書籍名 | 特徴 | 料金(税抜き) |
---|---|---|
うかる! 行政書士入門ゼミ |
これから行政書士試験を始める人のための全体のイメージを掴める入門テキスト。 | 1,600円 |
うかる! 行政書士総合テキスト |
うかるシリーズの中心となる総合テキスト。 他のテキストと比べても内容の濃さはトップクラス。 |
3,000円 |
うかる! 行政書士総合問題集 |
総合テキストに対応した総合問題集。 過去問+オリジナル問題でしっかりアウトプット。 |
2,600円 |
うかる! 行政書士 新・必修項目115 |
行政書士試験の中から重要な必修項目の要点をまとめたテキスト。 持ち歩きもしやすくスキマ時間の学習にうってつけ。 |
1,600円 |
うかる! 行政書士直前模試 |
行政書士試験の本番に向けた直前模試を自宅で挑戦できる一冊。 | 1,400円 |
うかる! 行政書士民法・行政法解放スキル完全マスター |
試験の大部分を占める民法と行政法の解答テクニックを纏めたテキスト。 | 2,200円 |
目次
うかる!行政書士シリーズとは
うかる行政書士シリーズは法律系の資格の受験指導に定評のある大手の予備校伊藤塾が出版する行政書士の参考書シリーズです。
行政書士の講座を提供している伊藤塾だからこそできるクオリティの高さは合格者でも愛用している人はとても多く、行政書士参考書売上№1を取ることも多いです。
使っていた参考書を行政書士の合格者から聞くとかなりの割合でうかるシリーズの名前が上がるため実績も多く、行政書士試験の参考書を選ぶならばぜひ検討してみて損はないです。
うかるシリーズはメインとなる総合テキストをはじめ、、初学者に向けた入門ゼミや、必修項目だけをまとめたうかる!行政書士 新・必修項目115や民法と行政法の解答技術が身につくうかる!行政書士民法・行政法解放スキル完全マスターなど弱点を補えるテキストもあるので、まず総合テキストを購入してみて、自分の学習スタイルに合わせて買いそろえて行くのが最も効率的でしょう。
うかる!行政書士入門ゼミ
ポイント
- 初めて行政書士試験に挑む人にも分かりやすいテキスト
- 行政書士試験や行政書士の仕事のコラムもあるから、合格後のイメージもわいてモチベーションUP!
うかる!行政書士入門ゼミはこれから行政書士試験の勉強を始める人のために、行政書士試験の試験科目の全体の要点を分かりやすくまとめたテキストで、総合テキストに入るための導入も兼ねています。
総合テキストであるうかる!行政書士総合テキストは非常によくできていますが、そのクオリティの高さから初学者には少し難易度が高いテキストです。
そこで総合テキストに入るために初学者のために要点をまとめて分かりやすくしたのが入門ゼミです。
初学者にも分かりやすく説明がされており、図解も豊富に使用されているため試験科目の全体像を把握することができます。
また、行政書士試験の学習だけでなく、試験日程などの概要や行政書士の仕事について、途中にはコラムとして行政書士へのインタビューなどもあるため行政書士についてイメージもしやすい構造になっています。
総合テキストとも内容がリンクしているため、入門テキストで全体像の把握が済んだら、スムーズに総合テキストに移行できるように工夫もされているのもありがたいですね。
入門テキストは購入するべき?
