営業の仕事をしているけれど、今すでにこの仕事から逃げたい!なんて考えている方は意外と多いのではないでしょうか。
ですが、営業から辛いと感じている状況から抜け出せず、動き出すこともできないまま悩んでいる人も多くいるのが現状です。
この記事では、そんな営業を逃げたいと悩んでいる人のための対策法を解説していきます。
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営業の仕事から逃げたいと感じているのはあなただけではない!
まず初めに皆様に知っておいて欲しいことは「営業から逃げたいと感じている人は大勢いる」ということです。
営業の仕事は本当に大変なことも多く、私も営業として働いていたころは、営業でバリバリ活躍している人と自分を見比べて「逃げたいなんて考えている自分が情けない」なんて自己嫌悪をしてしまった経験もありました。
ですが、周りを見てみると、営業の仕事から逃げたいと感じている人は意外と多いことにあるとき気づきました。
営業の仕事を逃げたいと感じているのは決してあなただけではありません。
そこでまずは、営業から逃げたいと感じる理由をご紹介していくので、
自分の現状と比較しながら、あなただけが抱える悩みではないということを理解しましょう。
営業から逃げたいと感じる理由①厳しいノルマを達成できない
営業の仕事はこのノルマとの戦いにもなります。
設定されたノルマをクリアできなければ周りに白い目で見られたり、叱責されることもあります。
やってもやっても繰り返されるノルマに嫌気が差したり、クリアできなければ上司や周りからのプレッシャーに押しつぶされそうになったり、常にノルマに悩み続ける生活になります。
このように成果が目に見える形が嬉しいという人もいれば、常に現実を突きつけられているようで耐えられないなんて人も多いですね。
営業から逃げたいと感じる理由②営業担当を外れたいお客さんがいる
自分と合わないお客さんってどうしてもいますよね。
「性格が合わない」、「立場関係をいいことに無茶なことばかり言う」、「うさばらし感覚で嫌味を言われる」など様々なパターンがあります。
毎回、会いに行くのが嫌だなあ。と行くのが憂鬱になりながらも担当なので会いに行かなければならないなんてケースは多くあると思います。
ですが、どうしても状況的に担当を外れることもできず、行くたびにメンタルをやられ、今後もこのお客さんを担当していかなければならないと思うと逃げ出したくもなりますよね。
営業から逃げたいと感じる理由③体育会系のノリがきつい
営業と言うと、どうしても体育会系のノリの場所が多いですよね。
飲み会や根性論など、そういったノリについていけないと悩んでいる人も多いと思います。
職場での人間関係は、逃げ場がないぶん、雰囲気についていけないとかなり辛いと感じますよね。
営業から逃げたいと感じる理由④努力が必ずしも反映されない
どれだけ、事前に準備をしたり、努力をして改善点を見出したとしても、その成果が必ず現れるとは限りません。
それどころか、まったく努力していないけれど営業向きの性格をしている人がどんどん成果をあげて劣等感を感じるなんてこともあります。
自分の頑張りが成果につながらなかったり、周りから認められないと言うのは想像以上に辛いことです。
そんな期間が長く続いてしまうと、仕事へのモチベーションの維持も難しくなりますよね。
営業から逃げたい人のための対策法
ここまでは営業から逃げたいと感じる理由として多いものを解説してきました。
意外と思い当たるものが多かったという人も多いのではないでしょうか。
では、このように営業から逃げたいと悩んでいる人はどのように対策をすればいいのでしょうか。
もちろん、逃げたいと感じながらも今の環境で頑張り続けるというのも一つの選択肢です。
しかし、逃げたいと感じるほど追い詰められたメンタルで無理をし続ければ、いつか身体を壊してしまう可能性もあります。
そこで、実際に営業を逃げたいと感じるほど辛い環境にいた人たちが実際にやってみて良かった対策法を解説していきます。
①有給を使って休む
今、仕事を逃げたいと思う程思い詰めているのは、たんに疲れていることが原因かもしれません。
自分では気づかなくても、疲れが溜まっていると、考え方も何もかもがネガティブになります。
そのため、有給を使って思い切って休んでみてはいかがでしょうか。
疲れが取れると、思い悩んでいたことも意外とすっきりと解決して、良い方向に回りだしたという人もすくなくありません。
②部署替えを希望する
もう営業という仕事自体が無理だと言う人は、思い切って部署替えを希望してみてはいかがでしょうか。
部署替えなんて、裏切りみたいで言い出しにくいと言う人もいますが、
企業側も既存の社員が辞めてしまい、新しい新人を1から育てるよりも、色々と会社のことも分かっている人に残って貰って気持ちよく働いてほしいと言うのが本音です。
そのため、新しい経験を積みたいと言う理由でも構わないので、思い切って別の部署に異動してみるというのも一つの手です。
③上司に相談して業務を減らしてもらう
今の仕事に責任感を背負いすぎていませんか?
