何度説明しても、話が通じない人っていますよね。
その話が通じない理由を「頭が悪いから」で片づけてしまっていませんか?
実は話が通じない原因はまったく別のところにあることもあります。
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頭が悪い人に話が通じないってホント?
よくIQが20違うと話が合わないなんて言われることがあります。
IQが頭の良し悪しに直結する訳ではありませんが、頭の悪い人には話が通じないという意味で使われることも多い言葉です。
たしかに、話の理解力や伝達力には頭の良し悪しが関わって来るのは間違いないため、話が通じない原因を頭が悪いという言葉で表現したくなる気持ちも分かります。
ですが、話が通じないのは必ずしも相手の頭が悪いのが原因とは限りません。
たとえば、仕事となると話が通じないけれど、共通の趣味の話になると話が合う人っていますよね。
もしどちらかが頭が悪いことだけが原因で話が通じないのであれば、すべての会話が話が通じないはずです。
そのため、話が通じない原因を頭が悪いからと決めつけるのではなく、ひょっとしたら全然別のところに原因があるのかもしれないと一度考えてみることも大切です。
そこで次に、「話がなかなか通じないな」と感じる原因をご紹介していきます。
お互い別の思い込みをもってしまっている
会話というのは、お互い相手もこの程度の知識や常識は踏まえているだろう。という前提で話をします。
しかし、そもそも前提となる知識や思い込みなどによって、お互い考え方の出発点が違うところからスタートしている場合、
なかなか話がかみ合わないことがあります。
よく話は進むのに、お互いいまいちピンと来ない会話が続いているときなどは、そもそもお互い別の思い込みで話が進んでしまっていることがあったりします。
そもそも話を聞いてない
話が通じてる通じてない以前の問題として、人間と言う生き物は意外と人の話を聞いていないものです。
さらに始末が悪いのが、聞いてないにも関わらず聞いているふりをしているようにふるまえるため、話してる側からすれば、話が通じたと思い込んでしまうのです。
そうすると、後からまったく話の意図が通じていなかったことが分かり、「前に話したのに。」なんてことにもなります。
レベルの違う話をしてしまっている
頭の良い悪いに関係なく、相手がそもそも知らない分野の話をすれば話が合わなくなるのは当然ですね。
高校生が小学生に数学の話をしても話が通じないのと同じで、そもそも話す内容が相手が持っている知識に見合ったものかというのも大切です。
決してどちらが悪いという問題ではありませんが、
自分が当然知っているであろうと思う知識は、意外と周りは知らない知識だったりします。
話す前に、そもそもこの話は相手が知っているのか、一度考えてから話始めてみると話が通じないイライラが減るかもしれませんね。
頭が悪い人に疲れると感じるときの対処法
さて、ここまでは話が通じないときの原因となるものを解説してきました。
しかし、それでもやっぱり頭の悪い人に対して「疲れるわこの人」なんて感じてしまうときってありますよね。
どうしてもそこでイライラが募ってしまうと、人間関係にも響きやすいですし、雰囲気も悪くなりがちです。
そこで、そんな頭が悪い人に疲れると感じたときの対処法を解説していきます。
期待するのをやめる
期待と言うと大げさですが、
たとえば「この仕事をしておいて」というお願いに対して、後から確認してまったくできていなかったり、
そもそも意図をまったく理解できていなかったりすると、どうしてもドッと疲れを感じてしまいますよね。
それはやはり、自分の期待に対して相手が応えてくれないときに感じることが多いため、そもそもその期待をやめて、
ハードルを低くして見てあげることで、気持ちを軽くすることができます。
自分にダメなところを頭に浮かべる
相手に対して責める気持ちばかりが強くなると、イライラする気持ちや疲れる気持ちばかりが募ってしまいます。
しかし、自分もこういう失敗することがあるよな。と言う前提をつけて考えてみると、相手に対するイライラが減って長い目で見よう。という気持ちが強くなることがあります。
持ちつ持たれつという気持ちをもって関わることで、心の余裕が生まれることもありますね。