・テキストの種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない
この記事ではそんなお悩みを解決いたします。
この記事はこんな方におすすめ
- 2021年の保育士試験に独学で合格したい
- 初めて勉強をするため、分かりやすい独学向けのテキストを知りたい
これから保育士の勉強を始めようと考えている方にとって、まず始めに取りかかるのが「テキスト選び」ですね。
選択肢が多いと言えば聞こえはいいですが、初めて保育士試験に挑戦するという人にはどのテキストが良いか分かりづらいですよね。
この記事ではこれから宅建試験の勉強を始める方に向けて、テキスト選びのポイントとテキストごとの特徴を解説していきます。
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保育士試験を独学で合格できるテキスト選び
保育士は毎年非常に多くの受験者がいる人気国家資格である一方、試験の合格率は毎回20%前後と難関に相応しい数字を誇ります。
なぜこれほどの難易度が高いかについては「膨大な勉強範囲の広さ」と「求められる知識量の多さ」が大きな原因になります。
保育士試験の筆記試験は科目だけでなんと9科目も存在します。
保育士試験の出題科目
- 保育原理
- 教育原理
- 社会的養護
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉
- 保育の心理学
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 保育実習理論
さらに、どの科目も勉強してみると意外と奥が深く、さらに科目ごとに内容が関連している箇所も多くあるため1科目マスターするだけでもかなりの勉強を必要とします。
そのため、保育士試験を独学で突破するためには、効率の良いテキスト選びは必須と言えるでしょう。
ですが、保育士試験は人気資格でもあるため、非常に多くのテキストが各会社から出版されています。
どのテキストがを選んだら良いか悩まれる方も多いですね。
なので、オススメテキストの紹介の前に、まずはテキスト選びのポイントをご紹介します。
ポイント① やってはいけないテキスト選びの方法
テキスト選びにおいてやってはいけないことは他人の評価だけを見て特徴を調べずに購入を決めてしまうことです。
「知り合いが使っていたから」、「アマゾンやショッピングサイトでの評価ランキングが高かったから」という理由で決めてしまうと、ほとんどの場合は購入後に他のにしとけば良かったと後悔することになります。
なぜならテキストは出版社ごとに特徴やレベルがあるため、参考書は人によって向き不向きがあるためです。
また、下記でも説明しますが、基本的には参考書は一冊のみを使い倒すのがベストです。
しかし、評価だけで決めてしまう人は必ず別の参考書が後から欲しくなります。
テキストは必ず特徴を調べたうえで、自分に合った参考書を購入するようにしましょう。
ポイント② 最新版のテキストを使おう
参考書は必ず最新版のものを購入するようにしましょう。
保育士試験のなかには法律の知識や国の制度など、頻繁に情報が更新される知識が多く含まれます。
試験ではこのような改正ポイントから出題されることとも多く、そのような問題が出題されれば改正前に作られた古い参考書では絶対に対応できません。
むしろ、間違った知識が入ってしまうため、間違いなくその問題は落とすうえに、後から知識を訂正するのは非常に苦労することになるでしょう。
中古やフリマアプリで購入できるテキストは安く入手できるため、魅力的に感じるかもしれませんが、そこは少し値が張ってでも最新版を購入しましょう。
ポイント③ テキストは一冊だけに絞ろう
試験までに使用するテキストは基本的に一冊だけにしましょう。
なぜなら、保育士試験で出題される知識はテキストごとに言い回しが変わって来ることがあります。
そのため、同じことが書かれていたとしても少し書き方が異なっているだけで混乱することになりますし、記憶の定着も困難になります。
同じテキストを使っていると、過去問を解いている際に載っていない知識があったりすると不安になることもあるかと思います。
ですが、そのたびに新しいテキストを買っていたらキリがないですし、どこに何が載っているのか間違いなく分からなくなり手間も増えます。
最初の一冊目を購入する際によく検討したうえで、最後までそのテキストを信じぬくぐらいの気持ちでテキストは使い倒しましょう。
保育士試験を独学で合格したい人にオススメのテキスト【2021年度版】
さて、上記でも述べた通り「自分に合ったテキスト選び」というのは保育士試験の勉強において非常に重要な課題になります。
独学で挑む場合は以下の3点を主軸に考えるのが良いでしょう。
テキスト選びのポイント
