大学生になって時間に余裕が出て来たこともあって、周りでバイトをする人が増えてきたせいか、自分もバイトをしなければいけないのではないかなんて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
私も学生時代、周りがみんなバイトをしていたこともあり、バイトをしないなんてありえないという空気に後押しされてバイトを始めたタイプでした。
ですが、正直あのとき焦って始めなければ良かったと後から後悔することも多かったです。
その頃の感想や反省点をふまえて、バイトをしない大学生について解説していきたいと思います。
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バイトをしない大学生はクズなのか?
周りでもバイトをしている人が増えると、働かない自分はそんなにいけないのだろうか。なんて焦りが出てきてしまうなんて経験がある人も少なくないのではないと思います。
同じ境遇の人がいないかと調べてみようとして、
「バイトしない大学生」なんて検索ワードで調べると、関連ワードに「クズ」や「甘い」なんて単語が出て来ることがありますね。
そもそも、なぜバイトをしない大学生はおかしいと言う風潮があるのでしょうか。
それはやはりバイトをしている大学生が多数派であることが一番の理由だと考えられます。
まず、株式会社マイナビの調査によると、2020年に大学生のバイトの就業状況調査を行ったところ、71.8%の人がバイトをしていると言うことが分かりました。
ちなみに2021年は62.9%と、外出の自粛の影響か下がっていますが、おそらく、今後は段々と世間的な状況も落ち着きだし、アルバイトを増やす大学生が増えていくことを考えれば2020年の71.8%の方が現状に近い数字なのではないかと思います。
大学生の約7割がバイトをしているため、バイトをするほうが多数派ということが分かりますね。
最初はバイトをするもしないも人の自由だったのだとは思いますが、
段々とバイトをするのが普通という風潮が広まって行き、「バイトをしないのは甘え」、「バイトをしないやつはクズ」なんてどんどん悪い方向にイメージが向いてしまったのではないかと思います。
バイトしてないことに罪悪感を感じる必要はない
周りがバイトをしているのに自分がしていないことに罪悪感を感じてしまう人もいるのではないかと思います。
ですが、このようにバイトをしないことに罪悪感を感じる必要も、負い目を感じる必要もまったくありません。
これは私の体験談ですが、やはり周りの雰囲気に流されてとりあえず始めたバイトはどこか楽しくないですし、常にこれでいいのかと疑問を感じながら仕事をすることになります。
大学生になってアルバイトをする理由は遊ぶお金や、一人暮らしで生活費をまかなうためなど様々です。
もちろん、その理由が周りの友人がやっているからというならばそれも十分立派な理由になります。
このようにバイトをすることに理由や必要性があるならばやればいいですし、やらないからと言って決して悪いことはありませんし、
バイトをしてないことをバカにするような人が周りにいたとしても、まったく相手にする必要はないでしょう。
大学生と言う人生の中で二度と味わえない貴重な時間は、一時の罪悪感なんかに流されず、
自分の必要だと感じることに力を注ぐのが後から後悔しない最大のコツですね。
バイトしたことないと社会人になって苦労する?
よく学生の時にバイトをしておかないと社会人になってから苦労すると言われますよね。
ですが、私の周りでバイト経験がないまま社会人になって、大活躍している人はいくらでもいます。
そういった意味では必ずしもバイトをしなければ苦労するとは限らないでしょう。
あえて言うならば、「バイトをしておけば社会人になってから有利に動ける」というのが正しいのではないのかと思います。
バイトをしてなければ必ずしも苦労すると言う訳ではないと思いますが、やはりバイトをしていると普段の立ち回りや、
仕事をするうえでの考え方などが身に付きます。
もちろん、これは社会に出てから身に付けることもできるので、バイトをして社会経験を必ずしも積んでおく必要はありません。
ですが、社会に出たときに周りと差をつけたいという目的でバイトをしておくのはきっと将来の役に立つでしょう。