大前提として入門テキストに書いてある内容は基本書でも載っていると思ってください。
なので、総合テキストを最初から理解できるならば必ずしも入門テキストを購入する必要はありません。
しかし、行政書士試験で出題される法律科目は今まで法律に触れたことのない人にとってはとても難易度が高く、いきなり総合テキストに挑戦したが、内容が理解ができずに挫折してしまったという人も多いです。
そのため、行政書士試験の挑戦に少しでも不安を抱いている人はこの入門ゼミを購入すべきだと思います。
まずはこの入門ゼミを理解して自信をつけてから総合テキストに取り組めばおそらく総合テキストの大半は理解できるレベルに仕上がっているはずです。
料金も総合テキストの約半額程度なので、試験への導入の参考書としては優秀なコスパですね。
逆に、宅建やFPなどである程度法律に触れたことがある人にとっては入門ゼミを購入しても十分に効果を活かせない可能性もあるため、総合テキストから入っても良いと思います。
うかる!行政書士総合テキスト
ポイント
- 豊富な情報量と細かい知識まで取り上げてくれる質の高い内容
- 要所にあるQRを読み込むことで、WEBから本試験レベルの問題にチャレンジできるため、これ一冊でアウトプットまで可能
- ハンディ行政書士試験六法が付いているため六法全書の類を揃える必要はなし
- 分野ごとに確認問題が挟まれるため、覚えた知識をすぐにアウトプットできる
うかるシリーズのメインとなる総合テキストです。
分かりやすい解説と内容の掘り下げで、非常に高いクオリティにまとまっています。
私も受験生時代は実際に使用していましたが、非常に細かい知識まで取り上げてくれるため、この本一冊理解すれば情報量に関しては他の参考書が欲しくなることはまずありませんでした。
テキストの構成自体もフルカラーで文章の内容も頭に残りやすく、マーカーも引きやすい作りになっているため勉強がしやすくなっています。
分野ごとに確認問題が挟まれるため、インプットした知識をすぐにアウトプットできるため記憶にも残りやすい点も記憶の定着への手助けになります。
ただし、他の参考書ほど図解は多くなく、今まで法律に触れたことがない初学者には理解するまでに時間がかかる箇所があるため難易度が高く感じるかもしれないため、中上級者向けのテキストと言うイメージを持って頂けると良いかと思います。
ポイント
また、テキスト内にあるQRコードを読み込むことでうかる!行政書士総合テキスト特設サイトの対応する問題にアクセスすることができ、その場で本試験レベルの問題に挑戦することができます。
総合テキストに対応した問題集です。
重要な過去問に加えてオリジナル問題も多く収録されています。
問題ごとの重要度がランク付けされており、さらに選択肢ごとに「超重要」「予想問題」「捨て問」などのアイコンもつけられているため、問題の出題傾向が自然と身につくことができます。
総合テキストとリンクした内容になっているため、総合テキストを購入するならばこの総合問題集はセットで購入するとオススメです。
うかる!行政書士 新・必修項目115
行政書士試験では重要項目の要点を正確に抑えるかどうかで得点が大きく変わって来ます。
ですが、どこが重要な項目であるかの感覚をつかむのが難しいというのも事実です。
新・必修項目115では行政書士試験で出題頻度が高く重要なポイントに絞って掘り下げて解説してくれるため、重要な項目の要点を掴むことができます。
総合テキストと違い持ち運びもしやすく、一冊に全科目が収録されるため、これ一冊持ち運ぶだけで仕事の通勤時間や休憩時間を使って重要ポイントの復習をすることもできます。
さらに、重要度に応じてランク付けもされているため、力の入れどころも分かりやすいです。
総合テキストともリンクされているため、読んでいて気になる箇所があったら総合テキストで詳しく調べるという使い方もできますね。
うかる!行政書士民法・行政法解放スキル完全マスター
行政書士試験で記述式でも出題されて得点の大半を占める民法と行政法。
この二つの科目さえ完璧に抑えれば合格できると言っても過言ではありませんね。
逆に中々点数が伸び悩んでいる人は民法、行政法の知識が不安定なことが原因かもしれません。
そこで民法と行政法に特化したこの書籍です。
この書籍では各分野ごとに解法の鉄則と呼ばれる解答のため手順やポイントやが記載されています。
その鉄則の次には過去問からの設問が置かれているため、解法の鉄則を当てはめてみると、どこが問われやすいのが、どこが論点なのかが非常にスムーズに分かります。
この鉄則を理解することで、記述式の回答のコツもつかむことができます。
また本書の到達度を確認できるように、伊藤塾では到達度チェック問題特設ページが設置されており、書籍内のQRコードを読み込むことでいつでも挑戦することができます。
うかる!行政書士シリーズの評判は?
実際にうかる行政書士シリーズを使用してみた人たちからの評判はどうなっているのでしょうか?
良い評判と悪い評判をご紹介いたします。
良い評判
・入門ゼミは体系的によくまとまっていて分かりやすかった!
・フォントも大きく行間もゆったり取られているので、読みやすい作りになっていました。
・民法行政法解放スキルマスターは得点が安定しなかった頃、この本で頭の中をかなり整理できたのを覚えています、予備校ってこんな感じで教えてるのか、と感じながら勉強することができました。
悪い評判
・うかるの総合テキストは細かすぎて、法律をまったく勉強していない人が最初からこのテキストで全部理解できていたら素直に凄いと思う。
・難解な法律用語の解説がなく、どこに載っているかも書かれていないため、戻って探すのにとても苦労した。もう少し解説を細かくしてほしい
まとめ
うかるシリーズは昔から行政書士の受験生に愛され続けてきた鉄板テキストで、クオリティの高さは他の参考書と比較しても文句なしと言えるでしょう。
非常に細かい知識まで扱ってくれるため、理解できるようになるまでは大変かもしれませんが、行政書士の参考書を検討するならぜひ候補には入れて欲しいシリーズですね。