最近は受験者数も増えて人気も高くなっている色彩検定。
認知度も高く、割とお手頃に取れることもあって取得を希望する人は多いですね。
ですが、試験のための勉強時間がなかなか取れず、気づいたら全然勉強できていないまま試験前日なんて人も少なくないと思います。
「一夜漬けで合格してやる」なんて意気込みで挑戦する人もいるでしょう。
ですが実際のところは一夜漬けで合格できる試験なのでしょうか。
この記事では色彩検定3級の難易度と照らしながら、一夜漬けで合格できるのかについて解説していきたいと思います。
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色彩検定3級は一夜漬けで合格できる?
色彩検定3級自体の難易度は、かなり易しいと言えます。
出題方法もマークシート式ですので答えやすいのもポイントの一つです。
そのため、きちんと勉強すれば誰でも合格を目指せる資格と言えるでしょう。
ですが、一夜漬けで合格できるかと言われると正直厳しいと言わざるをえません。
色彩検定は専門的な知識が問われる試験ですので、まったく知識がない状態からとなると、
そもそもの基礎知識を学ぶところから始めなければなりません。
勉強範囲も広いため、一夜漬けで学ぼうとしても勉強範囲を網羅できずに終わってしまうことがほとんどです。
例えば時事問題などならば、なんとなく聞き覚えのあるような知識を掛け合わせて得点を目指したりできますが、色彩検定のマニアックな知識ではそうもいきません。
一方でもともとある程度基礎知識があったり、以前に勉強していた経験がある方ならば、
頻出テーマに絞って徹底して勉強することで一夜漬けでも合格を目指せるかもしれません。
勉強時間を取るのもなかなか大変だと思いますが、なるべく継続した勉強を心がけるようにして挑みましょう。
ちなみに、一夜漬けで色彩検定を合格した人は少ないですが私の知り合いにもいます。
また、色彩検定3級は転職や就活などに役に立つ資格と言うよりは、取得できるだけの知識を得ていることに意味がある資格だと思っています。
そのため、たまたま一夜漬けで合格できたとしても正直あまり意味がない資格とも言えます。
色彩検定3級の勉強時間は?
色彩検定3級の勉強時間の目安は大体30~50時間前後と言われることが多いですね。
一日1,2時間程度の勉強を1ヶ月続ければ合格を目指せると言われています。
もちろん、この時間を勉強すれば必ず合格できる訳ではなく、あくまで目安の一つです。
あまりこの時間に縛られることなく、自分が充分合格できると自信がつくまで勉強するのがいいでしょう。
色彩検定3級に落ちた人は意外と多い?
色彩検定の合格率は最近では75%前後になることが多いです。
毎年3万人近くが受験しているので7,000人近くが落ちていることになります。
これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、決して誰でも簡単に受かる試験ではないというのは事実ですね。
世間的には色彩検定3級は簡単な試験と扱われることも多く、落ちてしまった自分に自己嫌悪してしまう人もいますが、
実際はこのように落ちてしまう人も多くいるので落ち込む必要はまったくありません。
何度落ちても何回でも挑戦できる試験なので、しっかりと勉強しなおして最後に合格できればそれで良いんです。
もちろん、再受験に関しても何か制限を受けるわけでもないので、落ちてしまっても諦めてしまわず再挑戦してみましょう。