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児童指導員の仕事は大変!?現場からの体験談をまとめました

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児童指導員の仕事は大変!?現場からの体験談をまとめました

Aさんのお悩み

私は放課後等デイサービスでパートとして働いています。

特に資格も経験もなかったのですが、働いてみると本当に楽しくて、気づけば3年目です。

この前、管理者の方から児童指導員の要件を満たしていると連絡を受けました。
どうやら実務経験を積んでいると自動的に取得できる資格だったみたいで。

名前は聞いたことがあるのですが、正直どんな資格か分かっていません。

児童指導員とはどんな仕事なのか、なると大変なのかなど教えて頂けたら嬉しいです。

 

児童指導員の資格は指定された施設で一定期間働くと自動的に取得できる資格のため、相談者のいつの間にか取得していたというケースも多いですね。

ですが実際には児童指導員がどんな資格なのか、どんな仕事をするのかなど、あまり知らないという方も多いです。

この記事では児童指導員の資格の内容や仕事の大変さなどを解説していきます。

 

児童指導員の仕事内容とは?

 

児童指導員は様々な課題を抱える児童に対して、サポートや支援を行う仕事です。

 

働ける施設も児童福祉施設で幅広く活躍することができす。

児童指導員の働く場所の一例

  • 放課後等デイサービス
  • 児童発達支援施設
  • 福祉型障がい児入所施設
  • 児童養護施設
  • 乳児院

 

このように働ける施設の数も多く、具体的な仕事内容は働く施設によって異なりますが、共通するのは子ども達が自立して健全な生活を送れるように支援を行うということです。

児童指導員の働く場所に関する詳しい内容は「児童指導員の働く場所は?」の記事も参考にしてください。

 

児童に関する施設で働きたいならば保育士と並んでぜひ取得しておきたい資格ですね。

 

児童指導員の仕事が大変と感じる理由

 

そんな児童指導員の仕事ですが、子どもを相手にする仕事の性質上、他の仕事とはまた違った大変さも多い職業です。

なかにはそんな大変な仕事に耐え切れず辞めてしまう人もいます。

では、どんなところが大変なのか、
実際に働く児童指導員の方から聞いた理由を紹介していきます。

 

①様々な児童との関わり

児童指導員は児童福祉施設において働くことが可能となる仕事ですが、

児童養護施設や放課後等デイサービスなど社会的に様々な課題を抱える児童がいる施設で働くことも多いです。

そのため、児童との関り方も自分の価値観とは異なるようなときも多くあって、なかなか上手に関われないと悩む方も多いです。

 

ときには暴言や暴力を受けることもあります。

そのため職員の間でも、支援の方法や関わり方などを話し合うことも多いですが、
人と人とのことなので、なかなか目標どおりにはいかないことも多いです。

すぐにはうまく行かなくても、コツコツと信頼関係を築く我慢強さも児童指導員には大切です。

 

②年収の低さ

児童指導員の給料は低い場合が多いです。

もちろん、企業の規模や、公務員の場合などにより差はありますが、全体を平均すると他の産業と比べても低く設定されています。

 

ちなみに、厚生労働省が調査して公表されているデータを基にまとめると、児童指導員の給料は以下のようになります。
参考までに他の職種の年収も掲載しています

 

【放課後等デイサービス】

職種 常勤の平均年収 非常勤の平均年収
児童指導員又は指導員 2,586,851円 1,917,193円
保育士 2,716,548円 1,925,708円
児童発達支援管理責任者 3,298,587円

 

【児童発達支援】

職種 常勤の平均年収 非常勤の平均年収
児童指導員又は指導員 2,828,776円 1,857,056円
保育士 3,252,114円 1,895,148円
児童発達支援管理責任者 3,990,877円 2,753,561円

 

【福祉型障がい児入所施設】

職種 常勤の平均年収 非常勤の平均年収
児童指導員又は指導員 4,051,209円 2,080,356円
保育士 3,965,212円 2,068,415円
児童発達支援管理責任者 5,662,130円 2,598,236円

