憧れの事務職に就いたはいいけれど、想像以上に大変な仕事に辞めたいと考えている方は意外と多いようです。
事務職の経験者ならば当然でも、未経験者からは何がそこまで辛いのかはいまいちわからないですよね。
事務職を辞めたいと感じる理由などを解説していきます。
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事務職を辞めたいと思う理由は?
①事務が向いてなかった
事務と聞くと憧れが先行しがちですが、実は意外と過酷な仕事です。
基本的にはルーティンワークで、毎日が同じ作業の繰り返しのうえ、根気のいる作業です。
業務量が多いところでは、次から次に仕事が流れてくるうえに、細かい作業も多いため体力はもちろん精神的にもきつい作業が続きます。
また一日パソコンとにらめっこなんて日も毎日であるため、目や腰などを痛めることも多く、肩こりなんて毎日悩まされます。
特に営業など身体を動かす仕事から移った人にとっては、椅子に一日座って事務作業を一日こなすというのは想像以上に大変と感じる人も多く事務は向いてなかったと後悔する人も多いようです。
体力的にしんどくて営業などから事務に転職した人でも、営業の何倍も事務の方がきついという意見の人も多いくらいです。
事務は楽そうだからと思っていると想像以上に辛いようですね。
②ストレスが増えた
事務作業は単純作業と反復作業の連続です。
新しい刺激が入り続ける環境ではなく、毎日がルーティンワークの連続であり、
さらに身体を動かすことも少なく、パソコンや小さな文字とずっとにらめっこしているため、ストレスが非常に溜まりやすいです。
細かい字を追い続けることも多いため目の疲れも溜まりやすく、目の疲れとストレスには強い関係があるという話も多いため、事務作業は常にストレスとの戦いです。
③人間関係
事務職はコミュニケーションが必要なさそうなんて思われることもありますが、実は事務ほど人間関係を気にしなければならない仕事はありません。
事務の業務は性質的に他の職員や部署との連携が不可欠であるため、コミュニケーションが不可欠で、指示や連絡を正しくやり取りしないと後からすれ違いが生じやすい仕事でもあるため、他者に対して非常に気を遣う仕事になります。
そのため、人間関係の問題なども起きやすいです。
また、仕事のできるできないが非常にはっきりと分かる仕事でもあるため、仕事が遅いことを理由に周りから疎まれることもあるなど人間関係の悩みが絶えない仕事といえます。
努力が評価されにくい
営業などと違い、自分の頑張りの成果が目に見えて分かりにくく、
基本的に捌けて当然と思われているため、陰ではとんでもない業務量を捌いていたとしても、その努力が認められるどころか、まだ余裕があるんだなとさらに仕事を増やされるなんてざらにあります。
自分の頑張りや努力が評価されない環境は非常に辛いものがあります。
事務職がつまらないと感じて辞めるのはアリ?
事務職を辞めたいと感じる理由の一つに「仕事がつまらない」という理由で退職する人が意外と多いです。
上述した通り、事務職は基本的にはルーティンワークです。
仕事を続けても、新しいビックチャンスや刺激が来ることはまずありません。
このまま将来何十年もこの仕事を繰り返して、誰にも褒められない日々なんてつまらなくて耐えられないと感じる人も多いです。
もっと活躍できる、刺激のある仕事に就きたいと思って新天地を目指して辞めるのは決しておかしいことではありません。
しかし、辞めたあとのことを考えずに退職してしまうと、多くの人が後悔することになります。
仕事がつまらないと思っていたけど、意外と充実した日々だったんだな、なんて感じる人も多いようですね。
大切なのは、次にやりたい仕事や、目標をきちんと見つけてから退職することです。