弱音を出したり、誰かに相談することが、周りの迷惑になると思い込んでいませんか?
実はそれは大間違いです。
周りに最も迷惑がかかるのは、あなたが逃げたいと思う程辛い想いをしながら無理し続けて、身体を壊してしまうことです。
辛いことがあるならば、その理由を素直に上司に相談してみてはいかがでしょうか。
もし言いにくいならば、辛いと感じることを文章にして提出する方法でも構いません。
それも受け入れてくれないならば、そのときは転職を考えれば構いません。
営業として苦しみながらも頑張って来たあなたならば、きっと他でも重宝されるはずです。
営業をやめたほうがいい人とは?
逃げたいと感じたときの対策をご紹介してきました。
どうにかして仕事を続けられるように頑張りたいと言う人は立派だと思いますが、なかにはすでに営業はやめたほうがいいと言うところまで追いつめられている人もいます。
今まで見て来た中で、以下のような人はやはり営業の仕事はもうやめたほうがいい状態なのかもしれません。
- 人と関わることが苦痛でしかない人
- 休日を無気力に過ごしてしまう人
一つずつ解説していきます。
営業をやめた方がいい人①人と関わることが苦痛でしかない人
もともと人付き合いが好きではなく、なるべく人と関わりがない仕事に就きたかったけれど、様々な事情や成り行きで営業に就いていると言う人は意外と多いです。
そんな人にとって、人との関わりが最も重要視される営業の仕事はかなり苦痛と感じることでしょう。
営業をやってみても、その辺りの意識が変わらないというならば、これ以上営業で頑張り続けても辛いだけかもしれません。
それならばなるべく人と関わらない部署などに異動したり、転職することを検討するのもアリですね。
営業をやめたほうがいい人②休日を無気力に過ごしてしまう人
仕事を頑張って楽しみな休日のはずなのに何もやる気が起きず、結局睡眠とぼーっとするのみで休日を終えてしまっていませんか?
そんな方は、身体がすでに限界まで達していて、身体が何かをすることにまで気力を割けない状態に達している可能性があります。
そんな休日が多少ある程度なら、疲れが溜まっているくらいで改善の余地があるかもしれませんが、この状態が長く続いてしまっているならば危険信号かもしれません。
限界が来て体を壊してしまう前に、メンタルクリニックなどを受診して、自分の状況を診てもらうというのも一つの手です。
営業を辞めたいと思うのは甘えなんかではない
上記の対策でも難しいというならば、思い切って転職と言うのも一つの手です。
おそらく、あなたと同じように営業をもう辞めたいけれど動き出せないと感じている人はたくさんいます。
その中には、そんな風に考えるなんて甘えだなんて考える人もいますが、決してそんなことはありません。
今どき転職を希望する人なんてあふれるようにいますし、辞めて新しい場所で活躍できるならばそれに越したことはないと思います。
周りの目ばかり気にして無理して頑張り続けた結果、身体を壊してしまえば元も子もありません。
安易に辞めるという選択肢を取るべきとは思いませんが、逃げたいと思う程思い詰めているならば、一度辞めるという選択肢を検討してみるのも大切な勇気の一つですね。