事務職というと、どうしても女性が多いイメージを持つ人も多いと思います。
ですが、男性でも事務職に就きたいと考えている人は多く、
その中で事務職に就けた男性は「勝ち組」なんて言われることもあります。
そこでこの記事では、男性が事務職に就くメリットや勝ち組と言われる理由を解説していきます。
Table of Contents
事務職に就けた男は勝ち組と言われる理由は?
以前、ネットで調べものをしている際に、「男で事務職なんて(笑)」のような書き込みをしているのを見かけて驚いたことがあります。
たしかに昔ならば、男が事務職と言うと偏見の目で見られる時代もあったかもしれません。
ですが、今時事務職は男性はやらないなんて価値観は時代遅れですし、むしろ男性で事務職に就けた人は「勝ち組」なんて言われることもあるくらいです。
では、男性が事務職に就くメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
事務職の男性が勝ち組と言われる理由と併せて解説していきます。
①体力的に衰えても働ける
体を使う仕事である作業員や介護・福祉系の仕事は、どうしても年齢とともに衰える体がついていかず、
年を取ってから体力の衰えや、腰や体を痛めて仕事を続けることが困難となってしまう人もいます。
仮にそこまではまだ体が衰えてなかったとしても、「家族も守らなければいけないのに、この先も今の仕事を続けて行けるのだろうか」と進行形で悩んでいる人も少なくありません。
ですが、事務職ならば、現場職ほどは体力が求められないため、年齢を重ねてもよほど身体を壊さない限りは続けていけます。
将来の不安を抱える人も多い中で、安定した環境で働けるというだけで、勝ち組と言われる理由ですよね。
②家族との時間や自分の時間を作りやすい
事務職の大きなメリットの一つとして、土日休みで定時に上がれるところが多いという点があります。
最近では仕事よりも自分の時間や家族との時間を優先した働き方というものを大切にする人が増えてきています。
どうしても現場職のような仕事だと残業が多かったり、平日休みだったりで、家族とすれ違ってしまったり、
自分のために使える時間が少ないことに不満を抱える人が多い傾向にあります。
その点、事務職ならばその辺りの問題もなく、家族とも過ごせたり、自分の時間を作れるようなスケジュールも組みやすいです。
③副業に取り組みやすい
上述したように、事務職のメリットは「時間の確保がしやすい」と言う点です。
そのため、空いた時間を副業に充てるという人も増えてきています。
今の時代、副業の幅も広がってきており、スマホ一台で本業以上に稼ぎだすなんて人もいるくらいです。
先行きの見えないこの時代で本業以外に稼ぎ口を手に入れておくというのは大きなメリットです。
ちなみに、会社の方針として副業を禁止しているところもあります。
それを知らずに勝手に副業をしてしまうと、なんらかのペナルティを受ける可能性もありますね。
副業を始める前に就業規則を確認したり、上司に聞くなど問題ないかをしっかりと把握しておきましょう。
男で事務職で働くときの将来性は?
「男性で事務職として働くなんて将来性がない」なんて偏見を持たれることがありますが、決してそんなことはありません。
上述した通り、事務職の最大のメリットとして体力的に衰えても長く働き続けることができます。
今の時代、身体を壊してしまうと再就職先を見つけるだけでも難しい場合も多く、そのリスクを負いにくいというだけでも大きなメリットになります。
また、事務職では給料面に不安があると言う人もいますが、事務職だからと言って一概に給料面に不安があるとは限りません。
たしかに、一般的に事務職は給料面が低い傾向にあることも多く、不安が残ると言う意見も出るのはおかしくはないでしょう。
しかし、長く働き続けたり、資格を取得することでキャリアアップを実現している人は大勢いますし、
しっかりと経験を積んでいけば大手企業への転職だって夢ではないでしょう。
事務職だからと言って将来性がないということはありませんのでご安心ください。
事務の男はダメなんて意見は気にするな
冒頭でもお伝えしたとおり、事務の仕事に憧れる男性が多い一方で、事務に就く男性はダメだと言う偏見を持つ方がいるのも事実です。
そんな意見に負けて、事務職を諦めてしまう男性をたまに見かけますが、そんな一部の意見を気にしてはいけません。
どんな仕事に就きたいと言う気持ちに、男性も女性も関係はありません。
さらに、事務は男性も女性も平等に働けるというメリットのある仕事です。
最近では事務の現場では、男性も女性も同数くらいの割合で働いているという職場も増えています。
もしもあなたが事務をやりたいと思うならば、周りの目を気にせずにぜひ一歩を踏み出してみましょう。
男の事務は受からないってホント?
さて、男性の事務職に就くことを調べていく内に「男性だと事務職に受からない」と言う意見を耳にすることもありました。
この点について結論から申しますと決してそのようなことはありませんのでご安心ください。
むしろ、男性の事務の採用率は増えているのが現状なくらいです。
では、なぜ男性は事務に受からないなんて噂が出回るのかを考えたところ、「経験の差」が男女により大きく違いがあるのかもしれないことが分かりました。
事務職の採用において「事務職の経験」というのは重要な要素の一つです。
事務職に就く男性も少しずつ増えていると言っても、やはりまだまだ女性の方が多いのが現状です。
そのため、必然的に女性の方が事務職を経験している割合も高く、同じ事務職の募集に対して「未経験の男性」と「経験者の女性」が同時に応募すれば、やはり経験者の女性の方が優先されることが多いです。
つまり、あくまで男女による採用率の差ではなく、未経験か経験者かというところで違いが出ているだけの可能性も高いため、
男性だから事務職は受からないと諦めるのではなく、まずは経験を積むところから始めるという意識で挑戦してみた方がいいかもしれませんね。