参考サイト:平成29年障害福祉サービス等経営実態調査結果

 

放課後等デイサービスなどの場合は250万円程度
夜勤などもあるため、比較的高い給料が貰える入所系の施設であっても400万円程度です。

社会人全体の平均給与が436万円と言う調査結果もあることから、それに比べると児童指導員の給料は低いと言えます。

 

そのため将来的に児童指導員として食べて行こうとすると、貯金などはかなり厳しく、生活もギリギリと余裕のない生活になる可能性もあります。

そこで、児童指導員として収入を安定させたいならば、管理者を兼務したり、給料が高い傾向にある児童発達支援管理責任者にステップアップしていくことがほぼ必須と言えるでしょう。

 

③人間関係の問題

人間関係に悩む児童指導員も多いです。

どうしても人とのコミュニケーションが重要視される仕事であるために、人間関係に対する悩みが多い傾向にあります。

放課後等デイサービスなどの療育を行う場では、様々な経歴を持っている方や、児童指導員以外の資格者であるOT・PT、看護師など幅広い分野のエキスパートが集まって一緒に働くことも多いです。

そうなると、どうしてもそれぞれの仕事との向き合い方や、プライドがぶつかり合うことも多くなります。

これが児童指導員の仕事をするうえで職場内での人間関係が難しくなりがちな理由の一つではなっているのではないかとも言われていますね。

 

このような職員との関係性の他にも関係機関や保護者との関係なども築いて行くことになります。

実際に退職の理由として人間関係をあげる人も多いですね。

 

④労働環境の悪さ

児童指導員が働く労働環境は、まだまだ他の産業に比べて遅れていると言わざるを得ない部分もあります。

たとえば、上記で述べた給料面の問題はもちろん、残業の過多や残業代の未払いなどの問題点を抱える労働環境の場所は多いです。

そのため各施設では人手不足に悩む事業所も多く、待遇の改善が急がれています。

将来的にはこのままの待遇では人員の確保が難しくなるとも言われており、業界全体の待遇が向上していくことに期待しましょう。

 

児童指導員のやりがいは?

 

ここからは児童指導員として実際に働いている方から聞いた児童指導員の仕事のやりがいについて紹介していきます。

 

児童指導員Aさんのやりがい

私は放課後等デイサービスで働いています。

児童指導員の資格は大学の卒業で取得することができたので、この資格を使って障がい児の支援をしたいと思って新卒で入社しました。

利用する児童は色々な障がいを抱えているのでなかなか一筋縄ではいかず、様々なトラブルが日常的におきます。

でも、自分で考えた支援に子どもたちがハマってくれて、楽しく成長してくれたときは本当に嬉しくなってきますし、この仕事に就いて良かったと実感できます。

他にも色々なところにお出かけして子どもたちと遊べたり、外出先で普段は見れない意外な一面が見れるのも、この仕事の魅力だと思います。

 

児童指導員Bさんのやりがい

子どもが好きというのもありますが、何よりジッとして仕事をするのが苦手なので、児童指導員の仕事は天職だと感じています。

もちろんメリハリをつけることは大事ですが、自由時間などは子どもたちと身体を使って思いっきり遊べるのが何よりも楽しい時間です。

最近では、昔自分が習っていたサッカーの経験を活かして、サッカーをテーマにした野外活動を導入しました。

最初は渋っていた児童も、みんなでサッカーをする姿を見ている内に自然に輪に入って来てくれて、今ではこの活動の一番のファンになってくれたときは、とても幸せを感じました

 

児童指導員は離職率が高い?

