皆様はパン工場のバイトと言うとどのようなイメージを抱きますか?
パンの良い匂いに囲まれて楽しい仕事を思い浮かべるなんて人も多いのではないかと思います。
しかし、そんなイメージとは裏腹に、
実際にパン工場のバイトで働いた人から話しを聞くと、「パン工場のバイトはやめとけ」なんて意見が出ることもあるくらいです。
なぜパン工場のバイトがこのように言われるのか、この記事では解説していきたいと思います。
目次
パン工場のバイトのきついポイント
さて、それではパン工場のバイトのきついと感じるポイントとはどのようなものなのでしょうか。
実際にパン工場でのバイト経験を持つ人から意見を集めたところ以下のような意見が多いことが分かりました。
- 同じ作業の繰り返しで飽きやすい
- 夜勤がきつい
- 肩こりや腰痛になりやすい
一つずつ解説していきます。
同じ作業の繰り返しで飽きやすい
パン工場の仕事内容自体は決して難しいものではありません。
流れてくるパンの形成をしたり、包装を行ったりと難しいことは求められないのがメリットです。
しかし、基本的には自分の持ち場で与えられた業務を延々と繰り返すことになるため、非常に忍耐力を求められることになります。
なるべく作業に飽きないように、勤務ごとに色々なラインを経験させてくれるところもありますが、
それでもやはり単調な作業が多いため、数回経験すれば飽きてきます。
仕事自体にやりがいを求めてしまったりするとしんどいかもしれませんね。
夜勤がきつい
パン工場の仕事で特にきついと言う意見が多いのが夜勤です。
パン工場の仕事自体はそこまで苦手ではないけれど、夜勤がきつくて辞めたなんて人も少なくありません。
夜勤に入るとどうしても生活リズムが乱れやすく、質の良い睡眠が取れなくなったり、
太りやすくなった、老けたなど身体的な不調が出てくる人も多いです。
肩こりや腰痛になりやすい
パン工場の仕事は同じ姿勢で業務を続けることになるため、肩こりや腰痛に悩む人が非常に多いです。
若いうちはどうにかなったりしますが、歳を取って身体の筋力が衰えてくると、この肩こりや腰痛がシャレにならないレベルでしんどくなります。
身体が痛いからと言って、体調不良でもないため勝手に手を止めて休むわけにもいかないので、工場の仕事をするうえで非常に深刻な問題となりますね。
休憩中に他の人に話を聞いたら、ほとんどの人がコルセットをまいていたなんてこともありました。
私も実際に巻かせてもらったところ、本当に腰が楽になるんですよね。
パン工場のバイトのメリットは?
ここまではパン工場で働くメリットをご紹介してきましたが、一方でパン工場のバイトにも様々なメリットがあります。
そのおかげで実は密かに人気のアルバイトとも言われることがあるパン工場でバイトをするメリットをご紹介していきたいと思います。
休憩中はパンが食べ放題
大手のパン工場なんかで働くと、休憩時間中は休憩室にパンがどっさり置いてあって自由に食べることができたりします。
よくコンビニで見かけるような美味しそうなパンなんかも食べれるので、初めて勤務したときはかなり感動すると思います。
長く勤めていればさすがに飽きてくるなんてこともあるかもしれませんが、短期で働く分には美味しそうなパンを食べ放題というのは非常に魅力的な話です。
ただ、身体を動かさない仕事ですので、油断するとカロリーの高いパンの食べ過ぎであっという間に太ったりします。
特に夜勤に入るときなんかは要注意ですね。
ガッツリ稼げる
パン工場のバイトは長時間勤務のものや、高時給の募集も多いので一回の勤務でガッツリ稼ぐこともできます。
少ない時間で毎日働くのが嫌だと言う人にはもってこいの仕事です。
特に夜勤に入れば深夜手当もつくので一回の勤務でかなりの高収入も狙えます。
深夜手当は法律で定められた手当で、22時〜朝の5時までの勤務は通常の時給の1.25倍を支給しなければなりません。
時給1,000円であれば1,250円と言った具合です。
仕事内容が簡単
仕事が単調なのがきついと上述しましたが、単調な分覚えることも少なく良くも悪くも誰でもできる仕事です。
飲食店やコンビニのように覚えることが多く、辛い思いをするようなこともないため気持ち的にも楽に働けるはずです。
以前に別の仕事に挑戦したけれど仕事が覚えられなかった人や、
手順が多すぎてミスを連発してしまったことが嫌で辞めてしまった人なんかは、まずはこういった仕事から始めてみるといいかもしれませんね。