業務量が多すぎる、人間関係が辛い。
様々な理由で今の仕事が辛いと感じている人も多いはずです。
ですが、その気持ちが行き過ぎて「仕事に行きたくないあまり倒れたい」なんて考えてしまっていませんか。
それは実は非常に危険な状態なのかもしれません。
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仕事に行きたくないあまり倒れたいは危険信号かも?
倒れてしまえば、いっそ仕事を休めるのになんて考えていませんか?
ちょっとした体調不良だと、周りからズル休みと思われるかもしれないし、罪悪感も残る。
しかし、倒れることができれば、仕事を堂々と休めるなんて思っていませんか。
しかし、この発想はあなたのメンタルが非常に追い詰められている証拠かもしれません。
人間関係をどうにかしたい。業務量が多すぎてどうにかして欲しいなど、ピンポイントの悩みではなく、
倒れることで解決したいというのは、ある意味「もうどうでもいい」という何もかも投げ出したい気持ちの表れとも取れます。
すべてがどうでもよくなっている心境ほど、危ないものはありません。
また、普通ならば仕事に行きたくないと思うことはあっても、そのために倒れるという手段を取ろうとは考えません。
「倒れる(手段)ことで仕事を休める(目的)」と考えるのは、どう考えても目的と手段が一般的に噛み合っていないことも冷静に考えれば分かるはずです。
その発想が自然と頭に思い浮かぶというのは、それほどメンタル的に追い詰められている証拠かもしれません。
なぜ倒れたいと思う程、今追い詰められているのか、その理由をまずは落ち着いて考えたうえで、
必要ならば長期の休暇やクリニックの受診などを検討してみるのもいいかもしれません。
仕事に行きたくない理由が分からないと言う方はまずはその理由を考えよう
倒れたいほど仕事に行きたくないけど、なぜここまで悩んでいるのか自分でも分からないと言う方も少なくないと思います。
「人間関係が嫌だ」、「仕事が辛い」など明確な理由が分かっていれば対処方法もあるかもしれませんが、理由すら分からないとなるともうどうしたらいいのか分かりませんよね。
もし自分でその理由をきちんと把握したいと言うならば、自分の現状を文章で書きだしてみるといいかもしれません。
思い立ったときに自分の気持ちを箇条書きで書き記す方法でもいいですし、毎日少しずつ日記に残すなどしてみると、
自分の気持ちを客観的に見ることができるかもしれません。
また、それでも本当に理由もなく気持ちが落ち込んでしまっていると言う時は、心や身体が疲弊しきっているサインかもしれません。
とにかく一度身体をしっかりと休めてみることも大切ですね。
仕事中わざと倒れるのはやめておいたほうがいい
今の環境から逃げだすために、「いっそ仕事中にわざと倒れてしまえばいいや」なんて思い詰めていませんか?
個人的にこの方法はおすすめしません。
実際に私の周りでもこれを実践した人がいますが、誰一人として理想通りに行った人はいませんでした。
なぜ、この方法がうまく行かないのかと言いますと、
まず、仕事中にいっそ倒れてしまえばいいと考える人は、倒れることで周りから心配されながらしばらく休める。
という理由で倒れる人が多いと思います。
しかし、倒れたことが思った以上に大事になってしまい、大問題になってしまい引っ込みがつかなくなってしまったり、
倒れて休養期間に入ったあとも、「仕事に戻ったあとの周りの目がどうなっているのか」、「自分が倒れたことで職場はどうなっているのか」などが気になってしまい、まったく気持ちが休まらなかったといった人がほとんどです。
倒れたいと思うほど追い詰められる気持ちは分かりますが、意図的に倒れるという方法は、
想定外の方向に進んでいく可能性が高いためやめたほうがいいでしょう。
いっそのこと倒れたいとまで思うならば
ここまで解説して来たとおり、仕事に行きたくないあまり倒れたいという思考は、あなたが思っている以上に追い詰められている証拠なのかもしれません。
しかし、実際に倒れてしまうとその後の始末や周りの目の方が辛かった結果になることの方が多いです。
もし仕事を休みたいあまりいっそのこと倒れたいと思うくらいならば、堂々と有給を取るなりの方法で休んだ方が絶対に良いはずです。
ですが、もし倒れたいと思うほど追い詰められているならば、
いっそ転職してしまうと言うのも一つの手です。
その追い詰められたメンタルで仕事を続ければ、いつか本当に倒れて再起不能になってしまう可能性だってあります。
自分を守るために、倒れるという手段を取るのではなく、思い切って仕事を辞めて今の環境から逃れるというのもあなたを守る大切な方法の一つです。