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グループホームで働く職員が抱える悩みとは?

                     
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グループホームで働く職員が抱える悩みとは?

 

Aさんのお悩み

(20代女性 勤務歴2年 介護職)

元々デイサービスに勤めていましたが、グループホームに転職して来ました。
介護の仕事は好きなのですが、夜勤がどうしても合わなくて、体調不良が続くことが多くなっています。
介護度も聞いていたより高い方が多くて、自分の実力不足に自己嫌悪になります。

Bさんのお悩み

(30代男性 勤務歴4年 管理職)

現在グループホームの管理者として働いています。
ですが、自分はまだ管理者の器ではなかったようで、周りからのプレッシャーや業務量の多さに押しつぶされそうです。
立場上、かんたんに辞めるなんて言い出せなく、非常に悩んでいます。

 

みなさまはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

グループホームで働く職員の方は日々さまざまな悩みを抱えていますね。

とくに辞めたいという悩みは周りに相談しにくく思い詰めてしまうこともあると思います。

 

そこで、この記事では、グループホームで働く職員の方のお悩みと、その対処方法について解説していきます。

 

ポイント

グループホームと呼ばれる施設には2種類あります。
高齢者の方を対象にした「認知症高齢者グループホーム」と、障がいを持つ方を対象とした「共同生活援助」と呼ばれるものがります。

正式名称は異なりますが、どちらの施設も一般的にはグループホームと呼ばれています。

対象者は異なりますが、どちらも少人数で共同生活を送り自立した生活を目指すという点においては共通しています。

 

今回は両方の施設を比較しつつ、共通する退職の理由を解説していきます。

 

グループホームで働く職員のお悩み

 

グループホームで働いていた方々に退職の理由を聞くと以下のような理由が多いことが分かりました。

グループホームを辞めた理由は?

  • 業務内容が大変
  • 収入が低い
  • 夜勤がきつい
  • 人間関係が辛い
  • 他の仕事に興味が出て来た

 

 

業務内容の大変さ

グループホームの目的はあくまで自立の支援です。

家庭に近い環境の中で少人数の集団生活を行って行こうというのが本来の姿のはずであるため、身体的な介護などは少ないはずです

 

しかし、超高齢化社会と呼ばれる現在、介護施設の数が不足している地域も多いです。

結果として、介護度も高く、本来ならば特養などに入所するべきである方も、満床であるためグループホームに入所するケースが増えて来ています。

そのため、身体的な介護が常に必要だったり、重度の認知症を患っている方への介護が必要になったりと、想定よりも過酷な介護の環境が生まれることも多いです。

 

また、腰を曲げたり立ち上がったりがとにかく多い仕事のため、腰や足を痛める人もいます。

身体的にも精神的にもハードな環境に、将来的に続けて行くのは厳しいと感じる人も多いようです。

 

給料が低い

グループホームで働く職員の中には、給料が業務量に見合っていないと感じる方もいます。

グループホームで働く職員の給料については、「生活支援員の給料が低い理由」でも述べましたが、やはり社会人全体の平均的な給与と比べると安い傾向にあります。

 

上述した通り過酷な業務が多いわりに給料は低く、残業代の出ない施設もまだまだ多いなど、収入や待遇面に不満を覚えている職員は多いようです。

管理者などの役職に昇格すれば、手当も付いて給与も上がりますが、必ずしもなれる訳ではありませんし、業務量と手当が見合っていないと感じる方も多く、結婚や出産、老後などの将来的な不安を問題視して転職する人もいます。

夜勤がきつい

グループホームは利用者の方が暮らす施設のため、夜間の間も職員が在中している必要があります。

そのため職員によっては夜勤が入ることもあります。

夜勤の場合は手当が付いたりとメリットもありますが、生活リズムが崩れやすく、体調を崩してしまう方もいます。

また、他の友人と時間が合わなくなったりと夜勤自体が厳しいと言う人もいます。

また、夜勤は職員の数も少なくなるため、何かあってもすぐに駆け付ける体制ができていたとしても、もし何かあったらどうしようとプレッシャーも強いです。

 

人間関係が辛かった

グループホームは少人数で家庭に近い環境で生活する施設のため、距離も近くなりやすい環境にあります。

だからこそ、一人一人とのコミュニケーションが重要になります。

しかし、だからこそ職員との関係はもちろん、利用者との関係性がうまくいかないと辛い思いをします。

一度人間関係に思い悩むと、プライベートな時間まで憂鬱な気持ちが続いて仕事に行きたくないとしんどい気持ちが強くなっていくこともあるでしょう。

他の仕事に興味が出て来た

長く働いていると、他の仕事に興味が出るということは誰しもがあると思います。

「友人の話を聞いたり」、「テレビで特集されていたり」「ネット記事を読む」など原因は様々ですが、ふとしたきっかけで別の仕事に興味がわくものです。

 

私の知っている方の中には、子どもと関わる仕事がしたいと、保育士を取って児童に関わる施設へ転職したり、
趣味でやっているプログラミングを仕事にしたいと、フリーランスになった人もいました。

この理由については前者までの理由とは異なり比較的前向きな退職理由であるため、自分には無理だとすぐに諦めてしまわず、積極的にチャレンジしていただきたいですね。

 

グループホームの仕事はきつい?

仕事自体がきついと退職する人もいれば、こんなに楽しい仕事はないと言う人もいます。

どうしても過酷な面も多い仕事であるため、正直なところきつい仕事です。

 

しかし、利用者の方と触れ合ったり笑顔が絶えない環境であることも多く、楽しいと感じる場面も多くあります。

グループホームで働く職員の方はどのようなときにきついと感じるのでしょうか。

その理由を1つずつ解説していきます。

 

きつい理由①危険が多い

グループホームは人の命を預かる施設です。

そのため職員は利用者の安全に全力で務めなければなりません。

 

しかし、長く働いていると一度や二度は危険な事故になりかけ、ヒヤリハットに遭遇しかけたことは誰にでもあると思います。

そんなときにこの仕事の危険と怖さを再認識したなんて方も多いのではないでしょうか。

 

このようなことが起こらないように常に気を張って危険を防止して安全に配慮しなければならない仕事のため、神経を削られる仕事です。

 

きつい理由②料理ができない

グループホームでは料理作りが仕事の1つである場合も多いです。

そのため、普段から料理をしない人には初めは初めにぶつかる壁の1つですね。

やっている内に慣れて来て料理が趣味にまでなる人もいれば、どうしても料理が性格に合わず辛い業務と感じる方もいます。

どうしても日常的に行う業務ため、料理がしんどいとなると、かなり辛いかもしれませんね。

 

きつい理由③ 暴言や暴力を受けることがある

ときには利用者の方から暴力や暴言を受けることもあります。

仕事だから仕方ないと割り切りたくても、人間であればどうしてもネガティブな気持ちが強くなってしまいますよね。

 

グループホームの仕事に向いている人

ここまではグループホームを退職する理由などについて解説してきました。

ですが、中には何十年と勤め続ける人もいます。

その人たちに共通するのは以下のような人たちです。

  • 身体を動かすことが好きな人
  • 人と関わることが好きな人

 

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