パートとして働き続けているうちに、子どもが大きくなったり、稼ぎがもっと欲しくなったりと正社員への転向を意識するようになることってありますよね。
同じ時間働くだけでも正社員とパートではまるで収入は変わってきます。
そのため正社員として働く方がメリットが大きいように見えますが、実はこのパートから正社員へ変更した人のなかには正社員になったことを後悔する人も少なからずいます。
この記事では、そんなパートから正社員になって後悔したという人の体験談をもとにその理由を解説していきます。
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パートから正社員になると後悔する?
パートから正社員になればより安定した給与で働くことができ、福利厚生などもより良いものを受けたり、賞与を受けることもできます。
そのため、時間と余裕ができたならばパートで働くよりも正社員になったほうが多くのメリットを受けることができますね。
実際、パートから正社員を希望する人も多いですし、正社員になって良かったという人も多いですが、
なかには正社員になったことを後悔する人もいるようです。
さて、パートから正社員になって後悔する理由とはどのようなものがあるのでしょうか。
次でパートから正社員になることで考えられるデメリットをご紹介していきたいと思います。
パートから正社員になるデメリットとは?
時間の融通が利かなくなる
パートの最大のメリットと言えば、働く時間に融通が利きやすいことでしょう。
急な事情や用事での休みもパートならばある程度対応してもらえ、シフトなどを事前に伝えておけば融通を利かせてもらうこともできます。
ですが正社員となればそう簡単には休めません。
多くの企業では週8時間勤務は必須ですので、パートよりも自由に動ける時間が減ります。
このようにパート時代と比べて、働く時間が増えたことに気持ちがついていかず後悔したという人も少なくないようですね。
周りからの視線が厳しくなる
今まではパートだからと許してもらえていたけれど、正社員という責任のある立場でその仕事ぶりはどうなの?と、やはり正社員はパートよりも厳しい目線で見られることが増えます。
パートとしては優秀だったのに、正社員として見るといまいちなんて人も少なくありません。
また、正社員になったことにより、周りとの関係性が上手く築けなくなったという人もいます。
どうしても今までパートと言う立ち位置だったものを、急にパートをまとめる正社員という立場になったため、他のパートさんたちとの距離感がうまく取れずにギクシャクしてしまったなんてことも。
このように立場の変化に悩む人も多いようですね。
仕事が辛い
パートのときと正社員では仕事内容も異なってくるところも多いです。
パート側からは見えないところで、意外と大変な役割を正社員が担ってくれていて、いざ正社員として仕事をしてみるとパート時代とは比べ物にならないくらい大変だったなんてところもあります。
また、正社員になると責任を追う仕事も増え、そのプレッシャーに耐えきれないなんてことも多いようですね。
異動や転勤がある
パートは基本的には最初に働き始めた場所で働き続けますが、正社員の場合は異動や転勤の可能性が出てきます。
レアなケースかもしれませんが、パートから正社員になった途端に転勤を命じられるケースなんかもあるようなので、その辺りは正社員になる際にきちんと話を聞いておいたほうがいいかもしれませんね。
正社員になったけど辞めたいという人も多い?
このように、パートから正社員になることで様々なデメリットもあります。
そのため、思ってた以上のしんどさに辞めたいと感じている人もいるでしょう。
辞めることはもちろん簡単なのですが、もし可能ならばパートに戻してもらうように会社側にお願いしてみるのも一つの手です。
会社側もどこも人手不足で困っているなかで、辞められるくらいならば会社のことも仕事のこともよく分かっている人にパートとして残って欲しいと考えるはずです。