皆様は一度口にした退職を撤回したことってありますか?
私はあります。
一度は辞めようと思ったけれど、しばらくすると段々と気持ちが変わって来て退職を撤回できないかとお願いしました。
おそらく、同じように退職を言ってしまったけれど、後からやっぱり辞めるのをやめたいという悩みをお持ちの方も少なくないのではないかと思います。
この記事では、そんな退職撤回について詳しく掘り下げていきたいと思います。
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退職撤回は恥ずかしい?
一度退職を申し出たけれど、あとから気が変わって退職を取りやめる退職の撤回。
まず、私の個人的な感想を申し上げますと、退職の撤回は正直なところまあまあ恥ずかしいです。
一度辞めると伝えて、周りも「君がいなくなって寂しいよ」という空気を出してくれてるなかで、「やっぱり残ります」と言うのはまあまあ気まずいですし、正直恥ずかしかったです。
同じように、いまさら退職を撤回するのは恥ずかしくて、なかなか言い出せないという悩みを抱える人も多いと思います。
退職撤回をせずにそのまま辞めるべきなのか。それとも恥は覚悟で退職撤回を言うべきなのか。
このように悩んだときはどうしたらいいのでしょうか。
退職をやっぱり辞めたくないと思ったならその心に従うべき
もし退職を伝えた後に「やっぱり辞めたくない」と思ったならば、その心に従って恥を覚悟で退職をやめたいことを伝えるべきだと思っています。
退職を撤回して良かったのか。それともあの時に辞めておくべきだったのか。それは誰にも分かりません。
ですが、未練が残ったまま転職をしても、次の職場で前の職場とやたら比べてしまったりと常に未練がつきまとうことになります。
私自身も退職撤回を宣言したことがある身ですが、あの時思い切って退職撤回を切り出して良かったと思っています。
一度は本当に辞めようと思って宣言した退職ですが、一度辞めるとなったからこそ今の仕事に対しての気持ちを思い返すきっかけになり、やり残したことがたくさん見つかりました。
そのため、退職撤回後はより一層気を引き締め直して業務に取り組むことができましたし、辞めようかずっとモヤモヤした気持ちも吹っ切って仕事に取り組むことができました。
退職撤回にデメリットはある?
完全に辞めてしまって戻る場合は昇給した分の給料が下がるなどのデメリットも考えられますが、退職前の撤回であればそう言ったデメリットは考えにくいでしょう。
強いてデメリットをあげるとすれば、その後もう一度辞めたくなってもなかなか辞めれないということです。
私の場合は一度退職を撤回してその後3年程働き、今度こそ本当に辞めるべきときが来たと思いましたがやはり言い出しにくいですよね。
もちろん、ある程度図太い人であれば関係なく再び辞めると言い出せるのかもしれませんが、
私のように気の小さいタイプの人間だと、以前一度辞めると言ったのを撤回してもらった手前、さすがにもう一度辞めますとはなかなか言い出せなかったです。
また、職場の関係性にもよるかもしれませんが一度辞めようとしたことはその後ネタにされ続けます。
後から入ってきた新人にさえ「〇〇さんって昔一度辞めようとしたんですよね」とあっという間に知られてしまうくらい、伝説のような扱いになってしまいました。
このような扱いが人によっては屈辱的なものになるかもしれません。
退職撤回で気まずい関係になることはある?
また、退職撤回をする際に気になるのが、今後周りと気まずい関係になってしまうのではないかと言う点ですね。
これも今までの関係性次第というのが正直なところですが、一度の退職撤回くらいではそこまで後々の関係に大きな影響はない場合が多いようです。
というよりも、しばらくしたら周りもそんなことスッカリ忘れています。
唯一気まずくなる可能性が高いのは、辞めると周りに宣言しては撤回するを何度も繰り返している人です。
やはり辞めるという宣言は多かれ少なかれ周りに影響を与えますし、迷惑をかける行為になります。
それにも関わらず周りからの注目や同情を集めたい気持ちで本当は辞める気もないのに退職をほのめかす行為を繰り返していると、周りからの信頼を失うことにつながりますし、段々と気まずくなる可能性も出てきます。
本心からの退職撤回は問題ないと思いますが、周りからの気を引きたいがために退職撤回の手段を使うのはやめましょう。