- 分かりやすさ
- 使いやすさ
- 内容の掘り下げがされているか
独学をする上で、以上の3点が備わっているテキストならば、保育士試験でも十分通用するテキストと言えます。
逆に、テキストの中には「初学者にフォーカスし過ぎて合格に必要な情報には足りない」や「独特の内容過ぎて人を選ぶテキスト」も多くあります。
これらはハマると非常に有用なテキストですが、独学者が最初に選ぶ一冊としてはふさわしくない可能性も高いです。
そこで、皆様のテキスト選びの参考になればと、私が実際に使用してみて特に良いと感じ上記のポイントをバランス良く抑えたテキスト三冊を特徴・口コミと併せてご紹介していきます。
今回取り上げるのは以下の三冊です。
【ユーキャン】 ユーキャンの保育士速習テキスト |
特徴:フルカラー+豊富な図解で分かりやすさバツグン! 内容も良く分析されていてクオリティが高い |
こんな方におススメ:保育士試験初挑戦の方 図解やイラストが豊富なテキストが良い方 |
【成美堂出版】 いちばんわかりやすい保育士合格テキスト |
特徴:内容の掘り下げも十分でシンプルなテキストのため読みやすい |
こんな方にオススメ:イラストなどで理解するよりも教科書のようなテキストが良い方 |
【TAC】 この1冊で合格!桜子先生の保育士必修テキスト |
特徴:桜子先生の丁寧な解説があるため知識がスムーズに頭に入る。 内容も要点がよくまとまっていて理解しやすい。 |
こんな方におススメ:テキストを淡々と読み解くのではなく講義形式で学びたい方 |
オススメテキスト3冊の比較
料金 | 2,090円 | 1,980円 | 2,200円 |
---|---|---|---|
テキストの販売形式 | 上下巻 | 上下巻 | 上下巻 |
【ユーキャン】ユーキャンの保育士速習テキスト
ユーキャンの保育士速習テキストの特徴
オススメポイント
- フルカラー+豊富な図解で視覚的にも分かりやすい
- ポイント確認テストがテーマごとに挟まれるため知識の定着がしやすい
保育士試験の講座として抜群の知名度と実績を誇る【ユーキャン】から出版されている「ユーキャンの保育士速習テキスト」。
ユーキャンでは保育士試験の講座を行っており、各種保育士講座のなかでも抜群の知名度と実績を誇っています。
そんなユーキャンのノウハウを詰め込んだがのがこちらの「ユーキャンの保育士速習テキスト」です。
このテキストの魅力は「分かりやすさ」と「保育士試験をよく分析して作られている内容」です。
テキストはフルカラーで構成されている上に、図解やイラストがとても豊富なため、読むというより見て分かるテキストで、まったくの初学者であっても理解しやすい作りになっています。
さらに、内容自体も通信教育として信用に厚いユーキャンが独自の分析に基づいた解説を行ってくれるため、実践向きのテキストとして評判も非常に良いです。
収録内容
上巻:保育原理/教育原理/社会的養護/子ども家庭福祉/社会福祉
下巻:保育の心理学/子どもの保健/子どもの食と栄養/保育実習理論
ユーキャンの保育士速習テキストを使ってみた感想
このテキストの一番の魅力はなによりも「分かりやすさ」です。
本屋に行っていくつかの参考書をペラペラめくってみたとき一番印象に残るのはこの参考書という方も多いと思います。
イラストや図解がとても多いため、読んでいて楽しいため、勉強が苦になりにくいです。
逆に、昔ながらの教科書のようなテキストが好みという方には向いていない内容かもしれないという印象でした。
ユーキャンの保育士速習テキストの口コミ
- フルカラーで表も要点がまとまっていて分かりやすかったです。内容もよくまとまっており、しっかりとしたテキストだと思います。
- 可愛らしいレイアウトに見合わず大枠を理解したうえで細かい箇所の学習をさせてくれるため、インプットがしやすいです。
【成美堂出版】いちばんわかりやすい保育士合格テキスト
オススメポイント
- わかりやすい文章と豊富な図解で集中しやすいテキスト
- 〇✖式一問一答が様々な場所に散りばめられているため知識の理解と記憶の定着がしやすい
【成美堂出版】が出しているいちばんわかりやすい保育士合格テキスト
上記のユーキャンのテキストがフルカラーでバラエティ豊かな構成になっているのに対してこちらの書籍は教科書に近い印象を抱きます。
細かい箇所までの掘り下げと分かりやすい解説などが十分に備わっているため、非常に効率的なテキストになっています。
随所に出される一問一答で自分の実力をチェックしながら学習することができるため、インプットもしやすい作りになっています。
収録内容
上巻:保育の心理学/保育原理/子ども家庭福祉/社会福祉
下巻:教育原理/社会的養護/子どもの保険/子どもの食と栄養/保育実習理論
いちばんわかりやすい保育士合格テキストを使ってみた感想
