あなたの会社にはモンスター社員はいますか?
最近は非常識の度を超えた社員の存在に対して、注意しても態度はまったく改善せず、周りの空気なんてまったく読まずに突き進んでいってしまうので、どうしようもなくて困ってるなんて人も多いようです。
さて、そんなモンスター社員は放っておくとどのような末路をたどるのでしょうか。
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モンスター社員とは?
そもそもモンスター社員とはどのような人を差すのでしょうか?
先に勘違いして頂きたくないのは、自分の気に入らない相手はすべてモンスター社員だと決めつけてしまうのだけはいけません。
人はそれぞれの価値観の下に同じ仕事に向かっているので、自分と合わない同僚や上司というのは必ず出てきます。
無理に仲良くなれとは言いませんが、ある程度は自分と違う価値観の人間もいるんだと言うことが大切です。
さて、前置きが長くなりましたが、価値観が違うとは言っても、実際のところ誰の目から見ても常識の限度を超えたモンスター社員というのは少なからず存在します。
モンスター社員と言う言葉自体が特に定義されているものではないので、こういう人がモンスター社員だと断定することはできませんが、
仕事をするなかで一般的にはあまりに非常識な行動や言動をする人物を差すことが多いです。
あくまで一例ですが、以下のようなところまで行くとモンスター社員と言われてもある程度仕方ないのかもしれません。
- 仕事中に社会的にあまりに逸脱した自分勝手な行動(業務以外の私用の電話や用事を優先してしまい仕事が後回しになってしまう、目を離すとすぐにサボるなど)が目立つが、周りから指摘されると自分に都合の良い言い訳ばかりして一向に態度を改めない人
- 常に自分が正しいと思い、周りにやたら攻撃的に威圧して、誰の意見も聞かずに勝手な行動ばかりしてしまう人
- ミスや失敗をすぐに人に押し付けて、常に自分は悪くないという姿勢を貫く人
- 遅刻や無断欠勤を繰り返すが、反省がまったく見られない
これは筆者が実際に今までモンスター社員だと感じた一例です。
実際は人によってモンスター社員に対する考え方はそれぞれですが、その人の行動のせいで周りが業務に支障をきたすレベルまで行ってしまったら、モンスター社員だと認識されることも多いようですね。
モンスター社員の末路とは?
さて、そんなモンスター社員ですが、ここまで酷いとこのままだとどうなってしまうのだろうか。なんて気になることってありますよね。
ここからは、実際にモンスター社員が辿る末路を幾つかご紹介していきます。
自滅する
モンスター社員とまで呼ばれる人の場合、上司から注意されてもその行動が直ることはありません。
むしろ、逆上して問題行動ばかりが増えて行ってしまうというケースがほとんどです。
そのため、最初はまだ肩を持っていた人たちもだんだんと見放していき、気づけば周りに味方がいないような状況に陥ったりします。
自分の行動が原因でどんどんと居場所がなくなっていき、最後は職場で孤立してしまい居づらくなって退職をしていく人は多いです。
このように放っておいたら自滅していくパターンは意外とあるようですね。
クビになる
正社員として働いている場合、勤務上の態度を理由にクビになるには相当の根拠と理由が必要になります。
しかし、モンスター社員の場合は実際に行き過ぎた行動により会社に損害が発生していたり、周りの従業員の仕事に支障が出てしまっているような場合で、上司からの指摘があってもまったく改善されないような場合は最悪の場合はクビになることもあります。
しかし、モンスター社員とまで呼ばれる方は自分が正しいと言う意見を絶対に崩さないことも多く不当解雇だと騒ぎ立てて会社の悪評を立てたり労働基準監督署に言いつけるなどの行動に出ることも多いです。
また、クビにまでなると同情したくなる気持ちも出てきますが、自分の行動が起因になってることも目の前で見ていたりするので複雑な気持ちになりますよね。
大量の離職者を出す
ここまでご紹介した末路は、モンスター社員が因果応報を受けてそれなりの末路をたどったときのパターンです。
しかし、たまにモンスター社員が自滅したり罰を受ける前に周りの従業員が我慢の限界を迎えて次々と辞めていってしまう場合もあります。
上述した通り、モンスター社員をどうにかしようとして注意してもどうにもならないケースが多く、クビにしようにもそれなりの理由が必要だったりと、
会社側もどうにもならないような状況で硬直状態が続いてしまったりすると、
周りの従業員は「困ってるのに本当に何もしてくれないんだ」と会社を見限り次々と退職の連鎖が始まってしまうなんてケースもあります。
しかも、なぜか当のモンスター社員もなぜか会社に文句を言いながら辞めて行くなんてケースも多くあるようです。
モンスター社員は野放しにするべき?
指摘すれば反発してきて、放っておけばトラブルを作る。
あらゆる方法で上手に関わろうとしたけれど、もはやどうにもならずに野放しにするしかないと諦めてしまっている職場も多いと思います。
ですが、そのまま野放しにしておけば残念ながら自分は自由にやらせて貰えると勘違いしてより拍車がかかってしまい、より職場環境が乱されることになったというケースもあります。
そのような場合は、常に全力で相手をし続けろとは言いませんが、ある程度は釘を刺しておく必要はあります。
たしかに、モンスター社員を正面から相手にするとエネルギーも消費しますし、メンタル的にきつい場面もあるでしょう。
モンスター社員に口頭で指摘をすると、後から言った言わないの水かけ論になったりするため、なるべく書面に残る形で伝えたり、
なるべく相手を刺激するような余計なことは言わず、事実だけを淡々と伝えたりと、関わり方に工夫しながらある程度は釘を刺しておける状況にしておくことが大切ですね。