大変なことも多い児童指導員の仕事ですが、気になるのが離職率ですよね。

どれだけの人が児童指導員の仕事を辞めているのかというのは気になるところだと思います。

 

離職率について正確な数字が公表されている訳ではありませんが、離職率は残念ながら高いと言わざるをえないでしょう。

児童指導員という仕事というよりかは子どもに関する仕事全般に言えることでもあるのですが、
基本的にこの業界で「3年続いたら長続きした方」なんて言われることがあるように、非常に入れ替わりの激しい業界です。

私の知る児童指導員の働く施設でも、3年以上継続して働いている方はほんの一部というところが多くあります。

 

その理由としては、やはり仕事の過酷さもさることながら、業界全体の人手不足による転職のしやすさも大きく影響しているのではないでしょうか。

児童指導員の資格があれば比較的働き口は見つけやすいので、誰もがよりより環境を求めて割と簡単に転職することも多いです。

このような事情もあり、児童指導員の離職率は高いと言えるのではないでしょうか。

 

児童指導員に向いている人

 

児童指導員の仕事について解説してきました。

そこで、どんな人が児童指導員に向いているのでしょうか?

実際の現場を見ていくなかで、以下のような人が児童指導員に向いているように考えられました。

 

  • 我慢強い人
  • 身体を動かすのが好きな人
  • 同じことを繰り返すルーティンワークが苦手と言う人

 

1つずつ確認していくので、ぜひ自分の性格と照らし合わせてみてください。

 

①我慢強い人

子どもを相手にしていると、どうしても思い通りに行かなかったり、予定通りに行かない場面があります。

そんなカッとなってしまったり焦って無理に動かそうとしてはいけません。

 

子どもの動きはいつだって大人の想定外の行動ばかりです。

周りの児童よりも動き出しが遅い児童や、

予定どおりに動いてくれず、立てたスケジュールがずれ込んでしまったりなんてしょっちゅうです。

 

ですが、そんなときに焦る気持ちをグッとこらえて、根気強く相手を理解できるかどうかが大切です。

 

②身体を動かすのが好きな人

児童指導員の仕事は身体を動かすのが好きな人にはもってこいの仕事です。

子どもたちの体力とパワーは凄まじく、一日中走り回っているのではないかというくらい動き回っています。

そんな環境のため、身体を動かすことが好きという人にとっては、とてもやりがいのある仕事です。

 

③同じことを繰り返すルーティンワークが苦手だと言う人

子どもは常に成長し、日々新しい発見を繰り返してくれます。

常に変わっていく環境に、様々な対応を柔軟に取ることを求められるため、

毎日新しい刺激を受け続けたいという人にはピッタリの仕事ですね。

児童指導員に向いてない人は?

 

逆に児童指導員に向いていない人というのは、どのような人が当てはまるのでしょうか。

児童指導員に向いていない人の特徴

  • コミュニケーションが好きではない
  • 体力に不安のある人
  • すぐに結果を求めたがる
  • すぐにイライラしてしまう

 

上記のような方は、児童指導員として働くには苦労するかもしれません。

 

子どもたちの発想はいつだって非常に自由で、ときに突拍子のない動きに出ます。

そんなときにすぐにイライラしてしまったり、怒ってしまってばかりではおそらく長続きはしないでしょう。

柔軟に対応できる寛容さと、ストレス発散が得意な人が長続きする傾向にあると考えられます。

 

児童指導員の資格の取り方は?

 

さて、ここまで児童指導員という仕事について解説してきましたが、肝心の児童指導員になるにはどうしたらいいかを解説していきます。

まず、児童指導員の任用資格を取得するには以下のいずれかに該当する必要があります。

  1. 地方厚生局長等の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校、その他養成施設を卒業した者
  2. 社会福祉士又は精神保健福祉士の資格を有するもの
  3. 教員免許法に規程する、幼稚園、小・中学校、高校、または中等教育学校の教諭の免許状を有するもの
  4. 学校教育法の規定による大学又は大学院の学部で、社会福祉学、心理学、教育学、又は社会学を専修する学科、もしくはこれにに相当する課程を修めて卒業した人
  5. 高等学校を卒業して2年以上児童福祉事業に従事した人
  6. 3年以上児童福祉事業に従事したものであって、厚生労働大臣が都道府県知事が適当と認めた人

 

これらに該当していれば児童指導員として認められます。

ただし、実務経験などについては、どの施設での経験が実務経験として認められるのかについては一概には判断ができません。

自分の働く施設が該当するのかは、対応する自治体などに確認をするようにしましょう。

 

児童指導員は高卒・中卒でも取れる?

