介護・福祉

生活支援員をもう辞めたい!経験者が語る退職理由6選を大紹介

                     
  1. HOME >
  2. 介護・福祉 >

生活支援員をもう辞めたい!経験者が語る退職理由6選を大紹介

生活介護で働く生活支援員の方のお悩み

生活介護施設で生活支援員として障害者支援をしています。

正直な話、身体的にも精神的にも限界が来ています。

重い障がいを持つ方も多く、仕事が終われば毎日クタクタなのに、仕事が終わらず残業だらけ。

周りの職員も辞めていく方が多いです。

好きで始めたこの仕事ですが、会社の方針にも合わず、もう辞めたいなんて考えています。

でも、辞めた後どうするかなどはまだ考えられてなくて不安なことも多いです。

考えがごちゃごちゃでどうしたら良いか分からない毎日です。

 

この記事ではそんなお悩みを解決します。

 

生活支援員の仕事を辞めたいと感じる理由

 

障がいを持つ方や高齢者の方を支える生活支援員の仕事ですが、

残念ながら離職率は低いとは言えず3年以内に退職をしてしまう人も多いのが現状です。

 

なぜ、これほど辞めてしまう人が多いのでしょうか。
生活支援員を実際に辞めた方から聞いた退職理由をまとめて紹介していきます。

 

①ストレスの増加

生活支援員の仕事は非常にハードな仕事です。

危険がないか常に気を張り続けていなければならない仕事のため、身体的にも精神的にも非常に体力が削られる仕事ですし、
噛まれたり髪を引っ張られたりなんてしょっちゅうで、生傷も絶えないなんてことも多いです。

そんな大変な毎日に体調を崩すことが増えたという方や、腰にコルセットは常備するようになったなんて方もいます。

体調不良やストレスを感じることも多い、そんな生活をこれから先、歳を取ってからも続けていくのは無理だと判断する人も多く、それが理由で退職を決める人もいます。

 

②給料の低さ

福祉の業界であればどうしても問題視されがちな給料の低さ

昔から問題視されつつも中々解消されず、一人暮らしをしていると、家賃を払って生活するだけでほぼなくなってしまうなんて方も多いのではないでしょうか。

福利厚生や退職金もない。管理者になったとしても上がる金額は僅か、
将来的な昇給も見込めずで、ここにいても老後の蓄えもできないと見切りをつけて退職していく人も多いですね。

生活支援員で働いている人の多くが給与に不満を感じているようですが、その理由については以下の記事が参考になります。

生活支援員の給料が低い理由

生活支援員の給料が安い理由
生活支援員の給料が安い理由は?障害者施設で働く人の給料事情とは

続きを見る

 

③夜勤や土日勤務が辛い

施設の形態によっては夜勤土日の出勤が必須のところもあります。

とくに夜勤の場合は、ただでさえ大変な仕事なうえに、生活リズムも乱れやすく、結果として体調を崩してしまう人も多いです。

さらに体調の問題だけではなく、夜勤や土日勤務などで、他の友人などとライフスタイルもずれていくため、周りの友人が仕事したり遊んでいる時間に睡眠を取っていると思うと、強い疎外感を感じることもあり、日中のみの勤務や土日休みの職場に転職する人もいます。

とくに夜勤の仕事には健康上の問題点も多くあげられており、夜勤に入り続けることでリスクも多いとされています。

以下の記事では夜勤に入るデメリットについてまとめているため参考にしてください。

夜勤のデメリットは?メリットとの比較を徹底検証

夜勤をするデメリットは?
夜勤をするデメリットは?メリットとの比較を徹底検証

続きを見る

 

④将来性への不安

給与の低さや、衰えて行く身体。出会いがない、子どもが欲しいなど。

誰しもが将来への不安を感じています。

周りの友人たちの話や不景気なニュースを聞いている内に漠然とした不安や焦りを覚えた経験はきっとあると思います。

実はこの理由は生活支援員だけでなく、あらゆる職種で誰もが感じるはずなのですが、なぜか自分だけが置いて行かれているような感覚になってしまうという方が多く、仕事を頑張れば頑張るほど不安が募るばかりと悪循環に陥ってしまいます

そんな将来への不安が募って新天地へと転職していくというのも退職理由としては多いですね。

 

⑤人間関係の問題

退職理由としては最も多いとも言われる人間関係の問題。

どんな職場でも多かれ少なかれあるはずですが、生活支援員という仕事の性質上、職員の方や、利用者とそのご家族など様々な人と関わらなければならず、何よりもコミュニケーションを求められます。

長く同じ仕事を続けていると一度や二度は人間関係に悩む場面にはぶつかることもあるでしょう。

しかし、一度関係がこじれてしまうと修復はなかなか難しく、人間関係に苦しみそのまま辞めていくという人も多いです。

⑥向いていないと自信を失う

生活支援員として働いていると、様々なところで失敗をすることもあると思います。

  • 利用者の方と上手に接することができなかった
  • 注意散漫で危機意識が欠けていた
  • 細かいミスが多い

多忙な業務をこなす中で、このようなことは誰にでも一度や二度はあるでしょう。

 

ですが、小さなミスや反省も積み重なると、段々と「自分にはこの仕事は向いていないのではないか」と不安に感じてしまうことがあります。

誰もが通る道だと乗り越えられればいいですが、全員が全員この壁を乗り越えられるわけではありません。

 

失った自信を取り戻せずに退職の道を選んでしまう人も多くいますね。

 

生活支援員を辞めたあとはどうする?

