派遣として働いていたことがある方ならば、「派遣で頑張る意味ってあるの?」なんて考えてしまうことはあるのではないでしょうか。
頑張ってもどうせ同じ給料ならば、頑張るだけ無駄なのではないかと感じてしまう時もありますよね。
この記事では、そんな派遣の頑張る意味について解説していきたいと思います。
派遣は仕事を頑張っても無駄なのか
派遣で働いていると仕事を頑張ることに意味を見出せないという人は少なくないはずです。
仕事を頑張っても給料が上がるわけでもなく、むしろ仕事が増えていく。
どれだけ評価を受けようと、長くても数年後には今の職場にはいられないのだから、
それなのに仕事を頑張る意味ってなんだろう。頑張るだけ損なのではないか。
かと言って、お金を貰っている以上は手抜きの仕事をするのも違うし、どんなモチベーションで頑張ればいいのだろう。
私自身もそんな悩みを抱えながら派遣として働いていたことがあります。
結局正しい答えはないのかもしれませんが、私が出した結論としては、
「必要以上に頑張る必要はないけれど、次に繋げるために最低限頑張る」を落としどころにしました。
仕事を頑張った見返りが受け辛い派遣の仕事ですが、頑張ることが必ずしも無駄とは限りません。
派遣として頑張った結果、一番に考えられるのが派遣先の企業からの正社員採用を受けられる可能性がある点です。
また、派遣先の企業からの評判が良ければ契約更新をして貰える可能性も増えますし、次回仕事を探す時も良い派遣先を優先して紹介して貰える可能性があるなどメリットもあります。
どこまで頑張ればこれらの恩恵に繋がるかというのは難しいところですが、自分の中でこれらに繋がる評価を受ける程度は頑張るというのをモチベーションに頑張ることで自分の中で一つの気持ちの決着としました。
頑張る意味が見いだせない中で、モチベーション維持のために無理やり出した目標と言われればそれまでかもしれません。
頑張っても無駄と考えてしまうと、仕事に対するモチベーションもどんどん下がっていきますが、
このようにメリットに着目することで自分の仕事への向き合い方の落としどころを見つけられることもあります。
もし派遣としてのモチベーションが分からなくなっていると言う方は、考え方の一つとして同じような目標を立ててみるのもいいかもしれませんね。
ただし、頑張った結果自分のキャパや契約外の仕事を任されたり増やされるようなことがあれば、それについては無理に頑張る必要はありません。
そのまま頑張り続ければ都合の良い派遣として扱われて、ますます仕事を押し付けられることに繋がりかねません。
いくらなんでもあんまりな対応だと感じたときは、派遣会社に相談してみるなんてことも時には大切ですね。
派遣としてやる気がなくなったときは?
なかには、もはや派遣としてやっていくことにやる気を見出せなくなってしまったという人もいることでしょう。
今の職場の環境や待遇の問題でやる気が出ないのではなく、派遣と言う働き方に対してのモチベーションが見いだせなくなってしまったならば、
おそらくこれからどこに行こうとも同じ悩みが着いてまわります。
それならばそもそもの働き方を変えてみるために正社員に挑戦してみるというのも一つの手です。
正社員になれば派遣のメリットである自由な働き方はなくなってしまうかもしれませんが、派遣によくある更新の悩みもなく安定した環境で働けると言うのは大きな魅力の一つです。