この点については問題ありません。

上述した、児童指導員の要件の5または6にある、児童福祉事業での実務経験を満たすことで取得することが可能です。

つまり、高卒の場合は2年間の実務経験中卒の場合は3年間の実務経験があれば取得できます。

 

ただし、実務経験の証明には実務経験証明書が必要になるため、その点には注意しましょう。

 

児童指導員の将来性は?

 

児童指導員は児童に関わる施設で働くことができるため、児童指導員の需要と将来性は、施設数利用する児童の数に比例して高くなっていきます。

児童指導員が働く放課後等デイサービスを参考にして考えると、令和元年に厚生労働省が調査した施設数は13,980という数でした。
前年の平成30年が12,734という数字と比べると、1年で1,000以上の施設が増えたことが分かります。

このように年々放課後等デイサービスの数は増えていますが、
児童指導員の数が足りないと悩んでいる企業も多く、現在の児童指導員の需要は高いと考えられます。

 

少子高齢化化が進み、将来児童に関する仕事の需要が少なくなっていくことも考えられますが、しばらくの間は児童指導員の需要がなくなることはないと思います。

また、施設によっては経験を積むことで「児童発達支援管理責任者」や「サービス管理責任者」などにキャリアアップしていくことも可能です。

そう言った意味でも児童指導員の価値は高いと言えるでしょう。

 

放課後等デイサービスなどの障がいを持つ方を対象とした施設で働くならば、
児童指導員だけでなく、その他の障がいに関する資格などを取得することで業務の幅も広がりますし、資格手当などを受けることもできます。

おすすめの資格については以下の記事を参考にしてください。

障がい者の施設で役立つ福祉の資格一覧

障がい者施設で働ける福祉の資格一覧
障害者施設で働くために役立つ資格一覧

続きを見る

 

児童指導員の働く場所は?

 

児童指導員の働くことができる施設としては以下のような場所があります。

児童指導員の働ける施設

  • 放課後等デイサービス
  • 児童発達支援施設
  • 児童養護施設
  • 乳児院

 

他にも多くありますが、代表的な施設としてはこのような場所ですね。

施設ごとの特徴を一つずつ確認していきましょう。

 

参考資料 厚生労働省:児童養護施設等について

 

①放課後等デイサービス

学校の放課後及び休校日に障がいを持つ児童に対して支援・療育等を行う、まさに障がい児の学童保育と言える施設です。

対象年齢は就学をしている6歳~18歳までの小学校・中学校・高校までの児童が対象になります。

施設の方針に応じて幅広い年齢を受け入れている所もあれば、将来的な就労を目的として中学校以上の児童のみを受け入れて作業訓練に力を入れている施設など方針にも違いがあります。

仕事内容として、放課後等デイサービスでの児童指導員の役割は日常動作の支援や日中活動を通じた療育を行うことです。

日中活動の内容は施設ごとに特徴があり、遊び・運動を通じて療育を行う施設や、音楽療育(リトミック)を取り入れている施設。

将来に備えた作業訓練を行っている施設など様々なため、ホームページ等で興味のある施設を調べてみるといいでしょう。

また、その他の業務として活動の準備や児童・保護者からの相談や利用日の調整。
支援に対する職員間のミーティング等も行います。

施設によっては送迎業務が必須となる事業所もあるため注意が必要です。

さらに詳しく知りたい方は『放課後等デイサービスの仕事内容』の記事もご覧ください。

 

一日の流れを紹介

9:30 出勤
9:30~ 一日の流れ(送迎の時間や活動内容)の確認
10:30~ 活動等の準備
12:00~ 休憩
13:00~ 送迎・児童の受け入れ
15:00~ おやつ
15:30~ 活動(運動や工作・作業練習等)
16:30~  帰りの準備・排泄・着替え
17:00~ 送迎
18:00~ 掃除・明日の活動の準備等

 

