「ITパスポートは簡単だと聞いていたのに受からない」そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
ITパスポートは決して難しい試験ではありませんが、それでも正しい対策をしていなかったり、少ない学習時間で誰でも合格できるような試験では決してありません。
そこで、この記事ではITパスポートの試験に受からない人の特徴を確認しながら、合格のコツをご紹介していきたいと思います。
Table of Contents
ITパスポートに受からない人の特徴とは?
何度挑戦してもITパスポートの試験に受からないという人に共通しがちな特徴をご紹介していきます。
同じようなことをしてしまっている場合、受からない原因はそこにあるかもしれません。
まずは、自分の勉強方法と下記の特徴を照らし合わせて弱点を分析してみましょう。
過去問を解いていない
よくテキストだけをひたすら読み込んで、一切過去問を解かないという人がいますが、この方法はおすすめしません。
ITパスポートは過去問と近い趣旨の問題が多く出るため、過去問をある程度解けるようになるだけでもかなりの得点力アップに繋がります。
また、過去問を解くと言うことは得た知識を脳に定着させることにも繋がるため、
テキストを読んで過去問を解くを繰り返すことで、知識がしっかりと身に付くことにもなります。
ITパスポートの試験は過去問と違う問題が出てくる?
また、ITパスポートの試験では、過去問と違う問題が出てくるから過去問を解く意味はないと考えている方もいるようですが、それは断じて違います。
たしかに過去問と一字一句完璧に同じ問題が出てくる可能性は低いでしょう。
しかし、問題をよくよく読んでいると文章が少し違うだけで問われている内容は過去問とほとんど同じという問題ばかりのはずです。
そのため過去問をただ暗記するだけだと、このように文章が少し変わったときに対処できないことも多いですが、
過去問を解説まで読みながら理解して解くように意識すると、本番でも面白いように問題が解けるはずです。
大切なのは、ただ過去問を解くのではなくしっかりと理解することを意識することが大切ですね。
すべてを完璧に勉強しすぎてしまっている
ITパスポートの勉強を端から端まで完璧に理解しようとしてしまってはいませんか?
ITパスポートの試験は1000点満点中600点で合格できる試験です。
それにも関わらず1000点を目指すように、端から端まで完璧に理解と暗記をしようとすれば、どれだけ勉強時間があっても足りません。
そのため、もし合格したいならば1000点満点ではなく、600点を確実に合格できる勉強を目指すべきです。
勉強をしていて難しい知識や、過去問からの出題頻度が低い分野などはある程度流すことも大切です。
勉強をしてない
ITパスポートは簡単だという噂は聞いたことがある人も多いと思います。
なかにはノー勉で受かったなんて武勇伝を話す人もいますが、それを真に受けて同じようにほとんど勉強せずに挑戦してしまう人もいたりします。
たしかにITパスポートの試験は、難易度が高い試験ではないかもしれませんが、
それでもまったく勉強せずに合格できるような試験ではありません。
実際にITパスポートの合格率は50~60%と言われるように、約半数は落ちているのが現実です。
まずは、勉強の段階でしっかりと合格できる自信がつくらいまで勉強してみましょう。
ITパスポートの試験に落ちるのはやばい?
ITパスポートの試験に落ちるのはやばいなんて意見を聞くことがあります。
なかにはそんな意見を真に受けて、試験に一度落ちてしまった段階で諦めてしまう人もいますが、これはもったいないです。
そもそもITパスポートの試験に落ちるのは決してやばいことなんかではありません。
実際、ITパスポートでは毎回半数近い人が試験に落ちています。
落ちた人の中には、忙しくて勉強時間が足りなかった人や、上手く対策が取れなかった人など様々な事情を持つ人がいますが、
それを一律でやばいとくくる方が間違っていますよね。
試験に落ちて失敗した点を修正して、再度挑戦して合格した人は大勢いますし、落ちるのなんて別に大したことではないと考える人の方が多数意見でしょう。
ですが、一部のそんな意見に流されて試験を諦めてしまったら、ITパスポートの試験に落ちた劣等感だけがあなたに残ることになるうえに、
諦めてしまえば、今まで勉強した知識も無駄になってしまいます。
ITパスポートに落ちるのはやばいなんて意見に流されず、ぜひ何度でも挑戦して資格を取得してみましょう。
ITパスポートは決して難しすぎる試験ではない
また、ITパスポートの試験に落ちてしまうと「もう受からない気がする」、「ITパスポートの試験は難しすぎる」なんてネガティブな思考になってしまうこともあるでしょう。
ですがITパスポートの試験は決して難しすぎる試験ではありません。
上述したような弱点をしっかりと見極めて、一つずつ確実に克服していけばIT関係の知識に触れてこなかった人でも確実に得点を伸ばしていける試験です。
ここまで解説してきた合格のコツをまとめると以下の通りです。
- 完璧に勉強するのではなく、重要な論点に絞って勉強する
- 過去問は理解することを意識して取り組む
- 勉強時間はしっかりと確保する(簡単だと舐めてかからない)
これらを意識して勉強に取り組んでみれば、きっと得点を伸ばせるはずですので、ぜひ意識してみてくださいね。