・人見知りは営業に向いてるって噂はホント?
営業と言うとコミュ力の高い体育会系というイメージがありますよね。
そのため、人見知りの人からすると営業に興味があったとしても、自分には無理だと諦めてしまう人もいます。
ですが、実は人見知りだからこそ営業向きの性格という話をご存知でしょうか?
この記事では、人見知りが営業をしたときのメリットなどを解説していきます。
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人見知りに営業はつらい?
営業と聞くと、コミュ力が高く、明るくいつもハキハキしている、体育会系の人と言うイメージがありますよね。
もちろん、こういう誰にでも好かれて、簡単に相手のふところに入っていけるタイプは営業に向いている性格であることは私の経験上でも間違いないと思います。
そう考えると、真逆のタイプとも言える人見知りにはやはり営業の仕事はつらいのでしょうか?
実はそんなことはありません。
見るからに営業のうまい人たちの陰に隠れがちですが、営業成績の良い人の特徴には「人見知り」な人が意外と多いんです
人見知りの人の特徴として、初対面の相手や慣れない相手には自分から積極的に行けない人が多いため、営業に不向きに思えますが、
なぜ、そんな人見知りが営業の成績がいいのかというと、人見知りの特徴にはこれらのタイプが多いためではないでしょうか。
- 人と関わるうえであらゆる想定をするから
- 事前の準備を怠らない
- 相手の話を聞く方が良いという人が多い
実は、これらはどれも営業には不可欠の要素なんです。
人見知りになる理由の多くは、自己評価の低さが原因だと言われることがあります。
この自己評価の低さを補うために、必要以上に先のことまで考えてしまったり、慎重になりすぎたりした結果、相手にどう接していいのか分からなくなってしまうという方が多いようです。
友達付き合いとなるとこれらの行為が仇となることも多いですが、営業の世界ではこういった行いが良い結果を生むことがあります。
最初はどう話したらいいか分からなくて苦労することもあるかもしれませんが、経験を積んでいく内に必ずトークのテンプレートができていきます。
このテンプレートに相手のことを考える力が加われば、営業の世界では非常に強い武器となるため、
そんな武器を持っている人見知りの人こそ営業向きと言われるのかもしれませんね。
コミュ力の低い人でも営業はできる?
ちなみに、営業をする上で人見知りではなくコミュ力が低いことを気にする人がいます。
人見知りとコミュ力が低い人というのは同じような意味に感じますが、正確には少し異なります。
人見知りの人は、初対面の相手に対して極端に緊張してしまうだけで、慣れてしまうと意外とコミュニケーションは取れるのに対して、
コミュ力の低い人は、初対面であっても緊張こそしないけれど、誰に対してもどうやってもコミュニケーションを取ったらいいか分からない人を意味するのが一般的です。
そのため人に対してコミュニケーションを取ることが苦手でも、営業ができるのかと悩む人も多いですね。
まず、コミュ力が低くても営業で活躍している人は多くいます。
以前友人からこのような話を聞きました。
その友人の知り合いにはコミュ力が低いと周りに公言しながら営業で活躍し続けている男がいます。
たしかにその友人は話をするのが上手い訳ではないようですが、最後まで話を聞いてくれるので信頼できる相手だと言っていました。
自分の話や自慢をしたがる人が多い現代において、ただ話を最後までしっかりと聞いてくれるこの人のような存在は、
ただコミュニケーションが上手な人よりも、よほど本当に頼りになる存在かもしれません。
営業でも大切なのは自分のことを話す力ではなく、聞く力の方が大切だと言う意見もあります。
彼は自分からコミュニケーションを取ることこそ苦手かもしれませんが、最後までしっかりと話を聞いてくれる辺り、
コミュニケーションの上手い人よりも、他にはない個性を有していると考えることができるかもしれません。
このように、コミュ力が低い人には低い人なりの活躍の場があります。
コミュ力が低いからと言って営業が無理とは限りませんね。
人見知りならルート営業がおすすめ
営業のやり方にも色々な種類がありますが、人見知りの人におすすめなのがルート営業です。
ルート営業とは、一般的な営業と違って既存のお客様のところにセールスや、アフターフォローを行う仕事です。
そのため、まったくの新規のお客様と違い、相手はこちらをある程度知ってくれているという特徴があります。
私自身も人見知りであるため、営業に際して最も辛いのが、まったく見ず知らずの人だと、何を話のとっかかりにしたらいいか分からなくなって焦ってしまうということがよくありました。
ですが、ルート営業のようにすでに相手がこちらのことを知ってくれているのであれば、話の取っ掛かりも掴みやすく、比較的コミュニケーションも取りやすくなります。
どうしても新規の営業の場合は、初対面の相手に変なイメージを与えるのが嫌で、人見知りにとって抵抗を感じやすいですが、
しかし、ルート営業であれば、行く先も決まっているうえに、相手からもこちらの事情をある程度理解されている場合が多いため、話のとっかかりがつかみやすいというメリットがあります。
基本的にはすでに営業の実績もあり、同じところに何度も繰り返し営業を行うため、人見知りであっても比較的相性の良い営業方法の一つです。
自分で営業先を開拓していくことが不安と言う方は、ルート営業を選択してみてもいいですね。
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飛び込み営業は人見知りでもできる?
飛び込み営業とは、アポなしでお客様のところへ訪問して営業をしていく方法です。
まったく見ず知らずのお客様であるため、話を聞いてもらうだけでも一苦労なのに、
その人から仕事を取らなければならないとなると、上述したルート営業よりもかなり難易度は上がります。
人見知りが苦手である、「初対面の人との会話」を不利な立場から始めなければならないため、こればかりは人見知りの人にはかなり苦痛に感じるはずです。
ただ、飛び込み営業は人付き合いのうまい人でも嫌がることが多い営業スタイルです。
飛び込み営業が辛いという理由を人見知りだからと言う理由で繋げるのは、少々違うかもしれませんね。
営業で人見知りは克服できる?
営業をやっていれば誰でも人見知りを克服できるかと言われれば、できる人とできない人がいるのが現実です。
部活動で努力すれば誰でも上達する訳ではないのと一緒です。
仕事という場でのみ人見知りをすることはなくなったけれど、プライベートはほとんど変わらないという人も多いです。
これは、人と接する能力が身についても、人見知りの根本の原因である「自己評価の低さ」が変わらないからではないかと思います。
トークスキルを磨いた結果、周りからの評価が高まり、自己評価も向上して人見知りが克服していった人なのではないかと思います。
人見知りで営業に挑戦したけどやっぱりつらいというなら転職もアリ
人見知りは営業に向いているかもしれないという理由を解説してきましたが、
営業に向いていていたとしても、人と多く関わるのが辛いと感じる人もいると思います。
それならばいっそ転職してみるのも一つの手です。
営業で培った経験はどの業種でも活かすことができるため、人と関わる仕事も、人と関わることが少ない仕事でも歓迎されやすいです。
人見知りに向いてる仕事とは?
最後に営業以外に人見知りに向いてる仕事をご紹介していきたいと思います。
人見知りに向いてる仕事はたとえば以下のような仕事があります。
- 警備員
- デリバリー
- 工場での仕事
- IT関係
これらの仕事は比較的コミュニケーションの必要性が少なかったり、対面での会話が少ない傾向のある仕事です。
他にも人見知りに向いている仕事は幾らでもあります。
人見知りだから仕事の幅が狭まるなんて恐れて無理に合わない仕事に就くのではなく、人見知り向きの仕事を選ぶというのも一つの手です。