飛び込み営業と言うと、「アポなしのところに入るのが怖い」、「迷惑がられるのではないか不安」。
など苦手なイメージを持つ人も多いのではないかと思います。
ですが、なかには飛び込み営業が楽しいと感じる人もいるようです。
もし苦手とする人が多い飛び込み営業を楽しいと感じることができるならば、それは非常に強い武器になりますよね。
そこで、この記事では飛び込み営業のを楽しいと感じるためのコツや、飛び込み営業に向いてる人の特徴などを解説していきます。
Table of Contents
飛び込み営業が楽しいと感じる理由
飛び込み営業と言うと不安なイメージばかりが先行して、楽しさややりがいが見いだせないという人も多いのではないかと思います。
ですが、どんな仕事でも楽しさを見出すことができれば、その仕事自体の見方も変わってきます。
そこでまずは飛び込み営業が楽しいと感じる瞬間を解説していきます。
一から関係を構築していく楽しさ
飛び込み営業は、もともと関係のあったお客様ではなく、顔も名前も知らない状態からのスタートになります。
自分のトークで少しずつ信頼を獲得して関係を築いていく過程というのは、元々あった人脈を活かして関係を築くのとはまた違った楽しさがありますし、間違いなくあなたが生み出した人脈です。
このように、飛び込みをしなければ出会うきっかけすらなかった人たちと新たに知り合えて、自分だけの人脈が広がっていく感じとは非常にやりがいを感じますね。
飛び込み営業とは反対に、既に関係のある取引先を回る営業をルート営業と言いますが、
こちらはこちらで既に関係ができているからこその大変さも多いようですね。
ルート営業の大変さについては「ルート営業はやめとけと言われる理由とは?」の記事も参考にしてください。
成約時の達成感
飛び込み営では他の営業方法では開拓できなかった顧客層を広げていくことができます。
テレアポと違って飛び込み営業は直に顔を見て話すため、相手に与える印象も大きく変わって来るので、
テレアポでは会うのは難しかったけれど飛び込み営業なら成功したというケースも多くあります。
そのため、営業が上手くいったときは他の営業方法とはまた違った達成感や喜びを感じることができるはずです。
また、苦手とする飛び込み営業で成果を上げることができれば周りからも一目置かれることも多いですね。
テンポよく営業をかけられる
飛び込み営業の利点はアポを取る手間を省いてとにかく数をこなせる点です。
アポを取って準備をして営業をかけても結局ダメだったという間にも、飛び込み営業ならば数件営業をかけることができます。
アポなしのため迷惑がられてきつめに追い返されることももちろんありますが、それでも数をこなしているとその内のいくつかは話を聞いてくれるところも必ずあります。
数打てば当たると言うと聞こえは悪いかもしれませんが、これも営業で成果を出すための重要な要素の一つです。
毎回アポを取って準備して、という手間が煩わしいと言う人にとっては、サクサク数をこなせる飛び込み営業は肌に合っていると言えるでしょう。
飛び込み営業が好きと言う人はそれだけですごい
ここまで飛び込み営業を楽しいと感じる理由を書いてきましたが、それでも飛び込み営業なんてやりたくない。と言う人の方が圧倒的に多いでしょう。
ですが、もしあなたが飛び込み営業を楽しいと感じれたなら、それは間違いなく一つの才能です。
飛び込み営業はそんな顧客層の新規開拓において重要な営業方法の一つですが、やはり苦手としていたり、飛び込み営業は怖いと感じる人が多いのも事実です。
そんな中で飛び込み営業を楽しんでやれるという一つの武器を元々持っているのです。
お客様からしてみても、嫌々やっているものと、楽しんでやっているものでは成果もまったく異なります。
せっかくやるならば飛び込み営業も楽しいという気持ちを持てるようにして取り組んでみてください。
飛び込み営業に向いている人は?
ここまで解説してきたように、飛び込み営業にも楽しいと感じる瞬間はたくさんあります。
もし既に飛び込み営業を楽しいと感じることができているならば、十分営業向きの性格と言えるでしょう。
では、それ以外にも飛び込み営業に向いている人はどのような特徴があるのでしょうか。
ここからは飛び込み営業に向いている人の特徴を一つずつ解説していきます。
①切り替えが早い
飛び込み営業は、数をこなせる分、門前払いを食らったり、追い返されることも多いですね。
そのため、断れたくらいどうってことはないとすぐに切り替えられないとやってられません。
ダメだったら立ち直ってすぐに次と切り替えられる人は飛び込み営業向きの性格と言えますね。
②営業力に自信がある
飛び込み営業は、まったくの新規のお客様と一から関係を築き上げていくことになるため、非常に営業としての腕前が試されます、
そのため、トーク力やコミュニケーションスキル等、プレゼン力など総合的な営業力に自信がある人も飛び込み営業には向いていると言えるでしょう。
飛び込み営業が怖いという人は?
ここまでは飛び込み営業が飛び込み営業は苦手とする人も多く、怖いと感じる人もいます。
そんな人はまずは飛び込み営業のコツを掴んで成功体験を積んでいくことで、克服できる人も多いです。
そのため、まずは飛び込み営業のコツを学んでみましょう。
飛び込み営業のコツ
それではここからは飛び込み営業のコツを解説していきます。
第一印象は大切に
飛び込み営業は、事前に相手に情報がない状態でのスタートとなるため、相手からの第一印象でほぼ決まると言っても過言ではありません。
第一印象は相手と対峙して数秒で決まり、第一印象が悪いと取り戻すのは非常に難しく、逆に第一印象が良いと相手からも受け入れられやすくなると言われており、営業では第一印象がすべてと言い切る人もいるくらいです。
- 笑顔がある
- 服装や髪型に清潔感がある
- 声がハキハキしている
最低でもこの辺りは意識して挑むようにしましょう。
訪問時間はよく考える
飛び込み営業と言っても、闇雲に訪問してはいけません。
成約率を高めたいならば、お客様によって、忙しい時間帯を避ける必要があります。
個人のお宅ならば家事の落ち着く時間。昼食前の時間帯や、昼食後の時間帯が比較的落ち着いているでしょう。
法人様の場合は、も始業してすぐの時間や、就業間際の時間帯は嫌がられるので避けるべきです。
また、業界ごとに忙しい時間帯も異なるので、その辺りもリサーチしてから訪問すると話を聞いて貰える可能性も高くなります。
最初は強引過ぎない
飛び込み営業は、相手からどうしても警戒されやすくなります。
そのため、最初から商品を売ってやる!という気持ち全開で挑むとどうしても相手からは距離を置かれてしまうことが多いです。
そのため最初は顔を覚えて貰うことや、商品の説明程度にしておくのが無難でしょう。
飛び込み営業は時代遅れでなくなっていく?
昔ならば飛び込み営業で仕事を取って来る人は優秀だと称賛されていました。
しかし、飛び込み営業はもはや時代に合わなくなってきていると言われることも最近では増えてきました。
飛び込み営業をされる側も迷惑と感じたり、外部の人間が突然入ってくることにリスクがあるという意見も増えているようで、
実際、飛び込み営業と言う営業スタイルを採用している企業も減少傾向にあるようです。
飛び込み営業は新規の顧客層の獲得に重要な価値がありますが、以前までと同じ手法では通用しなくなる時代も来ることでしょう。
飛び込み営業の手法を踏襲しつつ、新しい手法なども取り入れていくことが大切ですね。