別の障害者支援施設で生活支援員を続ける

今の職場では人間関係や収入面で厳しいけど、今後も生活支援員の仕事自体は続けたいという人も多いです。

そんな方は別の施設に移って生活支援員にもう一度就くという選択を取ります。

生活支援員は求められる施設の種類も数も多いため、転職にもそこまで困ることはないのも嬉しいですね。

 

生活支援員が働く施設

  • 生活介護施設
  • グループホーム(共同生活援助)
  • 就労継続支援施設(A型・B型)
  • 就労移行支援
  • 自立訓練(生活訓練・機能訓練)
  • 地域活動支援センター

 

夜間の勤務がネックだった人は日中勤務のみの職場に移ったり、収入に不安があるならば規模の大きな法人の施設に移ったりと、自分が抱える問題点を中心に次の職場を考える方が多いですね。

生活支援員の数が足りてない施設も多く、転職活動で困ることもないのもメリットとしては大きいです。

今まで積み上げて来たキャリアやスキルを活かせるため、選択肢としてはこれが一番多いかもしれませんね。

 

他の福祉・介護職で働く

生活支援員の大変さを知ってるため、もう同じ仕事はやりたくないけど、福祉の仕事はしたい。

そんな方は他の福祉関係の仕事に就くようです。

私が見てきた中では、児童の分野である放課後等デイサービスや、介護職に転職する人が多い印象でした。

生活支援員は広い年齢層、様々な障がいを持つ方に臨機応変に対応する仕事のため、どの職種でも応用が利きやすく、転職してみたら大活躍なんて方の話も多く聞きます。

生活支援員の経験を積むことで取れる「サービス管理責任者」などの資格を目指すという方も多いです。

生活支援員と比べると給料も高く、待遇も良いため、興味のある方は以下の記事を参考にしてください。

サービス管理責任者の仕事って大変?その仕事内容を解説

サービス管理責任者仕事って大変
サービス管理責任者の仕事って大変!?その仕事内容などを解説

続きを見る

 

まったく別の業種を目指す

生活支援員の仕事の大変さに、もう福祉の仕事は嫌だと感じる方もいるようです。

そんな方の場合は事務などのまったく逆の方向へと進んでいく方もいます。

就いてみたら意外とこっちの方が合っていたと言う人もいれば、身体を動かす仕事に慣れ過ぎて座ってルーティンワークをこなす仕事に慣れずに福祉の業界に戻って来るという人もいますね。

 

資格を取得する

福祉の業界は資格が重要視される世界です。

そのため、次はよりよい仕事に就くためまずは資格を取ろうと考える人も多いようですね。

生活支援員の実務経験を積めば社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得の道も目指せるため、ぜひ今までのキャリアを活かせる資格を目指しましょう。

退職した後も雇用保険で条件を満たせば職業訓練を受けることもできるため、こちらを利用するというのも一つの手ですね。

どんな資格を取ればいいのか分からないという方は、この記事で様々な福祉系の資格を紹介しているので参考にしてください。

福祉系の資格のおすすめランキング

福祉系の資格のおすすめランキング
福祉系の資格のおすすめランキング【2021年度版】

続きを見る

 

生活支援員と介護職員の違いは?

さて、生活支援員を辞めたいと考えて、福祉・介護関係の求人を見ていると、生活支援員と同時募集で介護職員という名前を目にすることも多いと思います。

 

今まで生活支援員として働いていたけど、介護職員にもなれるの?

 

と、転職などをきっかけに普段はあまり意識したことがなかったけれど、改めて考えてみるといまいち分からないと言う方も多いですね。

 

まず、生活支援員については特に資格がなくても誰でもなることができ、言葉通り日常生活のサポートを行うことがメインの仕事です。

 

一方で介護職員という言葉には複数の意味が含まれており、広い意味では介護施設で利用者の方々の日常生活のサポートをする職員を介護職員と呼ぶことがあります。

介護施設自体は資格がなくても働くことができますが、介護施設で行われる身体介護は初任者研修などの特定の資格がなければできません。

このように資格を持って身体介護を行う職員を介護職員と呼ぶこともあります

 

施設によって使われ方や、意味の捉え方が異なるため、一概に介護職員を説明するのは少々難しいですが、
身体介護をするためには特定の資格が必要というポイントは介護職員として働く上で重要となるため、覚えておきましょう。

 

そのため、介護職員の場合は初任者研修や介護福祉士など特定の資格を持っていることが求人への応募の条件となることがあります。

そのため、今まで生活支援員をやっていたけれど、次は介護職員になりたい!と考えている方は、まずは応募条件を見て、資格要件などがあるかを確認するようにしましょう。

生活支援員を辞めるときの手続きは?

辞めたいという気持ちが決まったのならば、退職に向けての手続きを行いましょう。

退職までの簡単な流れは以下の様になります。

退職までの流れ

  1. 退職の意思を伝える
  2. 退職日の調整
  3. 退職届の提出
  4. 業務の引き継ぎ
  5. 退職書類の受け取りや備品の返却

 

どのくらいの時期に行えばいいかの目安でまとめると以下のようになります。

2か月前 退職の意思を伝える
退職日の調整
1か月前 退職届の提出
業務の引き継ぎ
退職当日 退職書類の受け取り
備品の返却

 

まとめ

 

最後に生活支援員を辞める退職理由をまとめます。

生活支援員の退職理由

  • ストレスの増加
  • 給料の低さ
  • 夜勤や土日勤務が辛い
  • 将来性への不安
  • 人間関係の問題

無理を続けて身体を壊してしまうというのが最も恐れるべきことです。

ぜひ自分の現状と照らし合わせてみて、辞めるべきか続けるべきかの判断材料の1つとして利用していただけたら幸いです。

-介護・福祉

© 2021 ワーカーズ・カレッジ Powered by AFFINGER5