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介護職は底辺と呼ばれるが実際はどうなの?元介護職員が解説

                     
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介護職は底辺と呼ばれるが実際はどうなの?元介護職員が解説

介護職は底辺の仕事だなんて言われることがあります。

 

介護の仕事をしたことがない人から見たらとっつきにくい業界かもしれませんが、
なぜ、これほど介護の仕事が底辺だと言われるのでしょうか。

実際に介護職で働いてみた感想を基に介護の仕事の実態を解説していきます。

 

介護職が底辺と馬鹿にされる理由

さて、ではまずなえ介護職は底辺の仕事だなんて言われるのでしょうか。

その理由については以下のような理由があるためだと考えられます。

介護職が底辺だと言われる理由

  • 6Kの要素が強い
  • 給料が低い
  • 誰でも働けそうなイメージ
  • 人間関係が厳しそう
  • 立ち仕事が多い

 

このような理由があげられることがあります。

しかし、実際に働いたことがない人がイメージで言っていることも多いですね。

実際にはどうなのか、1つずつ解説していきます。

 

①6Kの要素が強い

今までは3K(きつい・汚い・危険)と呼ばれていましたが、近年の労働環境から最近ではさらに「帰れない、厳しい、給料が安い」の3つを加えた6Kと言われることがあります。

底辺の職業にこれと言った決まりはありませんが、底辺職と言われる職業の共通点を見ると、やはり6Kの要素が強い仕事は底辺と言われることが多いようです。

実際のところ介護職の仕事はこの6Kの要素を非常に多く伴っているのは事実です。

仕事的にも肉体労働の一面も強く、きつい要素もあり、

汚物の清掃や入浴の介助など、汚い要素もあり、

人の命を預かることはもちろん、他害や安全を確保するための危険性や、送迎業務があればその危険性もあります。

人手が足りないところだと残業も多く、給料も全体的に高いとは言いがたい業界であるため

そのため、6Kに当てはまるかと言われれば、これは否定できないでしょう。

 

②給料が低い

福祉施設や介護施設の多くは、利用者の数等に応じた国からの報酬で運営しています。

しかし、施設にはそれぞれ利用定員が存在し、利用者の数に上限が決まっているため、稼げる金額にも限界があります。

一般的な会社のように、業績の向上により社員の給料に還元したり、効率化を図り人件費を減らすようなことが難しいという背景があり、介護の業界全体がどの職種であっても比較的給料が安いことが問題となっています。

介護職が給料が安い理由については以下の記事でさらに詳しく解説していので、参考にしてください。

生活支援員の給料が安い理由は?給料を上げるための秘訣をご紹介

生活支援員の給料が安い理由
生活支援員の給料が安い理由は?障害者施設で働く人の給料事情とは

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③誰でも働けそうなイメージ

高卒など学歴があまりない人でも働けそうというのは、底辺の仕事の特徴の一つと言えます。

資格などにより学歴が必要になることはありますが、基本的に学歴がなくても資格さえあれば歓迎というところは多いです。

面接などの際も人間性や資格を重視する傾向も多いため、どうしても学歴が低い人は多くなりがちですね。

 

④人間関係が厳しそう

介護や福祉の業界は、どうしてもコミュニケーションが重要視される仕事と言うだけあって、、人間関係に厳しそうなイメージを持たれがちです。

実際のところ気の強い方も多く、女性の職場という環境もまだまだ多く、人間関係には気を遣う場面も多いです。

さらに、色々な経歴や資格を持った方もいたり、働く人の年齢層も幅広いため、この辺りは厳しい業界かもしれませんね。

 

⑤立ち仕事が多い

介護と言う仕事上どうしても立ち仕事が多くなってしまいます。

もちろん、シフト作成やプログラムの準備、請求業務など事務作業も多いのですが、身体を使う作業や立ちっぱなしで業務にあたることも多いため、立ち仕事が多く肉体労働を伴う仕事と言えます。

 

底辺なんて言わせない介護職で働くメリット

ここまで介護職の辛い箇所に絞ってご紹介してきましたが、しかし、それを補うだけのメリットも多い仕事です。

ここからは介護の仕事をするメリットについて解説していきます。

介護の仕事をするメリット

  • 経験とともにキャリアアップがしやすい
  • 仕事に困らない
  • 人から感謝されることが多い

 

①経験とともにキャリアアップがしやすい

介護の仕事は、経験を積んでいくと共にキャリアアップしていく仕組みになっています。

たとえば、介護の資格の登竜門と呼ばれる介護職員初任者研修を取得して介護の経験を積んでいくことで以下のようにキャリアアップしていくことができます。

初任者研修

これらの資格は一度取得してしまえばどこでも使える上に、どの資格も持っていれば転職などには困らないほどの資格です。

資格手当も付くため、経験を積めば積むほどキャリアを形成していくことができるというのは、長く続けるモチベーションにもなりますし、強いメリットですね。

 

②仕事に困らない

介護の仕事は資格と経験が非常に重要視される業界です。

そのため、介護の仕事にある程度経験があり、比較的簡単に取ることができる介護職員初任者研修などを取得すれば、将来的に食いっぱぐれる可能性は低い業種です。

多くの産業で、将来に不安を感じる人が多い中で、この強みを持てるのはありがたいですね。

③将来性が高い

業界全体の人手不足だったり、今後高齢化社会の問題が増々深刻化されることも

施設の数も増えており、国も介護職員の処遇の改善に力を入れています。

安定性もあり、将来性が高い点も考えるとメリットと言えるでしょう。

 

介護職の男は底辺どころか増えている

「男で介護職なんて」と言う方もいますが、実は介護職でこそ男性が輝けるのです。

たしかに介護職全体を見たら女性の比率の方がまだまだ高く、介護は女性の仕事だと決めつける人もいるかもしれません。

ですが、現在男性の介護職に就く人の割合はどんどん増えており、2~3割は男性と言われています。

 

男性の場合、介護に付き物の力仕事を得意としている点や、男性だからこそ乗れる相談なども多くありますが、男性の比率が女性に比べて低いために、男性は重宝されますし、活躍することもできます。

上述した通り、長く続けて行けば、キャリアアップし、主任、施設長、エリアマネージャーと役職を目指すこともできます。

男性で介護に興味がある方は、周りの目など気にせず思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

介護職で働いていた人の体験談

ここまで解説してきた通り、底辺と言われがちな介護の仕事ですが、
実際に現場で働いている人はどのような気持ちで働いているのか、介護の仕事についての感想や体験談をまとめていきます。

 

20代女性介護士Aさんの体験談

新卒から6年間有料老人ホームで働いています。

私は介護の仕事が天職と感じているので、あまり底辺とかそういうことを意識したことがありません。

激務で大変な仕事というイメージもあると思いますが、実際に働いてみると正直なところ介護職は大変だというイメージが一人歩きしているように感じています。

もちろん夜勤があったり、仕事内容も実際に大変なことも多い仕事ですが、落ち着いている時間は利用者の方々とゆっくりお話しをしたりする時間もありますし、残業が発生することもそこまでありません。

残業があった際は残業手当もつきますし、給料も資格手当や深夜手当がつくので特に役職などに就いている訳ではない私でも平均並みには給料は貰えています。

いつかは転職をして別の介護の仕事をするかもしれませんが、当分は今の職場で働くつもりですし、介護の仕事はずっと続けていくつもりです。

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