仕事をしていると、たまに「ひょっとして自分はいらない存在なのでは?」なんて不安に感じてしまうことってありませんか?
ふいにこんな感覚に襲われて、自分が会社にいる意味が分からなくなってしまったと言う方は、実は意外と少なくはないんです。
この記事ではそんなお悩みを解決していきます。
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仕事をしていて自分がいらないと感じる人は意外と多い?
仕事をしていると自分がいらないと感じたことがあるという人は実は意外と多いと言うのはご存じでしたか?
自分の存在意義が分からなくなると、ひょっとしてここは居場所ではないのかもなんて不安に襲われることもあるのではないかと思います。
ですが、安心してください。
その感覚は実は意外と「あるある」なのかもしれません。
まずは、仕事をしていて自分がいらないと感じる瞬間と理由を解説していきます。
自分よりもできる人を目の当たりにする
自分よりもすべてにおいて優秀な人が近くにいたりすると、
「この人がいれば自分なんて必要ないじゃん」なんて感じるときはありませんか。
職場には必ずと言っていいほど自分よりも優秀に感じる人の一人や二人はいるものです。
そんな人のいいところと悪いところを比べてしまい、不必要に落ち込むことってありますよね。
自分がいなくても職場が問題なく回る
ふいに休んだり、長期で休暇を取った際でも、戻ってみたらとくに問題なく職場が回っているのを見ると、
「自分がいなくても特に問題ないんだ」なんて寂しい気持ちになることもあります。
自分がいても職場は回るし、いなくても職場は回るなんてことを一度考えてしまうと、自分はいらない存在なのではないかなんて考えてしまいますよね。
自分の努力が認められない
自分ではかなりの成果を上げたと思ったのに周りから評価を受けれなかったり、、
誰にも気づかれないけど陰では他の人のためにサポートをしているのに誰にも気づかれないなど、
自分の努力や成果が正当な評価を受けられないと、自分がやったことなんて無意味だったんだと言う気持ちになりますよね。
どの職場でも正当な評価を下すというのは意外と課題になっているところも多く、それに伴う社員のモチベーションの低下は深刻な問題となっています。
誰にでも当てはまる悩みですが、隣の芝生は青く見えると言う言葉があるように、周りの人たちは評価されてるのに、自分だけが評価されていないような気持ちになるのはなぜなのでしょうね。
自分はいらない人間だと思うときの心理とは?
では、このように自分がいらない人間だと思うときの心理はどのようなものなのでしょうか。
よくある心理を一つずつ解説していきます。
承認欲求が高くなっている
承認欲求と聞くとネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、仕事のモチベーションを維持するためには大切なものです。
認められたい自分と、認められないと感じる現状の格差に「自分がいらない人間なのではないか」と言う不満が溜まっていくことが多いですね。
今の環境に満足していない
職場環境や人間関係、給料などの待遇面など今の環境に満足いってないという方も、自分はいらない人間なのではないかと言う不安や不満を抱えがちです。
このように環境に不満があると、自分の居場所はここではないと言う気持ちが強くなり、
そのまま「こんなことを考えている自分はいらない存在なのではないか」とつながってしまう人が多いようです。
仕事で必要とされていないから辞めたいというのはアリ?
自分が必要とされたい。という気持ちは上述した通り、いわゆる承認欲求の一つです。
承認欲求と聞くと、あまり良いイメージはわかないかもしれませんが、実は仕事をしていくうえで重要な要素の一つなのです。
誰しも仕事をしていれば、周りに認められたいという気持ちは多かれ少なかれあります。
特に、目立たないタイプの人や、周りに影響力の大きな人がいたりすると、その陰に埋もれてしまいがちです。
一度や二度、自分がいらないのではないかと感じる場面があったとしても耐えられると思いますが、
それが何年にもわたって少しずつでも積もっていくと、大きなモチベーションの低下にもつながりかねません。
時間が解決してくれるなら良いのですが、どれだけ経っても改善されないのであれば、それは十分な転職理由となるでしょう。
転職をして環境が変わったことで、自分が今よりも認められるようになり充実した日々を送れるようになったという人も多くいます。
自分がいらない存在だからと簡単に仕事を辞めるのはおすすめできませんが、悩みぬいた末に新しい環境で出直したいというならば、
今の仕事を辞めて転職と言うのも一つの選択肢になるでしょう。
ただし、自分の承認欲求や存在を認めて欲しいがために、辞めるつもりもないのに退職をほのめかすような行為はおすすめしません。
周りからの信頼を失う結果にもつながります。
本当に辞めるつもりだったけど気が変わって退職を撤回するならば良いですが、もともと辞めるつもりがないならば退職を引き合いに出して周りから注目を集めるのはやめておきましょう。