家庭教師のバイトを経験した人からは「家庭教師のバイトはやめとけ」なんて噂が出回ることがあります。
未経験者からすれば、なぜ家庭教師のバイトがそのように言われるのか不思議なんて思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、そんな家庭教師のバイトはやめとけと言われる理由について解説していきたいと思います。
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家庭教師のバイトはやめとけと言われる理由とは?
さて、それではここからは実際に家庭教師のバイトを経験した人から聞いた「家庭教師のバイトはやめとけ」と言われる理由を幾つかご紹介していきたいと思います。
稼げない
家庭教師のバイトと言うと、時給も高く稼げるようなイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、家庭教師のバイトの経験者は「想像よりも稼げない」と口を揃えて言ったりします。
家庭教師の時給を調べると1時間につき2,000円~3,000円と言うところも少なくなく、これだけ見ると他のアルバイトよりも圧倒的な高時給であるため割の良いアルバイトに見えます。
しかし、実際に生徒に対して授業を行うのは一回につき2時間程度であるため、一度の仕事でも5,000円程度しか稼ぐことができません。
それを週に1回~2回程度となれば2~4万円程度稼げれば良い方でしょう。
授業の回数を増やすのは相手からの申し出でもない限り難しいですし、
これでは生活できないと思った他の生徒も請け負うこともできますが、場所が離れていたりすると移動時間が多くなってしまい、費やす時間に対してそこまで効率の良いバイトではなくなってしまう可能性もあります。
一般のバイトならば、一度の仕事でガッツリ稼ぐこともできますし、足りなければシフトを増やして貰うこともできます。
常に仕事をしているような気持ちになる
家庭教師の仕事は生徒に対してどう上手に授業を理解して貰うかが重要です。
そのためには、工夫した授業の進め方と、豊富な知識が求められますね。
また、生徒によっても理解度も異なれば、同じ教え方をしても向き不向きの勉強方法があります。
高い時給を貰って生徒の学力が思ったように伸びなければ強いプレッシャーを感じることになるでしょう。
そのため、バイトの時間外でも生徒のために授業の予習をしたり、教え方を考えたりと業務の時間外でも常に仕事を意識してしまうという人も少なくないようです。
人の人生に大きく関わる仕事だからこその責任感などもそのプレッシャーはより強く伸し掛かるのかもしれませんね。
一度始めるとやめにくい
教育関係の仕事に多いのですが、一度仕事を始めてしまうとなかなか辞めにくいと感じる人が多いようです。
飲食店ならば、辞めたところで他の人がカバーしてくれますし、お客さんだって別に誰に接客されようが商品さえ手に入れば問題ありません。
しかし、家庭教師という仕事の性質上自分が辞めるとなれば後任の家庭教師探しから始まるため、気軽に辞めるのは難しいですし、
信頼して頼ってくれていた生徒や家族を裏切るような気がして辞めたい意思をなかなか言い出せないという人も少なくないようです。
人間関係を築くことの難しさ
家庭教師の場合生徒とは1体1の関係が基本になるので、相手から警戒された状態で始まることもあります。
学校や塾の場合は生徒側も周りに同年代の仲間がいるので気持ち的にも楽ですが、初対面の人と二人きりで勉強となると、慣れない内はお互い初めはギクシャクしてしまうようなことも多いです。
また、保護者はそれ以上に厳しい目で見てきます。
信頼関係を築こうと生徒の興味のあるゲームの話を振ったりすると、「こっちは高いお金を払っているのに、なんの話をしているんですか?」なんて言われてしまったケースもあります。
不特定多数の人を相手にする仕事ではなく、狭い人間関係の中でやっていく仕事だからこその難しさが出てくるようですね。
家庭教師のバイトに向き不向きはある?
さて、ここまでは家庭教師のバイトはやめとけと言われる理由をご紹介してきました。
一方で、家庭教師の仕事が楽しくて仕方ないという意見を持つ人も多くいます。
やはり、この意見の違いは家庭教師と言う仕事への向き不向きも大きく関わってくるのかもしれません。
そこで次に家庭教師のバイトに向いている人と向いてない人の特徴をご紹介していきます。
家庭教師のバイトに向いてる人とは?
創意工夫が好き
家庭教師の仕事はいかに生徒の個性を見極めて、その生徒にとって分かりやすい授業をしてあげられるかが重要になります。
最初は失敗も繰り返しながら様々な工夫をしていくこともあるでしょう。
しかし、失敗のなかから「では次はここを工夫しよう」と様々な観点から考えて柔軟に取り組める人は家庭教師の仕事に向いていますし、
その方法がバッチリはまったときは、まさに家庭教師の仕事をしていて良かったと感じる瞬間だと思います。
コミュニケーションが好き
家庭教師の仕事は生徒や保護者とのコミュニケーションが何より重要です。
長期的に近い距離で関わり続けるため、このコミュニケーションがしんどいという人は家庭教師の仕事はきついかもしれませんが、
こういった関わりが好きというのであれば、家庭教師の仕事は楽しいと感じるかもしれませんね。
家庭教師のバイトに向いてない人とは?
誰かと協力して仕事をしたい
家庭教師の仕事は基本的には自分一人で生徒に対して授業を行うという形式が多いです。
そのため、困ったことや悩みがあってもその場は自力で解決しなければなりません。
(契約上のトラブルなどは雇用元の会社があればそちらに間に入って貰うこともできますが)
接客業などのように誰かと連携して助け合いながら働くような環境ではないため、一人で仕事にあたることが嫌だと言う人は向いてないかもしれませんね。
イライラしやすい
授業をしていく中で、必ず「なんで上手く伝わらないんだ」と感じる場面は出てきます。
そのときにすぐにイライラして態度に出してしまうような人だと、生徒に対しても威圧感を与えてしまって萎縮させてしまうこともあります。
そのため、すぐに態度や顔に出てしまったり、イライラしやすい人の場合は家庭教師は向いてないと言えるかもしれません。