資格への注目度が最近はますます上がって来ていますね。
生涯雇用と言う時代も変わり、食べていける資格というのが今は特に人気と言われています。
しかし、資格の種類も豊富で、どれを選べばいいのか分からないという人も多いのではないかと思います。
この記事では、食いっぱぐれない資格を男女別に分けて3つのおすすめ資格をご紹介していきます。
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食いっぱぐれない資格とは?
まず、はじめに、そもそも食いっぱぐれない資格とはなんなのでしょうか?
基本的には以下の特徴がある資格が食いっぱぐれにくいと、当サイトでは解釈しています。
- お金に困りにくい
- 将来的な需要が高い
- 求人数が多い
しかし、これらに該当する資格とはいったいどの資格なのかと言われると難しい問題ですよね。
それではここから、男女別の食いっぱぐれない資格をごしょうかいしていきます。
食いっぱぐれない資格【男性編】
まず初めに男性版の食いっぱぐれない資格をご紹介していきましょう。
①電験三種
電験三種は、正式には電気主任技術者と呼ばれる資格で就職・転職に非常に強い資格で、持っていれば経験がなくても食いっぱぐれる心配のないくらい有用な資格です。
理由としては、働ける場所が電気工事に関する会社やビルメンテナンスを行う会社、建設会社など活躍の幅が広く、全体的な資格者不足が問題視されているため、未経験でも資格者が欲しいという企業からの需要の高さが最大の理由ですね。
電気主任技術者には1種〜3種まであり、3種が最も簡単になっていますが、3種であっても十分食いっぱぐれない資格と言えます。
また、似た名前の資格に電気工事士がありますが、こちらは実際に電気の工事を行う仕事で、電気主任技術者は工事全体の保安・管理をする仕事です。
そのため、管理を行う電験の方が難易度も高くなっています。
最初は電験3種から始めて、電験1種を目指して行くもよし。
相性の良い消防設備士や危険物取扱者などを取得するもよし、キャリアアップの応用性も高い電験は、まさに食いっぱぐれない資格の代表のような資格ですね。
②社会保険労務士
社会保険や労働に関する専門家である社会保険労務士。
「ブラック企業」「労働環境」「ストレス社会」など、労働に関する問題を耳にすることも多くなって来ましたね。
そんな労働に関する問題のプロフェッショナルである社会保険労務士は注目を集めることも増えており、需要も高まってきています。
取得すれば社会保険労務士としてのみではなく、その知識は企業の総務部などからも需要があるため転職などにも有利に活かすことができます。
また、ある程度の集客が見込めるならば、独立して個人事業として活躍していくことも可能です。
活躍の幅が広く、需要も高いため、これも将来的に需要が高くなっていく資格となるでしょう。
③施工管理技士
施工管理技士は各種工事の施工管理を担うための資格です。
実際の工事現場で作業をする訳ではなく、全体の管理などをするため給料も高いところも多く、資格必須となる求人も多いです。
施工管理技士は工事の種類によって7つに分かれています。
- 建設機械施工管理技士
- 土木施工管理技士
- 建築施工管理技士
- 電気工事施工管理技士
- 管工事施工管理技士
- 造園施工管理技士
- 電気通信施工管理技士
施工管理の各資格は1級と2級で分かれているのが特徴で、1級の取得難易度はかなり高いですが、2級でも十分役に立つ資格です。
施工管理の業界は、どこも人手不足と言われており、需要も高く、専門的な仕事であるため、将来的にも食いっぱぐれにくい資格と言われています。
資格の取得のためには、各種資格の対応する工事に関する実務経験を積む必要がありますが、その分取得ができれば非常に強い資格の一つです。
食いっぱぐれない資格【女性編】
次に女性向けの食いっぱぐれない資格3選をご紹介します。
介護福祉士
介護福祉士は介護に関する唯一の国家資格です。
介護福祉士があれば、体さえ元気ならばいつまでも仕事に困ることはないと言える程、介護業界において需要の高い資格です。
ただし、介護福祉士になるための試験は誰でも受験できる訳ではなく、養成施設を卒業するか、以下の図のように初任者研修あるいは実務者研修と呼ばれる介護資格をまずは取得して、実務経験を積みながらステップアップしていく必要があります。
この図のように介護福祉士を取得して実務経験を積めば、認定介護福祉士にキャリアアップして行けたり、別の福祉や介護の資格にチャレンジしていくこともできます。
そのため、介護福祉士を取りたいけれど介護業界未経験という方はまずは、初任者研修を取得するのがおすすめです。
図では一番下に位置していますが、初任者研修も持っていれば介護業界での就職には非常に有用な資格です。
登録販売者
登録販売者は一般医薬品第1類~第3類までの内、1類を除くものを販売できるようになる資格です。
もともと、医薬品の販売は薬剤師の仕事でしたが、
セルフメディケーションなどの普及により、医薬品の需要が高まるなかで、薬剤師だけでは販売できる人の数が足りないため、作られた資格です。
安全性のうえで特に注意の必要な第1類こそ販売できませんが、第2類と第3類も医薬品を販売するドラッグストア等では非常に需要が高く、登録販売者を募集するところも増えてきました。
高齢化社会が進むなかで、医薬品の需要は高まっており、今後ますます注目を集める資格と言えるでしょう。
保育士
子どもに関するプロフェッショナルとも呼べる保育士。
保育士は保育園で働くイメージが強いですが、学童保育や児童養護施設、乳児院など、児童に関する施設なら幅広く活躍することができます。
少子高齢化と言われるため、今後施設の数は減少していく恐れもありますが、保育士の需要の高さはそれでも余りあるほどです。
人手不足の施設も多く、保育士の資格があれば経験がなくても可能という求人も多く、
保育士になるための保育士試験もそこまで難易度が高いわけではありません。
現在、保育士の手当を改善するように国も施策を検討しているなど、待遇の改善も期待されている資格であるため、今のうちに取得しておいて間違いはないでしょう。