動物・ペット関係

トリマーに資格はいらない?その理由を徹底解説します

                     
  1. HOME >
  2. 動物・ペット関係 >

トリマーに資格はいらない?その理由を徹底解説します

相談者Aさんのお悩み

昔から動物が好きでトリマーの仕事に憧れていました。

もうすぐ今の仕事を辞める予定なので、憧れだったトリマーの仕事を目指したいと考えています。

ですが、年齢的にも今から専門学校に行くような余裕はなくて、実際に働きながらスキルを磨いていけたらと思っています。

そこで、トリマーとして働くのに資格などは必要なのか、必要なならおすすめの資格も教えて頂けたら嬉しいです。

 

この記事ではそんなお悩みを解決いたします。

 

こちらもCHECK

トリマーは中卒者が輝ける仕事
トリマーは中卒や高卒こそ輝ける仕事なのか!?

続きを見る

 

トリマーに資格はいらない?

ペット

まず、トリマーの仕事に資格は必要かと言う問題に関しては「資格がなくても働ける」が正解です。

理由をご説明するために、まずは国家資格の仕組みについて簡単にご説明します。

国家資格には「独占業務」と「名称独占資格」という制度があります。

二つの用語の意味は以下の通りです。

独占業務:その資格を持っていないとその業務を行ってはいけないという意味です。

例:獣医師は独占業務として定められているため、獣医師免許所持者以外の者が飼育動物の診療をしてはいけません。

 

名称独占資格:資格を持たないその資格の呼称を利用することを禁止するという意味です。

例:獣医師は名称独占資格として定められているため、獣医師免許を持たない者が獣医師という名称を名乗ることも法律で禁止されています。

 

このように国家資格として定められている業種の定めを破れば罰則もあります。

逆に独占業務ではなく、名称独占資格としても定められていない業務に関しては資格がなくても誰でも行うことができるうえに、名乗るのも自由です。

現在はトリマーという業種には国家資格がないため、誰でもトリミング業務を行えますし、全くの未経験者でもトリマーを名乗ることもできるのです。

 

注意ポイント

ペットに関する業種では国家資格が定められて職種が多い特徴があります。

そのためペットに関する仕事として有名な「動物看護師」「ブリーダー」「トリマー」などはすべて誰でも行うことができましたし、名乗ることも自由でした。

しかし、動物看護師に関しては、国家資格である「愛玩動物看護師」が制定されることが決定しました。

そのため、将来的には動物看護師は国家資格を取得しない限り名乗ることも業務を行うこともできなくなる予定です。

 

さて、トリマーの仕事は資格がなくてもできることは説明しましたが、実際に雇ってもらえるかとなれば残念ながら話は別になります

トリマーの活躍場所はペットサロンやペットショップ、最近では動物病院での求人なども増えてきており、活躍の場所は広がって来ています。

さらに、トリマーの数が足りず、猫の手も借りたいという職場は多いですが、それでも全くの無資格・未経験者を雇って一から育てあげてくれるというところは正直少ないでしょう。

もちろん、未経験から現場で実務経験を積みながら実力を付けて行くという人もいるので、絶対に不可能ではありませんが、
求人の応募条件でも資格者または経験者を条件としているのがほとんどなため、就職活動は茨の道と覚悟した方がいいでしょう。

可能ならば、応募の前に民間団体が認定しているトリマーに関する民間資格を取得したうえで面接に挑むことで信頼を得やすくなります

 

トリマーの資格が必要になるときは?

トリマーの資格が必要になるのはどんなときなのでしょうか?

一番多いのが動物取扱責任者が必要になるときだと思います。

動物取扱責任者はトリミングサロンなどを開業する際に、国から許可を貰うために必ず配置しなければならない資格者です。

動物取扱責任者になるにはいくつか方法がありますが、最も人気なのが特定の資格を取得して実務経験を積む方法です。

自治体が指定するトリマーの民間資格などを取得して一定の実務経験を積むことで、動物取扱責任者になることができるため、その際にはトリマーの資格が必要になります。

 

ただし、どの資格でも良いわけではなく、指定された特定の資格であることが必要になります。

どの資格が指定されているのかは各自治体のホームページなどを参考にしてください。

 

さて、ではトリマーの資格を取るにはどうしたらいいのでしょうか。

トリマーの資格を取る方法はいくつかあります。

トリマーの資格を取る方法

  • 学校に通って取得する
  • 通信講座を受講して取得する
  • 独学で取得する

1つずつ確認して行きます。

 

