カフェの正社員はきつい？【実際にどんなところが大変か聞いてみた】

オシャレなカフェで働くのに憧れる人は多いと思います。

ですが、実際に働いてみると、お客さんとして行くのと働くのではまるで違い、
カフェの正社員ってこんなにきつかったんだ。なんて実感をする人も少なくないようです。

この記事では、そんなカフェで働く正社員の実態について解説していきたいと思います。

カフェの正社員がきつい理由

飲食業やサービス業は「きつい」、「やめとけ」なんて声が上がることがよくありますが、
一体なにがそこまできついのかは未経験者にはいまいち分かりませんよね。

特にカフェの正社員は憧れる人も多いので、なぜきついと言われるのか知りたいと言う方は多いのではないかと思います。

そこで、カフェの正社員ならではのきついと感じる理由をまずは一つずつ解説していきたいと思います。

①年収が低い

カフェの正社員のきついところとして最も多く言われるのが年収の低さです。

厚生労働省が公表している令和3年度の賃金構造基本統計調査では、飲食サービス業の平均的な賃金は257万円と、
他の産業と比べてもかなり低い位置づけになっています。

もちろん、これはカフェで働く人だけでなく、あらゆる飲食業やサービス業が含まれるので一概には言えませんが、
カフェで働く方の中にもこれくらいの年収だと言う人は多くいるはずです。

それほどまでに給料の低さがカフェで働く上での大きな壁となっていますね。

ボーナスも気持ち程度しか出ず、長く働き続けても未だに手取りで20万円を切るなんて人もいる世界です。

もちろん、キャリアを積んで店長やエリアマネージャーと昇格していければ給料も上がっていく可能性もありますが、
平社員のうちは、よほど条件の良い求人を見つけない限りは厳しい生活が待っていることもあるでしょう。

参考：令和３年賃金構造基本統計調査

②人間関係

カフェなどの飲食業界は体育会系の雰囲気のところも多く、人間関係に苦労する人も後を絶ちません。

仕事柄どうしても職場の人との連携は欠かせませんし、大手のチェーン店となればバイトの管理や上層部との連絡など人間関係も非常に複雑になったりします。

入れ替わりの激しい業界ですので、働いていればどうしたって相性の悪い人と働くことは出て来るうえに、
飲食関係の仕事は常にコミュニケーションが求められる仕事なので人間関係に悩んで辞めて行く人は後を絶ちません。

③体力面

意外ときついと言う声が多いのが体力面です。

カフェの仕事は非常にハードで、基本的には立ち仕事になるので慣れない内は仕事が終わればいつもクタクタなんてこともしょっちゅうですね。

それでも慣れてくれば体力の配分も上手になって少しは楽に仕事ができるようになります。

ですが、年齢を重ねて来るとどうしても体力的についていけなくなってくることもあり、
ずっとカフェで働き続けたい気持ちはあるけれど、体力を理由にカフェの仕事から事務職に転職する人も多いようですね。

④メンタルを削られることが多い

カフェなどの飲食業で働いていると、どうしてもメンタルを削られて退職してしまう人が出てきます。

たとえば、飲食業で働いていればどうしても理不尽なクレームに出くわすことがありますね。
慣れてしまえば大丈夫と言う人もいますが、それでも多かれ少なかれメンタル的に削られていくものです。

それに加えて上記の人間関係や、残業や休日出勤などが頻発するブラック色の強い職場も多くあり、
日々の業務の中でも疲弊していく場面は多々あります。

そんな日々が耐えられなくなって退職を決める人も少なくありませんね。

カフェの正社員でホワイト企業を見つける方法は？

どうせ働くならばなるべくホワイトな環境で働きたいというのは誰でも同じですよね。

ですが、実際に転職サイトなどで調べてみるとカフェの求人は山のようにあり、
どの求人情報も良いことばかり書かれていたりして、何が本当に良い条件の求人なのか分からなくなりますよね。

どれだけ企業研究をしても個人では分かる範囲には限界もあります。

そこで、客観的にアドバイスをくれて転職情報を多く持っている転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。