求人例

求人例①

雇用形態 正社員
仕事内容 毎日10人程度の障がいをもつ小中学生が通ってくるので利用児童の支援業務メインになります。
(工作・お絵かき、買い物などその日のプログラムなど)
また、普通免許をお持ちの方には送迎業務をお願いします。
また、定期的なミーティングや簡単な事務作業もお願いすることがあります。
給与 月給22万~30万(ドライバー手当あり)
賞与 年2回(6月・12月)
勤務時間 10:00~19:00
勤務曜日 月曜日~土曜日の間で週5回勤務のシフト制

求人例②

雇用形態 パート
仕事内容 障がいを持つ児童の支援業務がメインになります。また施設内の清掃や活動の準備をお願いすることもあります・
給与 1020円~1120円(運転が可能な場合は手当あり)
賞与 なし
勤務時間 13:00~18:00
勤務曜日 月曜日~土曜日(週3日程度)

 

②児童発達支援事業

就学前の障がいを持つ児童への支援・療育を行う施設です。

放課後等デイサービスと似た性質を持っていますが就学前の児童を対象としているため、保育園・幼稚園の代わりに事業所で療育を受けたり、週何回かを保育園、残りを児童発達支援事業所に通って来る場合などがあります。

対象年齢は6歳までの小学校就学前の児童が対象になります。

ただし、放課後等デイサービスも行う多機能型の場合は既に就学している児童も通ってくる場合があります。

 

仕事内容としては、通所してくる児童に対しての支援がメインになってきます。

遊びなどを通じた療育や、日常動作の訓練などを行い児童の健全な発達を目的として様々な支援を行います。
事業所ごとに活動内容は様々なためホームページ等を見てみて自分に最も興味のある施設を探してみるのもいいでしょう。

また、保護者との相談や利用日の調整や活動の準備なども主な業務になってきます。

児童発達支援事業と児童発達支援センターの違いは?

似た名前の児童発達支援センターは児童発達支援事業に加えて相談支援や保育所等訪問支援等、施設の持つ専門機能を活かして地域的な支援も包括的に行う施設を言います。

 

一日の流れ

8:00 出勤
8:00~ 活動の準備・児童の来所
10:00~ トイレや着替え・朝の会
10:30~ 活動(運動や感覚遊び・知育教材などを使った療育活動等)
11:30~ 昼食の準備・昼食
13:00~ 帰りの会・退室
14:00~ 掃除・明日の活動の準備など

 

求人例

求人例①

雇用形態 正社員
仕事内容 2歳~6歳までの障がい児の保育及び日常生活の自立支援がメインとなり、保護者の方への情報共有・応対もお願いすることがあります。
また普通免許をお持ちの方には送迎業務をお願いすることがあります。
それ以外にも個別活動として一人ひとりにあった課題を用意したり、イベントの準備・企画をお願いすることがあります。
給与 月給21万~28万
賞与 年2回(6月・12月)
勤務時間 8:30~17:30
勤務曜日 月曜日~金曜日

 

求人例②

雇用形態 パート
仕事内容 障がいのある子ども(未就学児)たちひとりひとりに寄り添いながら支援をするお仕事です。
給与 時給1150円
賞与 なし
勤務時間 9:00~13:00
勤務曜日 月曜日~金曜日(週3日程度)

 

③児童養護施設

なんらかの理由で家庭での生活が困難な児童が入所するための施設です。
児童に対して一般家庭と同様の家庭生活を提供し、健全な発達及び自立を目的としています。
長期的に入所する場合が多いですが、理由によっては短期入所として一時的に入所する場合もあります。

乳児を除く幼児~18歳までの児童が対象となりますが、理由によっては乳児及び18歳以上の児童も対象となります。

児童養護施設の仕事は大変?

