社会に出ると、様々な学歴を持った人と一緒に働くことになります。
なかには、一流大学を出た人と一緒に働くこともあるでしょう。
高学歴なのは素直に尊敬しますが、それを鼻にかけて自慢されたりすると、その偉大さも薄れてイラッときますよね。
学歴自慢なんかをしていいことはないのに、なぜ学歴自慢をする人は出てくるのでしょうか。
この記事では学歴自慢をする人の心理や、学歴自慢をされたときの対策などを解説していきます。
Table of Contents
学歴自慢をする人の心理
まず、なぜ学歴自慢をするのでしょうか。
学歴自慢をしても、相手に不快な思いをさせることも多く、いいことはあまりありません。
そんなのは誰にだってわかっているのに、なぜ学歴自慢をしてしまうのか。
学歴自慢をする人の心理を解説していきます。
学歴自慢をする人の心理①自分に注目してほしい
大学生の頃などは、他の大学生と関わることがあっても、大学生という立場上、どこの大学か聞かれることが多かったため、その一流大学の名前を出せば注目を自然と集められていました。
しかし、社会に出てからは自分の学歴を披露するタイミングも減ってしまいます。
そうすると、以前まで頻繁に浴びていた脚光も少なくなるため、自分に注目してくれる人も少なくなります。
そのため、もう一度自分に注目してもらおうと、強引に学歴の話をしますが、どうしても学歴自慢に近いかたちになってしまうのではないでしょうか。
学歴自慢をする人の心理②他に誇れるものがない
社会に出ると、純粋な学力や学歴だけでは測れない場合も多く出てきます。
コミュ力や、仕事のさばき方など様々なスキルが試されますね。
ですが、それらに自信がなかったり、実際に仕事がうまくいっていないと、以前まで高学歴で受けていた評価が全然受けることができなくなり、自信のある学歴を自慢して自分は凄いんだとアピールする人がたまにいます。
学歴自慢をする人の心理③会話がない
社会に出ると、気の合う人とだけ関わっていればいいというわけにもいかなくなりますよね。
ときには、様々な話題で場を繋がなければいけないような場面も出てきます。
しかし、そういった会話をするのが苦手だったり、何を話したらいいのか分からないという人は、自分に自信のある学歴でコミュニケーションを図ろうとする人もいます。
学歴自慢をすると、周りの人は空気を読んでとりあえず「すごいですね!」「頭がいいんですね!」ととりあえずは反応をもらえます。
それを有効なコミュニケーションだと勘違いしてしまい、行く先々で学歴自慢を繰り返してしまうこともあります。
本人にとっては悪気はないのかもしれませんが、周りからは当然よくは思われません。
学歴はよくも悪くも誰しもに共通する話題の一つと言えるかもしれません。
そのため、このような勘違いをしたままコミュニケーションを取り続けてしまう人が生まれてしまうことがあります。
学歴自慢をする人の心理④相手を見下したい
なかには純粋な悪意で学歴自慢をしてくる人もいます。
相手より上の立場に立ちたい、相手をみくだしたい。
それを学歴という武器を使って必死に相手を見下す人もいます。
悪意があるだけに、こちらが受ける苛立ちもなおさらですよね。
学歴自慢がうざいと思ったときの対策
では、このような学歴自慢をうざいと感じたときは、どのように対処すればいいのでしょうか。
その対策法を解説していきます。
相手にしない
正直なところ、これが一番です。
無視しろとまでは言いませんが、「はいはい」と言う気持ちで受け流しておくのが最も簡単な対処法です。
ここまで解説した通り、学歴自慢がしたい人の心理に大したものはないことがほとんどです。
逆に言い返してしまうと、相手が唯一誇っていたプライドを傷つけてしまい逆上される可能性もあるため、「あっそ」くらいの気持ちで相手にしないのがおすすめです。
適当に相槌をうつ
毎回相手にするのは面倒ですが、相手としては褒められればそれなりに満足して話を終えていきます。
そのため、適当な愛想笑いをしながら最後は褒めて終わってあげれば相手は気分良く去っていきます。
社会人として上手にやっていくためには、このようなコミュニケーションも必要だと割り切って、内心は相手にしてないけれど、適当に相槌を打ちながらたまに褒めてあげるのがある意味無難かもしれません。
どうしても角が立つなら言い返す
上述した2つの方法がベターだとは思いますが、学歴自慢もあまりに目立つようならばビシッと言い返すことも大切です。
本人としては知らず知らずのうちにやってしまっていることもあるため、面と向かって言い返されると、自分の行いを反省してくれる人もいます。
ですが、言い返されたことで逆上されたり、結局なにも変わらないという結果に終わることも多いので、どうしても我慢できなくて言い返すときは十分に気をつけましょう。