「営業だけはやめとけ」なんて話を聞いたことがありませんか?
友人の噂話や、ネットの書き込みまで、あらゆる場所で営業職への不満は囁かれています。
なぜ営業はネガティブな意見が多いのでしょうか
この記事では営業はやめとけと言われる理由を解説していきます。
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営業をやめとけと言われる理由は?
経理、人事、事務職など、様々な職種がある中で営業は特にネガティブなイメージを持たれることが多いですね。
そもそも営業をやめとけと言われる理由はどのようなものがあるのでしょうか。
実際に営業職として働いていた人の声を集めて調べた、営業をやめとけと感じる理由をご紹介していきます。
①メンタルを病みやすい
- 営業先で名刺をその場で破られたり罵倒されるのは当たり前と言われる業界で、メンタルは毎日ボロボロでした
- 苦手な相手とも頻繁に顔を合わせなければいけないので、仕事に行くのも辛かったです
営業の仕事はとにかくメンタル的にきついことが多い仕事です。
取引先の人に嫌味を言われる、理不尽に怒られるなんてしょっちゅうですし、
努力が必ず成果に結びつくとも限りません。
仕事のハードさや、人間関係などメンタルを病む要素が多く、自分には向いてなかったと営業をやめていく人は大勢います。
ですが、仕事をすんなり辞められればマシな方で、
辞めたくても辞めさせて貰えなかったり、無理をし過ぎて身体を壊してしまう人もいるくらいです。
体育会家の雰囲気がきつい
- 毎日疲れてヘトヘトなのに、仕事終わりには必ずと言っていいほど飲み会があってきつかったです
- 何をするにしても根性論。正直苦手な雰囲気でした
営業職は、そのハードな仕事柄か、体育会系の人たちが多く、職場の雰囲気も体育会系になりやすい傾向にあります。
ときには根性論を押し付けられて、無茶な要求をされたり、
クタクタなのに連日飲み会なんてところもあるくらいです。
そのため、今まで体育会系の雰囲気に慣れてない人にとっては、営業の仕事はかなりきついと感じる人も多いようですね。
ノルマがきつい
- 私の会社ではノルマの達成度が周りから見て分かる形が取られていたので、成果が出ていないときは針のむしろでした
- 毎月のように厳しくなっていくノルマにはうんざりしました
営業のきついところで上がりやすいのが「ノルマ」です。
営業の仕事は成果を出して認められる業界でもあるので、このノルマをクリアしなければ周りからの目は自然と冷たいものになります。
ノルマをクリアするために毎日無茶な残業をこなしたり、ひたすら頭を下げて回ったりと、
目に見える目標があることで非常に苦しいものとなると感じる人も多いようです。
休日でも仕事のことを考えてしまう
- ノルマのことや人間関係のこと、きついことが多すぎて休みの日でも常に仕事のことが頭から離れませんでした
- 厳しい労働環境だったので不安なことも多く、休日もずっと仕事のことを考えてしまいます
せっかくの休日くらいゆっくりしたいと思うのが普通ですよね。
ですが営業の場合、お客様からの問い合わせや、トラブルの処理などで急な呼び出しにも対応しなければならない場合があります。
もちろん、休日なので対応する義務はないのかもしれませんが、社内の空気や、放っておいた方が後々大変になるなどの理由から休日でも対応しなければいけないケースも多く、
休日でも常にスマホを意識してしまうなんて人も少なくないようです。
営業に向いてる人とは?
ここまで、営業はやめとけと言われる理由を解説してきました。
ですが、一方で営業が向いている人にとっては天職だと言う人もいたりしますね。
この違いについてはどうしても「向き不向き」が大きく関わってくるところもあります。
どんな人ならば営業の仕事に向いているのか。営業に向いてる人の特徴をいくつかご紹介していきます。
コミュニケーションを取るのが好き
営業はとにかく人を相手にし続ける仕事です。
そのため、そもそもコミュニケーションを取るのが苦痛だったり、苦手という人にとっては常に辛い状況で仕事をし続けることになります。
逆に人と関わることが好きなような方にとっては、好きを仕事にできると言っても過言ではありません。
コミュニケーションを取ることが好きと言うのは、営業をしていくうえで欠かせない素質と言えるでしょう。
成果を出して認められたい
営業職は自分であげた成果がそのまま評価に繋がります。
よく事務職などの成果が認められにくい職種に就くと、どれだけ頑張っても成果が認められず、モチベーションを維持できないなんて悩みを抱える人がいますが、
営業ならば自分の成果が形となって表れるため、自分の力でのし上がっていくことができます。
周りと競い合いながら自分の力でキャリアアップしていきたいという人にはうってつけの仕事と言えるでしょう。
切り替えがうまい
営業はやめとけと言われる理由でも述べて来たとおり、営業の仕事は辛いことも多い仕事です。
そのため、壁に当たるたびに落ち込んでいては身が持ちませんし、仕事もままなりません。
失敗や反省を次に活かすことも大切ですが、サッと切り替えて次の仕事に取り組むという気持ちの切り替えも重要になります。
営業は未経験には厳しい?
大変なことも多い営業の仕事ですが、一方で成果が認められやすい職種ですので興味を持つ方も多いですね。
しかし、未経験の自分にも営業の仕事はできるのだろうか。なんて不安を感じる方も少なくありません。
ですが、実は営業の仕事は未経験から飛び込んで来る人が意外と多いのです。
何か特別なスキルを求められる訳でもなく、人柄やコミュニケーション能力によっては未経験でもあっという間に成果を上げていく人も多い仕事です。
また必要な知識は入社後に学べば良いという方針の企業も多いので、未経験の人でも始めやすいのが営業の特徴ともいえます。
未経験歓迎の営業の求人は多く出ているので、気になると言う方はぜひ調べてみてください。