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高卒認定試験は簡単すぎってホント?

                     
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高卒認定試験は簡単すぎってホント?

 

 

高卒認定試験とは?

高卒認定試験(旧大検)は高等学校卒業者と同じ学力を有すると認定を受けるための試験です。

1年に2回(8月・11月)実施され、高卒認定を受験する年の3月までに16歳を迎える人ならば誰でも受験することができます。

 

高卒認定試験を合格すれば高卒扱いになる?

高卒認定試験を合格すれば高卒と同程度の扱いになるかという疑問を持つ方が多いですが、
残念ながら高卒の扱いにはなりません。

あくまで高校卒業と同程度の知識があると認定を受けるだけなので、高卒資格を取るための試験ではない点に注意しましょう。

 

高卒認定試験を受けるメリットは?

合格することで大学や専門学校の入学をすることが可能になったり、各種資格試験などで、高卒以上の要件を掲げる受験資格を満たすことができたりと多くのメリットを有します。

 

高卒認定試験は簡単すぎと言われる理由

3年間通わなければならない高校卒業と同程度の知識を認められる必要があると聞くと、難関試験のイメージがありますが、
実際に受験した人からは「簡単すぎ」なんて声を聞くことも多いです。

なぜ、このように言われることがあるのでしょうか。

まず、高卒認定試験の科目を確認しましょう。

必修科目

  • 国語
  • 数学
  • 世界史
  • 英語

選択科目

  • 日本史or地理
  • 現代社会or政治経済・倫理
  • 科学と人間生活・化学基礎・生物基礎・地学基礎
    (科学と人間生活を選んだ場合はそれ以外の科目から1科目。
    科学と人間生活を選ばなかった場合はそれ以外の科目から3科目を選択)

 

必修科目は全員が受験する必要があり、あとは選択科目次第で受験する必要のある科目は増えるため、最大で10科目を受験することになります。

10科目と聞くと、他の資格試験と比べてもかなりのボリュームのある試験のはずなのに、なぜ簡単すぎるなんて言われるのでしょうか。

その理由としては以下のようなものが考えられます。

 

①高校等で単位を得ていれば科目免除の制度がある

また、試験の回数も1年に2回あり、一度合格した科目はもう受験する必要がない科目合格制が導入されています。

高卒認定を受験する人の中には高校の中退者も多く、免除される試験が多いという方もいます。

その方たちからしてみれば、数科目だけ頑張れば合格が手に入るため簡単だと感じるかもしれません。

 

②試験範囲は中学の範囲から高1程度まで

高卒認定と言っても、試験範囲は大体中学1年生から高1レベルまでです。

高度な内容はそこまで求められません。

また試験もマークシートのみの出題となるため、
勉強が苦手な人でも努力と工夫次第でいくらでも合格可能なレベルと言えるでしょう。

 

③合格点は4割~5割程度

合格点が明確に定められている訳ではありませんが、例年4~5割程度が合格点だと言われています。

つまり試験範囲の半分程度を正解できれば合格科目となる可能性が高いということです。

 

④1度にすべてを合格する必要はない

10科目と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、全科目を1度で合格する必要はありません。

10科目中1科目でも合格ラインに届くことができれば、その合格科目は次回の試験では免除されます。

つまり、何回かに分けて最終的に必要科目を全部合格できれば、高卒認定試験は合格と言う扱いになるのです。

 

高卒認定試験の難易度は?

ですが、合格率は毎回3割~4割程度と言われているため、決して誰でも受かる試験という訳ではありません。

ですが、合格点が4割程度なことや、試験内容もそこまで高度な内容が求められる訳ではないため、決して難易度の高い試験です。

きちんと対策して挑めば最後はきっと合格できる試験であるため、高卒認定試験なんて難しそうと思って受験をあきらめている方はぜひ挑戦してみましょう。

 

高卒認定試験は勉強しなくても合格できる?

勉強しなくても合格できるかと言われると、まったく知識がない状態ではやはり厳しいと言わざるを得ません。

合格点の低さや、マークシート問題のみであるため、たまたま合格点を取った人はいると思いますが、これはあくまで偶然です。

一つ掛け違えば不合格がずっと続いていた可能性もあります。

 

高卒認定試験なんて勉強なしでも合格できると豪語する人もいますが、その言葉を信じて勉強しないという選択肢だけは取らないようにしましょう。

 

高卒認定試験に落ちたという人はこう対策してみよう

このように、高卒認定試験は簡単すぎなんて言われることもあるため、試験に落ちてショックを受ける人もいますが、
上述した通り合格率は3~4割程度であるため、誰でも受かる試験では決してありません。

むしろ半分以上の人が落ちているため落ちることは自然なことと言えます。

 

高卒認定試験は少しずつ科目合格を積み重ねていける試験でもあるため、正しい対策を立てれば最後は必ず合格することができるはずです。

周りの高卒認定試験なんて簡単すぎという声に落ち込むことなく、ぜひご紹介する対策方法を取って再チャレンジしてみましょう。

 

対策①過去問を解く

高卒認定試験は非常に幅広い試験範囲ですが、実は出題の傾向や重要テーマは意外と偏っていることが多いため、過去問を解いて出題傾向などの対策をとってみることで得点がグッと上がるはずです。

 

文部科学省の公式サイトでも過去問は公開されているので、試験前にはぜひ一度過去問に挑戦してみましょう。

対策②満点を目指さない

試験に失敗してしまう人がやりがちな失敗として、全教科で満点を目指した勉強をしてしまうことです。

学校の試験のように、得点が高ければ高いほど良いわけではなく、高卒認定試験は合格点さえ越えれば満点でも合格点ギリギリでも結果は同じです。

高卒認定試験は試験範囲が非常に広いため、全教科を完璧に勉強しようとすると、どうしても勉強時間が足りなくなりがちです。

そのため、一つの教科を徹底して勉強するのではなく、全体の教科をバランスよく勉強する方が意外と合格しやすかったりします。

 

上述した通り過去問で出題傾向を把握しつつ、合格点を目指す勉強をしていきましょう。

 

高卒認定試験は40代で取っても意味はある?

40代で今更取っても意味はないと言う人もいますが、高卒認定は非常に役に立つ資格ですし役に立つ場面も多いです。

 

大学への進学や資格試験の受験など、様々な場所で高卒以上の条件が課されますが、高卒認定を持っていれば多くの場合その条件はクリアできます。

実は40代や50代になってから大学に行きたいと考える方や、試験に挑戦したいと思う人も多いですが、高卒認定を持っていなければそもそも挑戦することすらできません。

高卒認定試験は随時受けられる試験でもないため、大学などに挑戦したいとなってもまずは高卒認定の試験を待たなければなりません。

高卒認定試験を合格して、試験を受けてとなると、なかなかそこまでのモチベーションの維持をするのは難しいと途中であきらめてしまう人も多いです。

高卒認定は決して難しい試験ではないため、今すぐに必要でなくてもいつか来るかもしれない将来のために取得しておくのもアリですね。

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