社会人になって、勉強への意欲がふつふつと湧き出す経験のある方も多いと思います。
理想は毎日少しずつでも勉強をして良い資格を取ったり、仕事に活かせる知識を得たりできたらいいのですが、
実際は疲れて一日眠ってしまったり、机の前に座っても結局ほとんど勉強できなかったりしちゃいますよね。
仕事に追われる忙しい毎日を過ごしていれば、それも仕方ないことかもしれません。
そんな中で社会人になっても毎日少しずつでも勉強をしている人を見ると、化け物みたいに見えてしまいますよね。
自分にはできないやと諦めてしまいがちですが、実は毎日勉強を続けられている人に共通する「特徴」を意識するだけで勉強への意欲は維持できるようになるかもしれません。
この記事では、そんな毎日勉強をしている社会人の特徴をご紹介していきます。
目次
毎日勉強を続けられる社会人の特徴
毎日勉強をしている人を見ると、別次元のような存在に感じてしまう人も少なくないと思います。
それほど毎日少しずつでも勉強を継続するというのは大変なことです。
ですが、実際に毎日勉強を継続している人に聞くと、別に特別なことをしているわけではないと言う人も多いですが、
ほんの少し意識が違うだけかもしれません。
ここからはその毎日勉強を維持できている人に共通する心理をご紹介していきます。
勉強をする目的を持っている
学生の頃に勉強に最も集中できたタイミングとしては「テスト直前」と答える人も多いですね。
勉強を継続して続けるために大切なことの一つは「明確なゴール」です。
社会人になると、勉強をしても明確なゴールがないためいまいち集中して取り組めないという人が多いですね。
たとえば英語の勉強などは興味はあるけど直近でなにかに使う訳ではないと言う人も多いため、始めても挫折してしまう人が多いと言われています。
そのため、勉強を始める際は興味がある分野を選ぶのも大事ですが、「〇〇の資格を取る」など明確な目標を立ててから始めるだけでも勉強のモチベーションの維持はしやすくなります。
勉強した成果を出した後の自分を思い浮かべる
勉強のモチベーションの維持にもう一つ大切なのが、勉強で成果を出した後の自分を思い浮かべることです。
上述の英語の勉強を例えに出してみましょう。
英語の勉強をは始める際に、英語を始める理由が「なんとなく役に立ちそう」だと、じゃあ今焦ってやる必要はないかという気持ちになってしまいますよね。
ですが、「英語のスキルを活かした転職をする自分」や「英語を使って海外旅行する自分」など明確な目標をもって、その知識で活躍した自分を思い浮かべることで勉強のモチベーションの維持にも繋がります。
勉強をしてどうなりたいのか。それをまずは思い浮かべるようにしてみましょう。
とりあえず机に座る
勉強を続けられるか続けられないかというのは、
「勉強しなくちゃ」と思った次に取る行動が非常に重要になってきます。
勉強を続けることができない人は、とりあえず休憩してからにしよう。と別の行動を挟んでしまいますが、
勉強を継続できる人は勉強のやる気が起きなかったとしてもとりあえず机の前に座ります。
実はこの「とりあえず始める」というのが非常に大切な鍵を握ります。
「作業興奮」という言葉をご存じでしょうか。
やる気というのは考えて生まれるものではなく、とりあえず作業を始めることでやる気が生まれてくるという現象を「作業興奮」と呼びます。
つまり、もしまったく勉強のやる気が起きなかったとしても、とりあえず机の前にさえ座れば意外とやる気が出始めると言う考え方がこの作業興奮になります。
もしあなたが毎日勉強を続けたいと思うならば、決まった時間にとりあえず机の前に勉強道具を広げる習慣をつけることで、毎日勉強を継続するための一歩となるかもしれません。
社会人になって勉強をしない人の末路とは
末路なんて聞くと少し大げさに聞こえますが、実際に勉強をまったくしてこなくて後悔している人は多いです。
必ずしも勉強をしない人が悪い訳でもないですし、勉強をした人が必ず成功するとも限りません。
ですが、勉強をしてこなかった人よりも、勉強をして来た方が将来的な選択肢が広がるのは間違いありません。
「転職を考えた時」、「仕事で新しいチャンスを掴めるとき」、「資格を取得するとき」など、きちんと将来を見越して続けて来た勉強は、人生の重大な局面で必ずあなたの役に立ちます。
逆に、勉強をしていけなければその選択肢は間違いなく減ることになります。
勉強をしてこなかった人がどういう末路になるのかは、その時の状況にもよりますし人それぞれですが、
毎日少しずつでも勉強を継続していけば、理想の将来を築ける可能性は間違いなく高まるでしょう。