求人を見ているとたまに「財団法人」の求人を見かけることがあると思います。
気になるけれどちょっと敷居が高く感じるし、ネットで調べると財団法人で働くのはやめとけなんて言われることもあります。
なぜこのように言われることがあるのか。
この記事ではその理由や、財団法人への就職について解説していきます。
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財団法人がやめとけと言われる理由
財団法人の仕事は準公務員なんて呼ばれることもあるように、安定性が高く、公益性の高い仕事です。
それにも関わらずなぜ財団法人がやめとけなんて言われてしまうのでしょうか。
実際に働いていた人から聞いた話をまとめると、以下のような要因があるためではないかと言われているようです。
- 仕事の自由度が低い
- 事務的な仕事が多い
- 転職に弱い
一つずつ解説していきます。
仕事の自由度が低い
財団法人の仕事はマニュアルに従って規定の業務を淡々とこなしていくような業務が多いです。
これは一般的な民間企業のように売り上げを気にしたり、顧客の新規開拓のようなものがほとんどないため、
どうしても業務内容は毎日が同じことの繰り返しという側面が強くなってしまい仕事への自由度が低いと感じることも多いようです。
そのため日々の業務に飽きてしまったり、やりがいを見出せないなんて悩みを抱える人が出てきてしまったりするようです。
そのため、バリバリ成果をあげて出世していくのが好きなような人や、常に新しいことに挑戦していきたいと言う人にはあまり向いていない業務内容と言えるかもしれません。
また、場所によってはよほど忙しくない限り仕事量が少なく、暇な時間が多すぎて逆に辛いなんて人もいます。
羨ましい悩みに聞こえますが、実際に働いてみて毎日やることがない時間が訪れるというのは意外ときついのかもしれませんね。
事務的な仕事が多い
財団法人に転職する人に話を聞くと「楽そう」、「事務的な仕事がしたい」という理由が意外と多いです。
たしかに財団法人は民間企業にあるような営業活動やノルマのようなものはなく、業務内容も事務的なものが多いです。
そう言った意味ではプレッシャーが少ない環境で仕事ができるため、ストレスは溜まりにくい環境と言えます。
ですが、実際に働いてみると張り合いを感じなかったり、毎日ルーティンワークばかりで仕事に飽きたなんて人も少なくありません。
もともと事務的な作業が苦手だったり、常に身体を動かしていたいという人には財団法人での仕事はきついと感じる部分も多いかもしれませんね。
転職に弱い
財団法人からの転職は苦労することが多いと言われることがあります。
仕事内容がどうしても事務的なものが多くなってしまうため、これと言ったスキルを身に着けたり、
仕事の成果を面接のアピールとして打ち出すことも難しいため面接に苦労するためとも言われますね。
そのため、将来的に転職を希望する人は休日を使って資格の勉強をしたりと、努力が必要になりますね。
財団法人への就職は難しい?
財団法人と言っても種類は様々ですので、一概に簡単か難しいかで判断はできません。
しかし、どこの財団法人も求人倍率は高い傾向にあるようです。
これは財団法人の求人自体の少なさや、安定性が高いことから退職者が少ないことなどもあり、
中途採用の枠が少ないため必然的に競争率が高くなるためとも言われています。
また、業務内容が特別な分野に特化したものである場合は、その分野や業界での経験や知識がある人が優先されることも多いです。
スポーツ関係の業務を行う財団法人であれば、やはりスポーツ経験や、その分野に関する知識がある人がある程度優遇されたりするため、未経験では採用されにくかったりします。
求人自体も少なく、募集していたとしても応募条件が厳しかったりと言った理由から、財団法人への就職は難易度が高いと言われることが多いようですね。
財団法人への就職ができれば勝ち組?
財団法人はやめとけなんて言われることがありますが、メリットも多い仕事です。
ここまでも何回か解説してきましたが、財団法人で働く最大のメリットは「安定性の高さ」ですね。
準公務員なんて呼ばれることもあるように、福利厚生が整っていたり、景気に左右されて会社が倒産するようなリスクを負う必要がなかったりと待遇的にも優れているところが多いです。
また、上述した通り仕事自体のプレッシャーが少なく、業務量もそこまで多くないところが多いため残業がほとんどないなんて職場も多くあります。
こういったメリットの多さから、公益財団に就職できた人は勝ち組だなんて言う人もいますね。
しかし、ここまで解説してきた通り財団法人という特殊な環境での業務が辛いと感じる人もいるため、
人それぞれと言うところかもしれませんね。
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