上記でも紹介したユーキャンのテキストほどイラストが多くないため派手な内容ではありませんが、非常にシンプルで読みやすいテキストになっています。
落ち着いた教科書のような形式のテキストを好む方にとっては圧倒的に使いやすいはずです。
内容も掘り下げられていて、かゆいところに手が届くためこれ一冊を徹底的に勉強したらかなり得点が取れるように感じました。
いちばんわかりやすい保育士合格テキストの口コミ
- 内容もまとまっていてスッキリとした印象のため、読んでいて疲れない。
- 内容がコンパクトにまとまっているため、勉強しやすいです。試験の出題率もとても高く感じます。
【KADOKAWA】桜子先生の保育士必修テキスト
桜子先生の保育士必修テキストの特徴
桜子先生の保育士必修テキストのタイトルにもある「桜子先生」はSNS上でカリスマ的人気をを誇る「桜子先生の保育士合格メソッド」を提供している方で、元々大手教育機関で講師としてのキャリアを積み上げ5万人以上の生徒を指導してきたベテラン講師です。
そんな桜子先生が満を持して執筆したのがこの「桜子先生の保育士必修テキスト」です。
内容自体が非常によくできており、保育士試験合格に必要な情報が上手にまとめられています。
テキストの重要なポイントごとに桜子先生の丁寧な解説が入るため、テキストを読んでいるというよりはまるで桜子先生から講義を受けているような気持ちで学習することができます。
そのため、内容がスラスラ頭に入って来るため、勉強が苦手という人でもとても読みやすいテキストになっています。
収録内容
上巻:保育原理/子どもの保険/保育の心理学/子どもの食と栄養/保育実習理論
下巻:子ども家庭福祉/社会福祉/社会的養護/教育原理
桜子先生の保育士必修テキストを使用した感想
以前より管理人も桜子先生のTwitterやブログにお世話になっており、保育士試験を目指す友人には桜子先生のことを教えたりしていました。
それほど保育士試験において注目されていた桜子先生が出す保育士試験のテキストだったため、特に一押しのテキストでもあります。
テキストには桜子先生の受験ノウハウがしっかりと落とし込まれていて情報の網羅も十分ですし、
内容も桜子先生の講義形式で進むため頭に内容がスッと入り、非常に使いやすかったです。
桜子先生の保育士必修テキストの口コミ
- 講義形式で進んでいくため、内容がとても頭に入りやすいです!桜子先生のキャラクターも親しみやすいので勉強がまったく苦になりません。
保育士試験のおすすめの問題集は?
保育士試験に挑戦する前に必ず過去問の問題集一冊には挑戦するようにしましょう。
保育士試験は過去問からの出題も多く、テキストだけだとどこまで理解できているかというのも判断しにくく、重要な過去問をマスターできれば、十分理解力も身についているため、本試験でも十分対応することができるようになるでしょう。
過去問を選ぶコツは何よりも「使いやすさ」と「試験の分析力が高い」問題集です。
当サイトではこの基準を基に以下の2冊をおすすめしており、よほどの理由がなければこのどちらか一冊をとことんやりこめば十分本試験でも対応できます。
書籍名 | ユーキャンの保育士過去&予想問題集 | 保育士完全合格問題集2021 |
---|---|---|
著者 | ユーキャン | 保育士試験対策委員会 |
表紙 | ||
特徴 | 鉄板とも言えるユーキャンの過去問題集。 大手ならではの分析力で重要な過去問と予想問題が 豊富に出題される。 |
解説も丁寧で分かりやすく、 本試験が丸々収録されているため、自分の実力が合格レベルかの判断もできる。 |
ユーキャンの保育士過去&予想問題集
おすすめテキストでもご紹介したユーキャンのテキストに対応した問題集です。
大手のユーキャンだからできる圧倒的な過去問からの分析力を駆使して作り上げているため、非常に重要な過去問を的確に収録しており、解説も丁寧な優れた一冊です。
ボリュームがあるため、少々分厚いですが、これ一冊あれば過去問に困ることはまずないでしょう。
保育士完全合格問題集2021
「保育士完全合格問題集」は、こちらも過去問題集としては非常によく作られてる一冊です。
解説も図解が豊富で分かりやすく、本試験を丸々収録しているため、試験前の腕試しにも丁度いいですね。
上記のユーキャンとどちらを購入するかは自分の好みで使いやすい方を選択して構わないくらい、どちらもよくできた問題集です。
以下のAmazonの商品ページからどちらも簡単に試し読みができるため、ぜひ一度は見てみることをおすすめします。
保育士試験のテキスト選びの【まとめ】
今回は保育士試験にオススメの参考書を3つに絞ってご紹介いたしました。
参考書は問題集とあわせて使うことでインプットとアウトプットを繰り返すことが記憶の定着と理解への最大の近道ですので、あわせての購入をオススメ致します。