10代男性
初めてのバイト面接に備えて履歴書を作りました。
かなり気合を入れて丁寧に作ったのですが、書き終えて見直したら、志望動機のところで一文字誤字があることに気づき、修正テープで直してしまいました。
先程面接が終わり、ふと気になって履歴書の書き方を調べたら、履歴書には修正テープは使用してはいけないとありました。
私がきちんと調べなかったのがいけないのですが、今さら後悔しています。
特に指摘もされなかったのですが、やはり面接には落ちてしまうのでしょうか。
履歴書には基本的には修正液や修正テープは使用してはいけないというのは暗黙の了解として昔から有名ですね。
ですが、なかにはそのルールを知らなかったり、直すのが面倒だからと修正テープを使ってしまったという人もいるのではないかと思います。
この記事では、履歴書に修正テープを使ってしまった際のリスクやなぜ、修正テープがいけないのかなどを解説していきます。
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バイトの履歴書に修正テープを使って受かった人はいる?
履歴書に修正テープや修正液はNGとされています。
しかし、わざわざ些細なミスのために書き直すのも面倒だと修正テープを使用して提出してしまったという人は意外といると思います。
その人からしてみれば、修正テープを使用してしまったら採用されなくなるのかと気になるところではありますよね。
まず、修正テープを使用した履歴書を使用して受かった人がいるかいないかで言われれば、それでも受かった人は「います」。
実際に私の周りでも修正テープを使用して採用されたという人の話はたまに聞きました。
そのため、修正テープを使用=即不採用ではありません。
ですが、上述した通り履歴書に修正テープは基本的にNG行為とされています。
たった一箇所であっても修正テープが使われていれば、「履歴書の書き方も知らない人」、「きちんと下調べをせずに作業を始める人」というマイナスな印象を面接官に与える可能性も高いです。
私も高校生の頃、履歴書の作り方をよく調べずに作って、修正テープを使用した履歴書を提出したところ、真っ先に修正テープを使用した点を指摘されて注意されました。
そして面接こそ最後までやらせてもらったものの、バイトは不採用になりました。
不採用の理由が修正テープだったかまでは分かりませんが、指摘されるくらいなので間違いなくマイナス評価だったのでしょう。
このように、修正テープを使用すれば評価のマイナスは避けられません。
人気のバイトの場合は、一つの採用枠に何人も応募することも珍しくないなかで、修正テープを使ったことで自分だけ最初から悪印象の状態で始めなければならないなんてことにもなりかねません。
上述した修正テープを使っても受かった人というのは、応募先の企業が、「それでも働いて欲しいくらい人手不足」の場合か、「面接官が大雑把で修正テープの使用などをそこまで気にしない人」。
あるいは、よほどその人が採用側にとって好印象、好条件だったということかと思います。
そのため、もしその応募先に受かりたいと言う気持ちがあるならば、たった一箇所のミスであったとしても横着して修正テープを使用せずに、しっかりと下書きをして書き直すようにしましょう。
書類に修正テープがダメな理由とは
ちなみに、そもそもなんで履歴書などの書類に修正テープを使うのはダメと言われるのでしょうか。
これは、後から修正が加えられていることにより文章の信用度が下がる点や、文字を間違えるのは不注意が多い証拠と面接官に判断されてマイナスの評価を受けるためです。
履歴書が何かしらで改ざんされるようなケースは少ないかもしれませんが、一般的なビジネスマナーとして提出する書類に修正テープはありえないと考える面接官の方も少なくありません。
もちろん、自分で使うノートなどに修正テープを使うのはまったく問題ありませんが、誰かに見せる書類ではなるべく修正テープは使わない方が無難でしょう。
履歴書の誤字を気づかないふりをするのはアリ?
たとえば、文字を書いている内に「辛い」と「幸い」が頭の中で混ざってしまい、つい間違えて書いてしまうときってありますよね。
この例で言えば棒が1本あるかないかの違いです。
そのためだけに全部書き直すのはバカバカしいと言う気持ちになり、ひょっとしたら気づかれないかもと言う気持ちになり、気づかないふりをして提出してしまったという人もいると思います。
たしかに、履歴書を全部書き終えたあとに誤字を見つけると、気持ちが折れてそのまま気づかないふりをして出してしまいたくなる気持ちは分かります。
ですが、読んでる側は意外と誤字に敏感に気づくものです。
なぜなら、読んでいる人は文章として読んでいるので、文章の流れの中に一文字でも間違えた文字があると意外と目立つものです。
もちろん、その誤字に気づかれない可能性もあります。
採用側も何枚も履歴書に目を通さないといけないため初見では見落とされることもあるでしょう。
ですが、気づかれたときは、「漢字も正しく書けないやつ」と評価されるのは免れません。
誤字があった際は、たかが一文字であっても書き直すことをおすすめします。
どうしても履歴書を修正したい場合は二重線と訂正印を使おう
ここまで解説してきた通り、履歴書に修正テープはNGです。
どんな些細なミスであっても書き直しが基本です。
しかし、書き直す時間がないなど、本当にどうしようもない事情があり、修正せざるをえない場合は、「二重線と訂正印」を使用する方法で修正しましょう。
様々な文書などでも用いられる方法であるため、修正テープで修正するよりは悪印象はおさえられるはずです。
ただし、二重線と訂正印は用いると他の文章が見えづらくなったりするリスクもあるため、しっかりと定規で二重線は引くようにしましょう。
履歴書に訂正印を使用して受かった人はいる?
さて、履歴書をやむをえず修正する場合は訂正印を使用するということは上述した通りですが、
訂正印を使用した際の企業側の印象はどうなるのでしょうか。
相手の捉え方次第ではありますが、残念ながら多くの場合マイナスな印象を与えることになるでしょう。
やはり一つも修正のない綺麗な履歴書と、正しい方法と言えどミスをした痕跡が残る履歴書ではパッと見たときの印象は大きく変わります。
また、公文書のようなものなら新しく作り直すこともできないため訂正印も仕方ありませんが、履歴書は時間さえかければ作り直すことは可能ですので、
企業側からすれば「書き直すのが面倒だったんだな。うちはそこまで本腰を入れている企業ではないのかな」と誤解を与えることにもつながりかねません。
もちろん、履歴書に訂正印を使用して受かった人は大勢いますが、本気で採用されたいのであれば可能な限りミスした履歴書は作り直すことをおすすめします。