仕事内容は入所する児童の生活の支援が主な仕事内容となります。
食事の準備や勉強の支援など生活環境を整え、児童の生活と自立のための支援をしていきます。

24時間体制で施設が稼働しているため夜勤があるのも特徴であるため、どうしても夜勤が辛いと感じる人は多いようです。

他にも児童の相談や進路相談に乗ったり、行政・児童相談所との連絡・調整なども仕事の一つになるため、様々な関係者とのコミュニケーションも求められます。

 

一日の流れ

5:30~ 朝食・お弁当の準備・掃除
6:30~ 児童の起床・朝食・登校
8:00~ 掃除・洗濯・その他の雑務・休憩
13:00~ 児童の下校の受け入れ・おやつ
16:00~ 夕食の準備
18:00~ 夕食
19:00~ 夕飯の片づけ・児童の入浴・自由時間
22:00~ 児童の就寝・片づけ・掃除

 

求人例

求人例①

雇用形態 正社員
仕事内容 2~18歳の子供たちが、暮らす児童養護施設にて、生活や学習のサポート・進路相談・行事の企画運営などをします。個別担当制を取っているため、一人の職員が大体2~5名の子供たちを担当します。
定期的な会議への参加などもお願いします。
給与 月給20万~31万(深夜手当等を含む)
賞与 年2回(3月・9月)
勤務時間 9:00~18:00(早番・遅番あり)
勤務曜日 シフト制(週休2日)

求人例②

雇用形態 パート
仕事内容 学習支援や、生活補助、施設内の清掃や簡単な調理業務をお願いします。
給与 時給1050円
賞与 なし
勤務時間 9:00~17:00(早番・遅番あり)
勤務曜日 シフト制

 

④乳児院

乳児院とは、なんらかの事情で家庭で子育てができない乳児を預かって養育するための施設です。
基本的には乳児のみを対象としているため、乳児の時期を越えても施設での預かりが必要な場合は、児童養護施設へ移ることになります。

対象年齢は、生後1歳未満の乳児が対象となりますが、必要と認められる場合は1歳以上の幼児も対象となる場合があります。

仕事内容としては、乳児の見守りや生活のサポート、生活習慣を身に着ける支援等を行います。

他の施設と違い、工作や行事などが少ないため時間を取られがちな準備などが存在しないですが、24時間体制で稼働しているため夜勤もあります。

 

一日の流れ

6:00~ 起床・健康チェック・着替え
7:00~ 朝食・遊び
10:00~ 遊び・散歩等
11:30~ 昼食
12:30~ お昼寝
15:00~  おやつ
15:30~  遊び
16:00~ 入浴
17:00~ 夕食
19:00~ 就寝

 

 

求人例

求人例①

雇用形態 正社員
仕事内容 乳幼児の保育業務(見守り、オムツ交換、食事補助など)がメインになります。
その他、乳幼児の健康管理および定期的な準備ミーティング、会議への参加もあります
給与 月給24万~28万
賞与 年2回
勤務時間 8:00~17:00(夜勤・早番あり)
勤務曜日 シフト制

求人例②

雇用形態 パート
仕事内容 乳幼児の保育業務(見守り、オムツ交換、食事補助など)がメインになります。
給与 時給1070円
賞与 なし
勤務時間 13:00~18:00(早番・遅番あり)
勤務曜日 シフト制

 

児童指導員任用資格の証明書はどうやって用意する?

 

児童指導員として勤める場合は、児童指導員になるための要件を満たすことを証明する必要があります

例えば社会福祉士や教員免許などを有する場合は資格証免許証で証明し、

学校の卒業で証明する場合は、卒業証明書や加えて特定の学科を修了したことを証する成績証明書により証明する必要があります。

転職などの際は上記の証明書の提出を求められる場合が多いため、
自分はどのような証明書が必要か、その証明書が手元にきちんとあるかを把握しておきましょう。

また、実務経験で証明する場合は過去の勤務先により発行して貰う実務経験証明書で証明することになります。
2年の実務経験で証明する場合は実務経験証明書に加えて高等学校卒業以上の学歴を証明する卒業証明書が必要

実務経験証明書の場合は過去に努めていた施設で証明書を発行して貰う必要があるため、転職等で新しく児童指導員として勤める予定の場合は、退職の際などに証明書を発行して貰うのがいいでしょう。

-子どもと関わる