・テキストの種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない
この記事ではそんなお悩みを解決いたします。
この記事はこんな方におすすめ
- 測量士補試験に独学で合格したい
- 初めて勉強をするため、分かりやすい独学向けのテキストを知りたい
これから測量士補の勉強を始めようと考えている方にとって、まず始めに取りかかるのが「テキスト選び」ですね。
選択肢が多いと言えば聞こえはいいですが、初めて宅建に挑戦するという人にはどのテキストが良いか分かりづらいですよね。
この記事ではこれから宅建試験の勉強を始める方に向けて、テキスト選びのポイントとテキストごとの特徴を解説していきます。
Table of Contents
測量士補試験のテキスト選び
測量士補試験は毎年約1万人が受験する国家資格です。
測量に関する仕事に就いている方やこれから就きたい方、そして測量士補を合格することで土地家屋調査士の試験が一部免除されることなどから、人気も高いです。
平均的な勉強時間は150時間~250時間程度と国家試験の中でもそこまで難易度は高くない試験と言えます。
しかし、測量士補試験は単純な暗記の知識だけではなく、数学的な知識も多く求められるため、意外と苦手とする受験生は多いようで、合格率は30%前後とそこそこのハードルを保っています。
独学で狙えるレベルの試験だからこそ重要なのは、分かりやすく効率の良いテキスト選びは必須と言えるでしょう。
しかし、初めて測量士補試験に挑戦するという人にはどのテキストがいいのかいまいち分からないですよね。
そこで今回は測量士補試験におすすめのテキストを紹介していきます。
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測量士補試験におすすめのテキスト
独学で挑む場合は以下の3点を主軸に考えるのが良いでしょう。
テキスト選びのポイント
- 分かりやすさ
- 使いやすさ
- 内容の掘り下げがされているか
独学をする上で、以上の3点が備わっているテキストならば、測量士補試験でも十分通用するテキストと言えます。
これらはハマると非常に有用なテキストですが、独学者が最初に選ぶ一冊としてはふさわしくない可能性も高いです。
そこで、皆様のテキスト選びの参考になればと、私が実際に使用してみて特に良いと感じ上記のポイントをバランス良く抑えたテキスト2冊を特徴・口コミと併せてご紹介していきます。
測量士補合格ガイド |
特徴:測量士補試験ではシェア率が高く、定番テキストと言える。 図解と写真も多く内容も網羅されており、万能性の高いテキスト |
こんな方におススメ:ある程度数学に自信がある方、万能タイプなテキストが良い方 |
やさしく学ぶ測量士補試験 |
特徴:初学者でも分かりやすくとても丁寧に解説してくれ、 数学などの基礎知識から学習できる新設設計 |
こんな方にオススメ:測量士補の知識がない初学者 |
測量士補合格ガイド
オススメポイント
- 二色刷り+豊富な図解で視覚的にも分かりやすい
- 写真が豊富に使用されておりイメージがしやすい
- 基礎編と実践対策編の2段構成のため着実に理解できる
測量士補のテキストにおいて定番と言って良いのがこの「測量士補ガイド」です。
テキストは2色刷りでシンプルな造りになっていますが、写真や図解も豊富なため、読みやすい内容になっています。
内容は基礎編と実践対策編の二段構成になっているため、初学者でも理解がしやすい工夫がされているのも魅力的です。
テキストの合間に練習問題が挟まれるため、インプットとアウトプットを交互に繰り返しながら学習できるため、これ一冊でも試験には大分強くなれるはずです。
さらに、著者が運営している試験対策WEBとも連携しており、こちらは無料で利用できるため、上手く活用すればより実践的な知識を獲得することもできます。
測量士補合格ガイドを使ってみた感想
測量士補の勉強を始める際、友人から測量士補と言えばこれと紹介されたのが測量士補合格ガイドでした。
基礎編と実践対策編に分かれているため、全くの初学者だった私でもすんなりと入り込むことができました。
内容も測量士補試験で問われる内容は一通り網羅されているようで、これを買っておけば間違いないんだろうと言った内容でした。
ただ、私自身が数学の分野に弱かったため、それを知っているのが前提とされる知識がところどころ見られたため、その辺りは昔使っていた数学の参考書を引っ張り出して来て対応していました。
基礎編ではこの辺りの数学の基礎知識も扱ってくれますが、私のように二次方程式ですら怪しいくらいのレベルだと少し難しいかなと言う印象でした。
逆に数学の基礎知識がある方ならば、図解による測量の知識の解説の分かりやすさはバツグンのため、このテキストで問題ないのかなと感じました。
測量士補合格ガイドの口コミ
