正社員として働いていたけど、様々な不満や不安が重なり退職をして、フリーランスや起業、派遣などの生き方を選んだ人からすると、
「正社員なんか二度とならない！」と考える人も少なくありませんね。
なぜ正社員にそれほどの抵抗を抱くようになってしまったのか。
その理由をご紹介していきたいと思います。
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正社員は二度とならないと感じた理由
さて、実際に正社員を経験したけれど、何が合ったら「もう二度と正社員にならない！」と思わせるほどの出来事が起こるのでしょうか。
実際に理由を聞いたところ、以下のような理由が比較的多いということが分かりました。
- 会社に不信感を感じる
- 上司への不満
- 同僚との人間関係
- 拘束時間の長さ
一つずつ解説していきます。
会社に不信感を感じる
正社員として長く働けば、会社に対して不信感を抱くことの一度や二度は誰にでもあるはずです。
緊急時やトラブル時に、どう考えてもおかしい扱いを受けたり、
労働基準法スレスレどころか、完全にアウトなブラック企業なんてものも存在します。
以前はこのような労働基準法の知識を知る機会のない人も多かったため、
会社という閉鎖的な空間の中でおかしいことをおかしいと気づくことができないことも多かったですが、
SNSの普及などによりその知識を知る機会も増えてきて、
おかしいことが当たり前という状況に違和感を感じる人も増えてきました。
ひょっとしたら、この会社にいたらいざとなったときに自分を守ってくれないのでは？
そんな会社という存在に対する不安から正社員ではなく、自分で稼ぐという道を選択する人もいるようですね。
上司への不満
仕事をしていて不満に感じることが多い場面と言えば、上司との関係性ですね。
良い上司を引くかどうかで、仕事に対するイメージはまったく異なるように感じるはずです。
ハズレの上司を引けば、責任を部下に押し付ける、お気に入りの部下には優しく気に入らない部下には冷たくする。
パワハラやセクハラ、仕事をまるでせずに部下任せなど、上司の態度を見て仕事が嫌いになることだってあるでしょう。
一方で、将来はこんな人になりたいと思うような上司と仕事をすることができれば、仕事への熱意ややりがいを見出すこともできるかもしれません。
正社員を二度とやらないと決意した人の中には、悪質な上司を引いてしまって会社という存在すら嫌いになってしまったなんて人も少なくないのではないかと思います。
同僚との人間関係
正社員として働くうえで重要となるのが、職場の人間関係です。
正社員として仕事をしていく最も重要だとも言われる部分ですね。
職場関係が良ければ、全員で気持ちを高め合い、気持ちを共有しながらチームで成果を上げていく楽しさもあるでしょう。
しかし、一方でお互い足を引っ張り合ったり、休み時間は人の悪口ばかりというような職場ではやはり仕事に行くことすら嫌になってしまうなんてこともありえます。
上司も然りですが、人間関係に関しては入社してみないとなかなか判断ができない部分があり、運に左右されることも大きい部分ですので、
それがまた厄介なところですよね。
拘束時間の長さ
正社員と言えば一般的な拘束時間は1日8時間の週40時間勤務というところが多いと思います。
1週間168時間の内の40時間と考えれば、そんなものかとも思えますが、実際は通勤時間や休憩時間が入り、帰宅すれば疲れて寝てしまい、
休日も疲れは取れず寝てしまいなんて日々を繰り返していると、自分の自由に過ごせる時間と言うのは本当にごくわずかに感じるはずです。
働いても使う時間すらないような毎日を送っていると、なんのために仕事をしているのか分からなくなるなんて人も少なくないはずです。
そのため、もっと時間を自由に使える働き方というものに憧れて正社員を離れる人も増えているようですね。
若者の正社員離れは進んでいる？
最近では正社員という生き方ではなく、自分で稼ぎながら自由な時間を優先する働き方を取る方が増えて来ていますね。
若者の正社員離れなんて言われることもあります。
その背景には、やはり稼ぎ方の多様化があるのではないかと考えられます。
以前のように正社員以外の稼ぎ方が難しく、稼ぐための知識も集めにくかった時代とは違い、
動画サイトなどでは簡単な稼ぎ方がのノウハウがそこら辺に転がっています。
また、スマホ一台でも稼げるようになるなど、稼ぐ手段も非常に手軽になってきていて学生の頃からバンバン稼ぐような人もいるくらいです。
このように、必ずしも選択肢が正社員だけではない時代になって来ていることを考えると、今後も正社員離れという現象はますます増えていくのかもしれませんね。
