのある私から見ると、少し物足りなさを感じる点があります。

もちろん、必要な情報は網羅されているため、行政書士試験に必要な知識は十分詰め込まれていると思いますが、ある程度基礎知識が固まってきて、もう少し細かいところまで知りたいと思うときにはもう少し深いところまで掘り下げてくれたらなと感じる箇所もチラホラ見られます。

 

【TAC】みんなが欲しかった!行政書士の教科書

こんな方におすすめ

  • 簿記やFPなど他の資格でみんなが欲しかったシリーズを使ったことがある方
  • 他の資格などで多少でも法律を勉強したことがある方
  • 図解やイラストで理解したい方

みんなが欲しかった行政書士の教科書の特徴

オススメポイント

  • フルカラー+豊富な図解で視覚的にも分かりやすい
  • 行政書士試験六法付きのため、ポケット六法などを購入する必要がない
  • 科目別に分解できるセパレート方式
  • 各科目の冒頭にある「学習ガイダンス」でイメージの全体像が把握できるため初学者にも優しい

資格の学校【TAC】が出しているみんなが欲しかった!行政書士の教科書

TACは各種資格を取り扱っているため、みんなが欲しかったシリーズと呼ばれる資格の参考書を多く出版しています。

簿記やFPでもこのシリーズが発売されているため、他の資格でこのシリーズを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

本書のは全ページフルカラーで作られており、内容も豊富な図解が用いられるビジュアル的にも分かりやすく、混乱しがちな重要ポイントに挟まれる板書も分かりやすいと評判です。

内容自体も各科目の最初に学習ガイダンスがあるため初学者の人でもイメージがわきやすく、さらに一つ一つのテーマごとにしっかりと情報が掘り下げられているため、バランス的には非常に良いと感じました。

みんなが欲しかった行政書士の教科書を使ってみた感想

豊富な図解分かりやすい板書細かい知識まで十分拾ってくれるため、分かりやすさと知識の深さを兼ね備え、全体的なバランスとしては非常に優秀な参考書と感じました。

さらに重要な箇所や分かりにくい箇所には必ずと言っていいほど板書を挟んで丁寧に解説してくれるため、頭にも入りやすい作りになっています。

初学者にも既に学習したことのある人にとっても、役に立つ参考書というのが感想でした。

問題点をあげるならば、全くの初学者にとっては難しく理解できるまで少し時間がかかるかなと感じる箇所が何か所かあるように感じました。

みんなが欲しかったシリーズについて詳しく知りたい方は『みんなが欲しかった行政書士シリーズのレビュー』もご覧ください。

 

【伊藤塾】うかる!行政書士総合テキスト

こんな方におすすめ

  • 大学で法律を勉強したことがある方
  • 宅建やFPなどの試験で法律分野の科目を勉強したことがある方

 

 

うかる!行政書士総合テキストの特徴

オススメポイント

  • 圧倒的な情報量と細かいところまで取り上げてくれる質の高いテキスト
  • ハンディ行政書士試験六法が付いているため六法全書の類を揃える必要はなし
  • 分野ごとに確認問題が挟まれるため、覚えた知識をすぐにアウトプットできる
  • 要所にあるQRを読み込むことで、WEBから本試験レベルの問題にチャレンジできるため、これ一冊でアウトプットまで可能

法律系の資格講座を提供する【伊藤塾】が出しているうかる!行政書士総合テキスト

うかる!シリーズは行政書士試験の受験生からの評判も良く、売上も常に上位を誇っている定番の参考書です。

その人気の理由は書籍の内容のクオリティが非常に高いことが考えられます。

知識も非常に深くまで掘り下げられているうえに、フルカラーのため文章の内容も頭に残りやすく、マーカーも引きやすい作りになっているため勉強がしやすい構成になっています。

図解やイラストは他の参考書と比べると少ない印象ですが、重要なポイントでは必ず効果的な図解が入っているためスッと頭に入って来ます。

また、分野ごとに確認問題が挟まれるため、インプットした知識を問題集を用意しなくてもすぐにアウトプットできるため記憶にも残りやすい点も助かりますね。

うかる!行政書士総合テキストを使用した感想

まずこのテキストを使用して感じたのが圧倒的な情報量と内容の深さです。

他の書籍ではここまで取り上げられていないような非常に細かい情報まで丁寧に解説してくれるため、この本一冊理解すれば情報量に関しては他の参考書が欲しくなることはまずないはずです。

上記で紹介した参考書よりもイラストや図解が少ないため最初は殺風景に感じましたが、テキストは分かりやすく効果的な図解が多いため分かりにくいとは全く思いませんでした。

ただし、内容が濃厚な分、今まで法律に触れたことがない初学者には理解するまでに時間がかかる箇所があるため難易度が高く感じるかもしれません。
多少でも法律の分野の勉強をしたことがある人向けという印象でした。

行政書士試験の問題集のおすすめは?

 

行政書士試験のテキストとあわせて購入したいのが「問題集」ですね。

たまにテキストのみで試験に挑もうとする人がいますが、はっきり言って無謀です。

行政書士試験は過去問からの出題も多いうえに、出題範囲の幅も非常に広いため、テキストを読んで過去問を解くインプットとアウトプットを繰り返すことが重要になります。

過去問を制するものは行政書士試験も制すると言っても過言ではありません。

 

では、どの問題集がおすすめなのかと言うと、基本的には選んだテキストを出版した会社が出している、テキストに対応した問題集を購入するべきでしょう。

そうすると、問題集で出題された内容がテキストの何ページに書いてあるかなど、内容がリンクしていることもあり勉強効率は格段にあがります。

今回ご紹介したテキストに対応する問題集は以下の通りです。

 

タイトル うかる!
行政書士総合問題集
みんなが欲しかった
行政書士の問題集
行政書士合格のトリセツ
出版社 伊藤塾 TAC LEC
表紙 うかる行政書士総合問題集 みんなが欲しかった行政書士の問題集 行政書士合格のトリセツ基本問題集

 

この他にも1問1答や、記述式問題集などを販売している会社も多いですが、まずは基本問題集を購入しましょう。

その後で足りないものが出て来たら、そのような他の問題集を購入することをおすすめします。

 

行政書士試験を独学で挑戦したい初心者向けのテキストは?

さて、ここまでは行政書士テキストの総合的な内容で評価してきました。

ですが中には「行政書士試験を独学で挑戦したいけれど、初心者だから自信がない」という方もいると思います。

そんな方は入門テキストと呼ばれる、初学者向けのテキストを使用してみるのもいいかもしれません。

 

今回ご紹介した「みんなが欲しかったシリーズ」と「うかるシリーズ」には総合テキストに入る前の入門テキストがあります。

入門テキストは、総合テキストよりもさらに分かりやすくかみ砕いて解説してくれるため、難しい専門用語なども初心者であっても理解しやすい作りになっているのが特徴です。

さらに、総合テキストよりも入門テキストの方が安く購入できるので、「本格的に挑戦する前にお試しで行政書士試験に触れてみたい」という方ならば購入を検討してみてもいいと思います。


行政書士試験の参考書選びの【まとめ】

今回は行政書士試験にオススメの参考書を3つに絞ってご紹介いたしました。

参考書は問題集とあわせて使うことでインプットとアウトプットを繰り返すことが記憶の定着と理解への最大の近道ですのであわせての購入をオススメ致します。

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