- 文章も分かりやすく、丁寧な図解や写真が豊富なのが魅力的でビジュアルで理解できる。二色刷りというのがまた落ち着いたレイアウトで良かった。これ一冊あれば問題なく合格できる印象でした。
- 数学の知識があれば理解はしやすくスムーズに学習できると思うが、まったくないという方はこの参考書では苦労するのではないかと思う。
やさしく学ぶ測量士補試験
オススメポイント
- 二色刷り+豊富な図解で分かりやすく作られてる
- 初学者でも分かりやすいように、出題傾向の分析やテーマごとの重要度のランク付けがされている。
- 難解な数学の知識を分かりやすく解説してくれるため、数学が苦手な方でも分かりやすい
やさしく学ぶ測量士補のテキストの魅力はなんと言っても丁寧で分かりやすい解説です。
間違えやすいところや出題傾向が高いところをとても細かく解説してくれるため、初学者であっても試験の傾向が理解しやすく、全体的な内容も分かりやすくまとまっています。
また、測量士補試験の問題を解くために必要な数学の知識をとても丁寧に解説してくれており、「学生の頃に勉強した数学の知識なんてすっかり忘れちゃった」なんて人にも寄り添った一冊になっています。
やさしく学ぶ測量士補を使ってみた感想
私はバリバリの文系人間だったので、測量士補に興味を持つまで算数も忘れかけていたレベルでした。
そのため、最初は数学の復習から始めていました。
やさしく学ぶ測量士補のテキストは、そんな私でも分かるくらい数学の分野からかみ砕いて解説してくれるため、
私が受験生だった時代は、測量士補合格ガイドを使用しており、他のテキストと読み比べることなく使用してしまっていましたが、もしその頃こちらのテキストと読み比べていたらこちらのテキストを使用していたと思います。
やさしく学ぶ測量士補テキストの口コミ
- とても分かりやすく解説してくれるのが本書の一番の魅力です。数学の知識も端から端まで丁寧に書かれているため、置いてけぼりになることなく、最後までしっかり理解することができました。
測量士補の勉強におすすめの過去問は?
ここまでは基本のテキストについて解説してきましたが、勉強をするうえでもう一つ大切なのが問題集選びです。
たまに過去問をせずにテキストだけで学習しようとする人がいますが、この考えで本試験を受かったという人を見たことがありません。
過去問を学習するというのは、知識の応用力を身に付け、出題傾向を把握するという意味でも重要で、過去問を制する者は試験を制すると言っても過言ではないです。
ただし、過去問を片っ端から解いていけばいい訳ではなく、過去問にも出題傾向が高い問題と、滅多に出題されない問題など偏りがあるため、過去問を分析して、重要テーマに絞って出題してくれる問題集を選ぶことが重要です。
そのため、当サイトでおすすめしている問題集は以下の2冊です。
タイトル | 測量士補過去問280 | 測量士補合格過去問 |
---|---|---|
表紙 | ||
特徴 | 分野別・項目別に分類されているため、 理解がしやすい。 重要度もランク付けされているため、問題集としては非常に優秀。 |
おすすめテキストでも紹介した【測量士補合格ガイド】に対応した過去問題集。 模試も付いているうえに、アプリもリリースされている外出中でも勉強ができる。 |
測量士補過去問280
測量士補の過去問と言えばこれを思い出す方も多いのではないのでしょうか。
日建学院が出版しているこの測量士補過去問280は過去問の問題集としては非常に優秀で、大手ならではの試験への分析力、分野別・項目別に分けられているため、知識が整理しやすく、重要度に応じてランク付けされている点など問題集に必要な要素をほぼ兼ね備えています。
問題のすぐ後に設問ごとの解説を加えてくれるため使いやすさもとても良かったです。
特にこだわりがなければ過去問はこれ一冊を徹底的にやり込むことをおすすめします。
測量士補合格過去問
測量士補合格過去問は、おすすめテキストでも紹介した測量士補合格ガイドと同じ著者による過去問題集です。
問題集としても優秀ですが、測量士補合格ガイドに対応しているため、測量士補合格ガイドと併せて使用することで相乗効果が期待できます。
過去問題集として優秀なこともさることながら、過去問以外にも模試がついていたり、本書に対応したアプリが存在するなどサポート力もバツグンで使いやすい一冊です。
測量士補試験のテキスト選びの【まとめ】
測量士補試験に関するテキストならば今回ご紹介した2冊のいずれかを購入すれば間違いはありません。
私が使ってみた感想ですが、「数学の知識に自信があるならば測量士補ガイド」「数学の知識に不安があるならばやさしく学ぶ測量士補」を選択すればいいかと思います。
Amazonの商品ページから試し読みなどもできるため、興味を持ったならばぜひ商品ページへ飛んでみて試し読みしてみることをおすすめいたします。