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正社員になれないなら辞めるのはアリ?なし?

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正社員になれないなら辞めるのはアリ?なし?

バイトや派遣、契約社員として働いている方のなかには、いつか正社員になれることを期待して働き続けるという人も多いと思います。

ですが、それをモチベーションとしていると、いつか正社員になれないことが分かった時の落ち込み方は計り知れませんよね。

そんなとき、今の仕事を続けるか、それとも辞めるべきかというのは必ずぶつかる悩みだと思います。

この記事では、なかなか正社員登用をして貰えない悩みについて解説していきたいと思います。

 

正社員になれないなら辞めるはアリ?

アルバイトとしてしっかり信用を勝ち得て正社員になることができれば、慣れた環境で安定して働き続けることができるため、
まさに理想的な就活と言えるかもしれません。

それを狙って正社員登用があるところでアルバイトをするという人も多いでしょう。

ですが、正社員になれることを期待して何年働いてもまるで正社員になれず、この先も正社員になれる見込みがないと思い始めると、そのバイトをこの先どう頑張り続ければいいか分からなくなってしまいますよね。

まさに今、正社員になれないならもういい加減辞めてしまおうかと悩んでいる人もいるのではないかと思います。

 

実は、同じように正社員になれないことを理由に退職する人は意外と多いというのをご存知でしたでしょうか。

 

それだけ正社員登用を期待して働く人は多いようですが、
不安定な今の時代に会社側も正社員登用に二の足を踏んでしまい、それに悩まされるバイトの方も増えているのではないかと思います。

 

将来的にフリーターとして生きていくならば、そのままでもいいかもしれませんが、
いつかは正社員として働くことを目指しているならば、
今のバイトで働き続けて年齢を重ねるほど、他の会社に転職できる可能性はどんどん減り続けます。

正社員になれないならサッサと見切りをつけて、他の正社員登用があるところや、転職活動を始めるというのはまったくおかしいことではありません。

 

ただし、だからと言って急に今の仕事を辞めてしまうと、収入がなくなってしまうのでおすすめしません。

転職活動をするにしても、ある程度は収入がある環境でないと、心に余裕がなくなっていき、
どこでもいいやと適当な会社を選んで失敗するというケースは多くあります。

正社員になれないことを理由に辞めるというのは全然アリですが、なるべく次の仕事が見つかるまでは続けるのが、
良い職場を見つける最大のポイントです。

 

会社が正社員にしたくない理由とは?

そもそも、なぜ会社側はバイトを正社員にさせたくないのでしょうか。

会社側が正社員を増やしたくない一番の理由はやはり人件費の問題です。

正社員よりもバイトや契約社員のとして働いてくれれば、
賞与などを支払わなくて済む分安く済みますし、場合によっては会社が支払うべき社会保険料も安く抑えることができます。

今の時代はアルバイトとして働いてくれるのは企業側も重宝する存在なので、
バイトを正社員として登用するならば、バイトとして働いて貰ったまま、正社員は別で採用した方が人手不足も解決し、人件費も安く抑えられると言う考えの会社は少なからず存在します。

 

また、人件費削減以外にも、正社員として採用してしまうと、今後会社の経営が落ち込んだ時に解雇しにくくなるという理由をあげるところもあったりと、会社の内部事情にもよりますが正社員よりもバイトを増やしたいという方針のところは、

正社員登用を受け入れてくれにくい傾向があるようですね。

一方で、正社員として働いてくれた方が人員も安定するし、責任のある仕事を任せることができるからと積極的に正社員登用を行ってくれる会社もあります。

将来的に正社員登用を狙っているならば、早めにそのあたりの事情を見極めておくことが大切ですね。

 

パートから正社員になれないなら無期雇用転換を利用するのもアリ

平成25年4月より、有期雇用契約を同一の会社で5年以上更新し続けた場合、無期雇用に転換できる無期転換ルールが定まりました。

これは雇用契約の期間が定まっている有期雇用契約を、雇用期間の定めのない無期雇用に転換することを会社に申し込むことができるという法律です。

条件を満たしたうえで労働者が会社側に申し込めば、会社は原則断ることができません。

もし、正社員になることが難しいようで、有期雇用契約が続くことに不満を感じるならば、これを利用してみるのもいいでしょう。

あくまで無期雇用となるだけなので、残念ながら正社員になれるわけではありません。

ただし、有期雇用の場合は期間が過ぎれば更新をして貰えない、いわゆる「雇い止め」問題に不安を感じ続けなければなりませんが、
その心配がなくなるので、有期雇用の時代よりは安定した環境で働くことができるでしょう。

 

参考:厚生労働省無期転換ポータルサイト

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