Aさんののお悩み
先日受けた筆記試験がボロボロでした。
筆記試験があることは事前に予告されていたので、新聞を読んだり参考書を購入して基礎的な知識を身につけて挑んだつもりでしたが、
勉強の範囲外からの出題が多くて、ボロボロでした。
面接の方は上手くできたと思うのですが、やはり筆記試験の結果が悪いと内定を貰うのは難しいのでしょうか。
本命だった企業だったので、もう少し勉強していればと今さらながら後悔しています。
面接を受けた後って、「なんでもっと上手くやれなかったんだろう」なんて後悔することって多いですよね。
特に筆記試験はどのような試験内容なのか情報を得ることが難しい場合も多く対策が難しいと言われおり、
勉強した範囲以外の場所からの出題が多かったり、想像していたよりもずっと難しかったりと、面接よりも苦労したという人も少なくありません。
そのため、筆記試験が終わったけれどボロボロで、試験後は面接を控えているのに諦めの境地なんて人もいるのではないかと思います。
ですが、筆記試験がボロボロだと思っていたのに、内定を貰えたと言う人が実は多いのはご存知でしたか?
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筆記試験がボロボロだったのに内定を貰えることはある?
さて、冒頭でもお話した通り、筆記試験がボロボロだったとしても内定を受けれたという人は意外と多くいます。
もちろん、筆記試験の結果が内定の結果にはあまり関係しないという訳ではありません。
ですが、様々な事情が重なり、筆記試験がボロボロでも内定を貰えたという人は意外と多くいます。
ここからは、筆記試験がボロボロでも内定を貰えた理由を解説していきます。
①面接のできがよかった
企業によっては、応募者が多い場合は筆記試験に足切りを設けており、応募点数が低い場合は面接すら受けさせて貰えない場合があります。
しかし、あくまで面接のための材料として扱う趣旨で筆記試験を実施しているようなところならば、筆記試験がボロボロでも面接は受けさせてくれます。
そういった企業ならば、面接の結果次第では内定を貰うこともできます。
筆記試験では測れない部分を見せることができるかどうかが最大のポイントですね。
②自分が思ってた以上にできていた
筆記試験にはいくつか種類があります。
一般知識や適性検査ではマークシートで実施されるため、分からない問題が多かったとしても、回答の方向性さえ分かれば意外と正解を当てられたりします。
そのため、分からない問題が多くてボロボロだと思っていたけれど、実際には思ったよりも解けていたなんてケースも多いですね。
小論文の試験だった場合なども、見直す時間がなくて勢いで文章を書いてしまったので、内容が訳が分からなくなってしまったと思っていたら、意外とよく書けていたなんてこともあります。
資格試験や入試などのように自己採点などが難しいため、不安になりやすいけれど、思ったよりもよく解けていたなんて人も多いようですね。
③そこまで筆記試験を重要視していなかった
企業によっては面接を重要視している場合もあります。
筆記試験が基準点に達していなければ面接を受けさせて貰えないような場合もありますが、
逆に言えば、筆記試験がボロボロでも、基準点にさえ達していればあとは面接でどうにでもなるというケースもあります。
さらに、筆記試験がほぼ0点に近かったとしても、面接で人柄が認められれば内定を貰えるなんてこともあるみたいですね。
筆記試験と面接の重要度の割合は?
筆記試験と面接のどちらを重要視しているのか気になる方がいますが、これはその企業によるため一概には言えません。
上述した通り、筆記試験はほとんど見ないようなところから、応募者が多い場合は筆記試験に基準点を設けて足切りをするようなところ。
あるいはIT系など、業務上、技術が本当に備わっているのかを判断する必要があるようなところでは筆記試験を重要視していると言われていたり、業界や企業の規模に応じてどちらを重要視するかは様々です。
ただし、筆記試験と面接のどちらを重要視しているかというのは事前に知ることは難しいので、面接前からあまり意識はしないでどちらもバランス良く対策しておくほうがいいかもしれませんね。
筆記試験に自信がない時でも諦めてはダメ
ここまで解説してきた通り、筆記試験がボロボロでも採用を貰ったケースは多々あります。
一方で、筆記試験がボロボロだったからと投げやりな面接をしてしまい不採用になってしまったケースもいくつも知っています。
筆記試験がボロボロで自信がないとどうしても諦めてしまたいたくなる気持ちも分かりますが、
そこで諦めてしまうのが一番もったいないです。
自信がなかったとしても、気持ちを切り替えて最後まで粘り強く挑んで、是非採用を勝ち取りましょう。
筆記試験がボロボロだったのに内定を貰えることってある?【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
ここまで解説してきたような理由から、筆記試験がボロボロだったとしても内定を貰えるケースも意外とあることが分かったかと思います。
しかし、なかには筆記試験がボロボロだったことで気落ちしてしまい、面接に全然身が入らずに不採用となってしまう人もいます。
これは非常にもったいないケースと言えます。
仮に筆記試験がボロボロでも、面接で挽回できる可能性も十分あるため、筆記試験の結果に関わらず面接には最大限の気合を持ってのぞむようにしましょう。