Aさんのお悩み
転職活動中の者です。
新卒で入った会社で5年ほど働いてきましたが、別の業種に行きたいと考えて転職活動をしていますが、なかなかうまくいかずに難航中です。
ネットやYou Tubeで転職のコツなどを調べて勉強しているつもりなのですが、初めての転職ということもあって、いまいち正しいやり方やコツが分からず、なぜうまくいかないのかもわからない迷走中の状態です。
ぜひ、私の何がいけないのか、どうしたらいいのかを教えてください。
このように初めての転職活動がなかなかうまく行かずに、焦ってしまう20代の方というのは多いようですね。
しかし、ここで焦って適当な企業に入ってしまうと、結局うまくいかずにまた転職と、繰り返していく内に気づけば30代なんて人もなかにはいます。
そうならないためにも、ここでしっかりと対策を立てて、最高の転職をするためのコツを紹介していきます。
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転職が決まらない20代の特徴
初めての転職活動に挑戦するも、なかなか転職が決まらずに焦っている20代の方は多いのではないでしょうか。
とくに転職は30代が分かれ目なんて言われることもあり、早く見つけて新しい職場に慣れなければと気持ちが早まることもあると思います。
ですが、焦って転職を決めることだけはしてはいけません。
まずは、転職が決まらない方は以下のような特徴に当てはまっていませんか?
転職が決まらない人の特徴
- 転職が初めてでいまいち感覚がつかめない
- 転職に対する憧れが先行して、やりたいことや将来像が定まっていない
- 異業種に漠然と挑戦しようとしている
このような方は、ひたすら転職活動を繰り返すけれど、なかなかうまくいかない場合も多いです。
次に上記の特徴のある人がよくやりがちな失敗と対策を解説していきます。
自分に当てはまるところがあると感じたら、ぜひ参考にしてみてください。
①応募数が少なすぎる
転職の場合、在職中の方は今の仕事との兼ね合いもあり、1つずつ丁寧に転職先への応募を進める方がいますが、これははっきり言って機会損失です。
転職大手のマイナビが公表している情報によると、転職での応募社数は8.4社というデータが出ています。
良い条件の求人は数日間あればあっという間に募集が締め切ってしまうことだってあります。
一社一社丁寧に挑戦していくのも悪い事ではないと思いますが、その間にも周りの人間はどんどん転職活動に取り組んでいます。
気になる求人があればどんどん応募していきましょう。
②転職への希望条件が定まっていない
転職活動をするうえで、自分の希望の職種や条件がある程度具体的にイメージできていて転職活動にうつるのならば問題ないのですが、現実はなかなかそうはいかず、次の仕事もまだ未定のまま辞める人も多いくらいです。
さらに、20代で転職経験もないと転職に対する憧れが先行してしまい、「とにかく今より良い企業に転職したい」、次の仕事のイメージがわかないまま、転職活動に入ってしまい、転職活動の軸がぶれてしまいがちになる人が多いです。
転職の中心となる軸がぶれて、様々な業種や企業に応募していると、志望動機も弱くなり、転職でも熱意が伝わらず全部が中途半端になってしまうことがあります。
そのようなことにならないように、自分の希望条件や希望職種などをしっかりと書き出して、まずは中心となる軸を立てつつ、一点集中で対策を立ててみましょう。
③希望する職種の経験とスキルが足りない
まず、転職の場合は企業からも即戦力が求められます。
20代であればまったく違う職種への挑戦もガンガンしていくべきだと思いますが、それと企業が雇ってくれるのは別問題です。
スキルや経験が伴わない場合でも、20代であれば将来性や、面接などにより柔軟性があると判断されれば、飲み込みも早いと判断されて採用されるケースも多々あります。
また、よくやりがちな失敗として、異業種への転職の場合は、その業種を経験したいというアピールが強すぎて、応募した会社に対しての熱意が伝わらないというケースも見かけます。
業種への熱意も大切ですが、その会社に対して、今までの経験をどう応用して役に立てるかにフォーカスして考えてみましょう。
④競争率が高いところばかり選んでしまっている
転職回数が少ないと、大手企業や有名なところへ応募してしまうパターンをよく見かけますが、
あまりに競争率が高いところばかり応募しても当然書類選考すら通らないのが当たり前くらいのはずです。
しかし、高くて落ちるのが当然くらいの面接だったとしても、落ちればメンタル的に影響も来ますし、焦る気持ちも高まります。
何より自信を失い、次の転職活動のモチベーションの維持すら難しくなることもあります。
希望を高く持つことは大切ですが、自分に見合った企業も検討していくことも大事です。