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高卒で就職すると後悔する?その理由を徹底解説

                     
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高卒で就職すると後悔する?その理由を徹底解説

相談者Aさんのお悩み

今高校2年ですが大学に行くべきか就職するべきか悩んでいます。

周りからは大学に行くべきだと言われますが、正直大学に行く意味があまり感じられず、それなら早く就職してキャリアを身につけたいなと思っています。

どちらの方がいいか、ぜひアドバイスをいただけたら助かります。

 

高卒で就職して後悔した理由

 

大学に行かず、高卒で就職をする人にはそれぞれ事情があると思います。

家庭の事情や金銭面の都合で大学に行きたくても行けない場合もあれば、夢を追うために高校を出たらすぐにその夢に向かって努力したい人。

こう言った事情であれば、高卒での就職でも応援します。

 

ですが、少しでも早く社会に出て働きたい、大学に行く意味を感じられない。

このような事情であるならば、絶対に大学に行ってからの就職をおすすめします。

 

その理由を次で一つずつ解説していきます。

 

①学歴による転職・就職の制限を受ける

20代の内は若さで転職がうまくいくことも多いです。

しかし、30代も近くなってくると、高卒の場合は就職や転職の幅というのは非常に狭くなります。

不景気が続く現代で、今の職場が絶対に安定し続けるとは言い切れなくなってきており、30代40代になってから会社の倒産などにより新しい仕事を探さなければならなくなった際、高卒の場合だと書類選考を通過することも難しくなり苦労することも考えられます。

少しでも転職を有利にしようと資格の取得に挑もうにも、国家資格の多くには学歴による受験資格が設けられており、
資格を取って転職と言う手段も絶たれるなんて可能性だってあります。

 

働いている中でやりたい仕事や就きたい仕事が見つかることもあるでしょう。

しかし、そうなったときでも必ず学歴の壁にはぶつかります。

少しでも早く社会に出て働きたいという気持ちがあるならば、なおさら大学には行くべきでしょう。

 

②周りからの目が辛い

高卒ということが周りに知られると、どうしても白い目で見られることがあります。

差別とまではいかなくても、高卒だと分かった時点で相手を見下し始める人というのは多かれ少なかれどこにでもいるはずです。

自分は自分と言い聞かせても、簡単に割り切るのも難しく、学歴コンプレックスを抱えたまま生活していくことに、いつか苦しむときが来るかもしれません。

学歴コンプレックスという言葉がありますが、これを感じ始めるのは30代になってからという方が多いです。

20代の内は若さ勢いという武器があるため、学歴がなくても意外とどうにかなってしまうこともありますが、
30代になってその武器も弱くなり始めた頃に学歴の強さを知り、段々と高卒であるということに負い目を感じ始めるのではないかと言われています。

 

③将来に対して不安を感じる

上述した通り、学歴が高卒の場合はできる仕事の幅は間違いなく狭まります。

いつ何が起こるか分からず、40代50代となったとき自分になにかあったときにどうなるんだろうと、夜中ふと不安で目が覚めると言う人もいるくらいです。

 

少しでも資格などを取得して手に職をつけようとしても、資格の受験資格にも学歴による制限などがあり、思ったように取得もできず八方塞がりになる可能性もあります。

努力や頑張りで解消できることではないだけに、学歴の壁は歳を取るごとにどんどん押しかかってくることでしょう。

④大卒の人と比べて生涯収入が低い

どうしても大卒で働き始めた人と比べて、高卒者の生涯で貰える収入は低くなる場合が多いです。

厚生労働省が公表している学歴別の初任給では以下のような違いがあるというデータがあります。

高卒の初任給 大卒の初任給
16万7,000円 21万円

参考:令和元年賃金構造基本統計調査結果

 

これが生涯収入にどれほどの差があるか考えてみましょう。

高卒の場合、大卒者より4年早く働けているためその分のアドバンテージがあります。

仮に高卒で大卒者よりも4年多く働けたとして、ボーナスなどを除いて計算すると、
167,000円×48か月で801万円のアドバンテージがあると仮定します。

一方で大卒者は大学を出てから生涯に渡り高卒者と比べて4万円多く貰えると考えた場合、仮に801万の差が最初にあったとしても大体20年後には大卒者の方が高卒者の収入を追い抜かしていることになります。

そのあとも差が広がり続ける上に、実際はボーナスやキャリアアップの差もあることから、やはり最終的に貰える生涯年収は大卒者の方が圧倒的に高額となることが分かりますね。

 

