部下が増え始めると、どうしても仕事ができない部下が一人や二人は出てきますよね。
どれだけ丁寧に教えてもミスが減らなかったり、そもそもやる気自体がない人など、もうどう接していったらいいかわからない。
そんな経験を持つ人も少なくないのではないかと思います。
そんな部下に対して見切りをつけるべきなのか。それとも根気強く関わり続けるべきなのか。
この記事ではそんなお悩みを解決していきたいと思います。
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仕事ができない部下には見切りをつけるべき?
仕事ができない部下に対して見切りをつけるべきか。
おそらくこの悩みを抱えている方は根が優しく、できることなら見切りをつけるなんてしたくはないのだと思います。
ですが、現実問題そうも言っていられない状況というのもどうしても存在します。
そもそも仕事にやる気がなかったり、本人が諦めてしまっている。あるいは部下との相性の問題でこれ以上の関係を築くのは難しいという場合もあるでしょう。
そういった場合、どこまでも期待し続けることがかえって部下へのプレッシャーになることもあります。
そう考えると見切りをつけるというのも、一つの選択肢かもしれませんね。
ですが、だからと言って簡単に見切りをつけるなんて決断はできませんよね。
それではどうしたらいいかと言うと、見切りをつけると割り切るのではなく、部下への期待を下げると考えると気持ちが楽になるかもしれません。
人間である以上、自分の期待通りに結果を出し続けて貰えない状況にモヤモヤしてしまうこともあると思いますが、
すべての人が上司の期待以上の熱意と能力を持っていると考えてはいけませんし、そんな恵まれた環境はめったにあるものではありません。
きっとやってくれる。成長してくれると言う前提で接し続けるのはお互い辛いものです。
できない部下が一人や二人いるのは当然だとある程度諦めの気持ちをもって接することで、心に余裕が生まれ、お互い楽な気持ちで付き合うことができるようになるかもしれません。
また、適材適所という言葉があるように、部下の業務内容や労働環境を変えることで、本来の才能やモチベーションを発揮できるようになる場合もあります。
その辺りを今一度見極めてあげるというのも一つの方法かもしれませんね。」
仕事ができない部下にイライラしてもパワハラはNG
仕事ができない部下に対してどうしてもイライラしてしまった経験はあると思います。
人間である以上、これも仕方のないことかもしれません。
一番いけないのはイライラすると言う理由を盾にしてパワハラに走ってしまうことです。
上司と部下という関係上、どうしても長く側にい続けることから、
「こっちがイライラさせられてるんだから、少しくらいきつくあたったっていいだろう。」そんな思考に陥る人も少なくありません。
当然ですが、今のご時世でそのままパワハラに走ったりすれば、痛い目を見るのは自分です。
パワハラと言うと暴力や暴言をイメージするかもしれませんが、
周りの同僚や部下に露骨な愚痴を言って共感を求めたり、明らかに放置するような行為もパワハラとなる可能性があります。
イライラして衝動的な気持ちになってしまいそうな気持ちも分かりますが、何より自分を守るためと思って気持ちをコントロールしましょう。
部下のことでストレスが溜まったら仕事以外で晴らそう
パワハラはNGと言いましたが、イライラしてストレスが溜まってしまうのは人間である以上は仕方がないことですよね。
「部下のことでストレスを溜めてるなんて上司失格だ」なんて、ストレスが溜まってしまうこと自体を責められたり罪悪感を感じる必要はありません。
むしろ、そのままストレスを溜め続ければいつか爆発してしまったり、体調を崩してしまう日が来るかもしれないです。
もしストレスが溜まってると感じたら仕事中に無理にストレスを解消しようとするのではなく、仕事と無関係の場所で気持ちを晴らすことをおすすめします。
深呼吸などの仕事中にやる即席のリフレッシュ法でもいいですが、やはりそれでは限度がありますし、どうしても仕事のことがチラついて根本的な解決にまでは至らないでしょう。
そこで、仕事とまったく切り離された環境でストレスを発散することで、一度仕事と気持ちを切り離しながらリフレッシュすることができます。
自分の趣味があればそれに没頭するのもいいですし、なければ軽く運動するだけでもだいぶ違うはずですね。
このように自分だけのストレス解消法を身につけることで、いつでもここでストレス発散ができるという心の支えになることも期待できるはずです。