憧れの大企業に入社して経理に配属されたけれど、仕事がつまらないと言う悩みにぶつかる人は多いですね。
経理の仕事はある意味クリエイティブとは真逆の仕事なので、肌に合わない人には特に向いてないと感じやすい仕事だと思います。
それに加えて大企業ならではの悩みというのも出てきて、仕事自体がつまらないと感じる人も多いようですね。
この記事では大企業の経理に就いた人ならではのつまらないと感じる理由などを解説していきます。
Table of Contents
大企業の経理はつまらないと言われる理由とは?
大企業の経理なんて聞くと、多くの人からは憧れの眼差しで見られるはずですが、なぜ実際に経験した人からはつまらないなんて声が出てきてしまうのでしょうか。
それは大企業だからこその特別な事情が関わっているからかもしれません。
ここからは、大企業の経理がつまらないと言われる理由を幾つかご紹介していきたいと思います。
会社として完成されてしまっている
ベンチャーや中小企業の場合はまだまだ未完成の部分も多いため、経理という仕事に就いたといしても、仕事にも自分で一からシステムを築いていくなどの工夫をする余地があったり、
経理以外の別の仕事も臨機応変にやらせて貰えたりします。
これは大変なことですが、それがかえって良い刺激になったりする部分も多いですね。
一方で大企業の場合はすでに経理のシステムがほぼ完成されてしまっているので、工夫などの入り込む余地は少ないです。
そのため経理の仕事をするうえでやり易さなどはあるかもしれませんが、同じ業務をマニュアル通りにこなしていくだけの日々に飽きやつまらなさを感じてしまう人も少なくないようです。
同じ作業の繰り返し
経理の仕事は基本的には毎日が同じ作業の繰り返しです。
もちろん経理の中にも担当などがあるため業務内容を一概にまとめることはできませんが、経理と言う仕事の性質上どの業務も一度流れを掴んでしまえばその流れを繰り返すことが多いです。
また大企業ともなれば、そもそもの業務の量も多いため、非常に忙しいというところも多くあります。
多忙ながらも同じ作業を繰り返す毎日にうんざりしてしまったなんて人も多いようですね。
成果が認められにくい
上述した通り、大企業の経理の仕事はマニュアルに沿った手順で業務をさばいていくのが基本になるうえに、自分の工夫が入り込む余地が少ないです。
評価される基準はせいぜい仕事をさばくスピードが速かったり、仕事が丁寧なことくらいです。
これらの能力は仕事をしていくうえで非常に素晴らしいことではありますが、
やはり具体的な成果として認められるかと言うと難しく、昇進などにも繋がりにくい傾向にあります。
成果が認められにくい仕事と言うのはモチベーションの維持も難しく、仕事がつまらないという気持ちに繋がりやすいようですね。
大企業の経理は楽?
つまらない仕事と言う声があがる一方で、大企業の経理は楽でいいと言う意見も多く聞かれます。
それは、上述して来たとおり経理のシステムがすでに完成されているので、大きなトラブルも少なく手順通りに処理していくだけで済むため、
他の職種より気持ち的にも楽だと感じる人もいるようです。
また、営業などのように目に見えるような成果を上げなければならないプレッシャーも少ないというのが良いという声もありました。
また、人員も充実しているため職場内でも有給が取りやすかったり、残業や休日出勤がほぼないなんてところも多く、
最近ではテレワークが導入されることも多かったりと、そう言った点は大きなメリットとなるでしょう。
このような利点も多く、大企業の経理ほど良い仕事はないなんて言う人もいるくらいですね。
大企業の経理がやめとけと言われる理由
経理の仕事を経験した人からは「経理の仕事だけはやめとけ」なんて声が上がることもあります。
これは、やはりここまで上述してきた通り仕事に対してつまらないという感覚を抱いた人や、
クリエイティブな仕事や常に動き回るような仕事がしたく、経理の仕事が肌に合わないと言う人からはこのように不満の声が上がることも多いですね。
ですが、一方で大企業の経理の仕事の最大のメリットと言えばその安定性ですね。
規模や待遇にもよりますが、大企業と呼ばれるほどのところで経理職に就くことができれば十分な給料と福利厚生が用意されていることが多いです。
不安定なこの世の中で安定した環境で働くことができると言うのは何物にも代えがたいメリットと言えます。
経理の仕事自体がそもそも向き不向きが分かれやすい仕事だと言われています。
自分が向いているかいないのかは正直働いてみないと分かりません。
絶対に自分には経理は無理だと思っていた人が意外とハマったり、強く経理職を志望していたけれどいざ始めてみたら意外と肌に合わなかったなんて人もいます。
経理はやめとけなんて声もありますが、気になる方は実際に挑戦してみて実際に試してみるのもいいでしょう。