高卒で就職してよかったという人もいる

私は高卒で就職をしてよかったと感じています。

今の職場は良くも悪くもそこまで専門的な知識が求められる仕事でもないということもあり、学歴よりも職歴やその人の人格を評価するという社風です。

今の仕事は本当に楽しいですし、やりがいもあります。
お給料に関しても周りの大卒の同級生と比べてもそこまで変わらない金額を貰えています。

おそらく大学に行っても行かなくてもこの会社でやることや評価は変わらなかったと思いますし、

当時は大学に行くお金もなかったので、もし行くならば奨学金を借りて大学に行ってたことになります。
奨学金がある分、もし大学に行っていたらかなり大変だったと思います。

そのような理由もあって私は高卒で就職してよかったと感じています。(30代/男性)

 

ここまで高卒で就職するデメリットを解説してきましたが、
もちろん、高卒だから確実に不幸になると言う訳では決してありません。

上述で感想を言ってくれた方のように高卒で就職して良かったという人も多くいます。

 

高卒で就職する最大のメリットは、大学に行かない分だけ夢を追いかけることができたり、現場経験を多く積むことができる点が考えられます。

特に技術職の場合は、高卒で就職した職場に、同じ歳の大卒者が入社して来たときにはすでに4年の現場経験を積んでいるため、きっとその職場では大卒者よりも便りにされることでしょう。

仮に今の職場が潰れてしまったとしても手に職をつけながら長年頑張って来た職場が潰れてしまったりしたときに、
大学に行かずに経験を多く積んでいたことが幸いして、次の職場がすぐに見つかったという人もいます。

高卒で就職して良かったと感じる人もいることは理解しておきましょう。

 

 

高卒で就職した人の現実【実際の体験談をご紹介】

 

実際に高卒で就職した人が、今はどんなことを思っているのか、高卒の現実を体験談でご紹介します。

40代男性の体験談

私ははっきり言って高卒で就職したことを後悔しています。

もともと将来のことをあまり深く考えていなかったこともあって、高校のときから大学に行く意味を感じることができず、

どちらかと言うと学校が嫌いだったので、あと4年間も学生を過ごすというのがとても耐えられなかったという気持ちもあって、当時は周りの反対もありましたが、押し切って高卒で地元の企業に就職しました。

最初は初めてのことばかりで仕事も楽しかったのですが、
もともと飽きっぽい性格だったので、20代の内は何回か転職も繰り返していました。

ですが、転職を繰り返していく内に、私が一生をかけてやりたいなと興味を持てる分野は大体が大学卒業が条件になっているため、挑戦することすらできませんでした。

さらに、その経験を積んだり資格を取るためにも学歴の要件の壁にぶつかるなど、年齢を重ねるにつれて学歴さえあればと後悔することも増えていきました。

少なくとも、大学を出ていれば選択肢が狭まることもなくもっと色々なことに挑戦できたと思います。

 

高卒で就職して後悔するのか悩むなら大学にいこう

 

たまに高卒では生きていけないなんて言う人もいますが、これははっきり言って間違いです。

業種によっては学歴よりも人柄やスキルが重要視されるところも多くあり、そういったところであれば高卒で実務を長く積んだ人の方が活躍できる場所もあるでしょう。

そのため、高卒のすべてが悪いとは言いません。

 

ですが、高卒であることで選択肢の幅が狭まるのは間違いありません

生きて行くうえで年齢を重ねるごとに必要となるお金はどんどん増えて行きます。

今はよくても、いつか給与面などに悩んで転職を考えたとき、大卒者の割合が非常に多い現代において、高卒の場合は書類選考すら通らないようなことも多いです。

このように、条件の良い仕事は大卒者からどんどん埋まっていくため、
生きていけないとまでは言わなくても、高卒者の場合は取れる選択肢の幅が狭まる可能性が高いです。

「家業を継ぐため」や、「将来の夢のために少しでも早く社会に出る必要がある」などの理由がある方は、高校を卒業して就職というのは選択肢として充分ありえると思います。

ですが、たまに冒頭の相談者の方のように大学に行く意味が見いだせないという理由で高校を出て就職しようとする人もいますが、はっきり言って大学に行く意味を持って進学する人なんて本当に一握りです

高校生の内からそこまで将来のことを考えて動けというのも無理な話なので、これは仕方ないことかもしれません。

 

大学で勉強をしたり、友人と遊んでいく中で将来の目標を見つけても決して遅くはありません。

目的がないから大学に行かないではなく、将来の目的を探すために大学に行くというのも立派な選択肢です。

 

それでも、どうしても高校を出て働きに出たい方は、
最近は便利な世の中になっており、4年制の大学に無理行かなくても、通信制の大学という選択も豊富にあり、働きながら大学に行くこともできます。

大学に行くか行かないかの二択ではなく、このような選択肢を視野にいれて考えてみてもいいかもしれませんね。

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