①学校に通ってトリマーの資格を取得する

資格の取得方法としては王道と言える方法です。

専門学校は全国各地にあり、専門講師の下で実際に生きている動物を使ってトリミングを行えるため、実技もしっかりと学ぶことができます。

また、卒業と同時に資格を取得することができる仕組みを取っている学校も多いため、実技・資格どちらも狙っていくことができるため、本格的にトリマーを目指したいと思う場合はまずは学校を検討しましょう。

会社や育児で忙しいという人のために、最近では、夜間や土日専門コースを導入している学校も多いのも嬉しいですね。

 

②通信講座でトリマーの資格を取得する

最近ではトリミングの通信講座というのも増えて来ました。

通信講座でトリミングの実技が学べるの?と思う方も多いと思いますが、モデル犬をカットして評価表を貰う方法や、実技のみスクーリングで学ぶことができたりと、様々な配慮がされています。

通信講座で「たのまな」と「日本ケンネルカレッジ」がオススメです。

これら二つの講座は各種トリマー資格を発行している団体と提携を結んでいるため、

たのまなは「JPLA公認トリマー」、日本ケンネルカレッジは「JCSA公認トリマー」の資格を在宅で狙うことができます。

 

③独学でトリマーの資格を取得する

トリマーの民間資格の多くは、団体が定めたカリキュラムを修了することが受験資格となる場合が多いため、独学だけでは受験資格を得ることすら簡単ではありません。

しかし、「JKC公認トリマー」などは2年間JKC会員となるなどの条件を満たすことで受験資格を得ることができます。

ただし、試験には筆記試験はもちろん、実技試験なども含まれるため、実際にカットの経験がないと試験の突破は難しいと言えるでしょう。

トリマーの資格で人気なのは?

トリマーの資格で最も知名度が高く人気の資格と言えばやはり上記にも出て来た「JKC公認トリマー」と答える人が多いともいます。

トリマーとして働く方でも取得してる人も多く、トリマーとして活躍していきたいならばぜひ取得おきたい資格ですね。

 

また、最近では「ペットシッター」の資格や「ペット介護士」などのペットに関する資格を取得して、トリマーと組み合わせる人も増えています。

 

トリマーの資格は働きながらでも取得できる?

上記ではトリマーの資格の取得方法をまとめました。

ですが、今は社会人として働いていたり、家事や育児に忙しくて取得できるか心配という方もいると思います。

その点についてはご安心ください。

トリマーの資格を取得する人の多くは社会人として活動しながら取得している人が多いです

通信講座であれば、スキマ時間や休日で十分取得ができる内容になっていますし、学校であっても最近は夜間や土日開講コースなど忙しい社会人に合わせたコースなども用意されているため、社会人であってもトリマーの資格を取得することは十分可能です。

トリマーの資格なしでも開業はできる?

さて、トリマーの仕事は資格がなくてもできることはご紹介しましたが、開業の場合はどうでしょうか。

上記の通りトリミング業務については資格が必要ないため、トリマーに関する資格を持たずに開業する人もいます。

トリマーの開業には主に「ペットサロン等の開業」をする方法と「フリートリマー」になる方法の二つがあります。

二つの違いは以下の通りです。

ペットサロン等の開業

事業所となる場所を用意して開業して来店したお客様のペットをトリミングする。

フリートリマー

事業所となる場所を持たずに、お客様の家など指定の場所に訪問してトリミングを行う。

つまり自分の店を持つかどうかというのが大きな違いです。

しかし、ペットサロン等の開業は動物の「保管」に該当するため動物取扱業としての届出と、従業者の中に動物取扱責任者の有資格者が必要となります。

一方でフリートリマーの場合は現段階では動物取扱業の規定する業種には該当しないため、動物取扱責任者の資格は必要ありません。

つまり、事業所を借りて開業をする場合は自分が動物取扱責任者の資格を取得するか、資格を有している職員を雇う必要がありますが、フリートリマーの場合はとくに資格は必要ないということになります。

【まとめ】

  • トリマーの仕事は資格がなくてもできる
  • トリマーとして開業をするには、動物取扱責任者が必要になることがある
  • トリマーの資格の取得方法には「学校で取得」「通信講座で取得」「独学で取得」の3つの方法がある

 

-動物・ペット関係

© 2021 ワーカーズ・カレッジ Powered by AFFINGER5