20代男性のお悩み
最近、自分は正社員に向いていないのではないかと悩んでいます。
仕事自体に強い不満があるという訳ではないのですが、毎日続く同じような日々があと何十年も続くのかと思うと気持ちが沈みます。
いっそのこと、自分で起業してみようかなんて毎日のように考えてしまいます。
正社員に向いている人と向いてない人の違いってなんなのでしょうか?
この質問者様のように、延々と続く仕事の日々に嫌気が差す気持ちは多かれ少なかれ、誰にでもあるのではないかと思います。
そのなかで、自分は正社員に向いてないのではないかと感じることもあるでしょう。
この記事では、正社員に向いている人の特徴や、正社員以外の生き方を解説していきます。
Table of Contents
正社員に向いてない人の特徴は?
仕事をしていくなかで正社員に自分は向いてないのではないかと考える人も多いのではないかと思います。
まず、大前提として「仕事が嫌=正社員に向いてない」では決してありません。
なぜなら、仕事が嫌なんて大体の人が思っていますよね。
では、本当に正社員に向いてない人というのはいったいどんな人なのでしょうか。
まずは、正社員に向いてない人の特徴を一つずつ解説していきます。
正社員に向いてない人の特徴①正社員の責任に耐えられない
正社員となると、責任感が強く求められます。
もちろん、社会人として働くなかで責任感は重要です。
ですが、正社員と言う立場の下で逃げられない責任感やプレッシャーが強くのしかかる日々に、毎日ストレスを感じているという人も多いです。
正社員である以上、その責任感は必ず着いて回るため、そんなプレッシャーを感じ続ける日々に心が折れそうで耐えられないならば、正社員と言う働き方が向いてないかもしれませんね。
なかには給料に見合わない責任を押し付けられることもあります。
働いても働いてもその労働に見合う見返りが貰えないならばなんのためにこんなきつい仕事をしているのか分からなくなることもありますよね。
そういった悩みの方は正社員が向いてないと言うよりも、今の職場が向いてないという可能性もあります。
正社員に向いてない人の特徴②最初は楽しいが、数か月すると辞めたくなる
就職をして最初の数週間は覚えることも多かったり新しい刺激が多くて楽しいけれど、
ある程度仕事に慣れてきてしまうと転職を考えてしまうという人もいます。
そのため働く意欲はあるけれど、転職回数が多いとう悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
このように、やたらと転職を繰り返してしまっている人は、そもそも正社員と言う枠組みが向いてないのかもしれません。
同じことの繰り返しの日々にモチベーションの維持が苦手という人に多い悩みのようなので、
そんな人は自分で新しいものを作り出すクリエイティブな仕事などが向いているかもしれませんね。
正社員に向いてない人の特徴③人の言うことを聞いたり、縛られたりするのが嫌い
人から指示されたり、物事を教わるのが苦手と感じる人もいます。
また、正社員として常に規則や人間関係に縛られ続けることが嫌だという人もいるようです。
このような、正社員である以上避けては通れない環境が苦手という人もいますね。
常に会社という存在に縛られながら、よほど上にまで行かなければ、正社員である以上は上からの指示は絶対であるため、
これらが苦手という人も正社員には向いてないと言えるかもしれません。
正社員に向いている人とは?
では、逆に正社員に向いている人の特徴とはどのようなものがあるのでしょうか?
正社員に向いている人の特徴を解説していきます。
①安定を重要視する人
正社員の最大のメリットと言えばその安定性です。
もちろん、会社の倒産や人件費削減などのリスクはありますが、正社員として勤めている以上毎月の給料は保障されますし、
堅実なキャリアを積み上げていくこともできます。
正社員で働く人が多いため実感しにくいですが、安定した生活を送れるというのはそれだけで心の安定にもつながります。
正社員でない自分に不安を抱えるならば、正社員として頑張る方が向いていると言えるでしょう。
長いものに巻かれたい人
長いものには巻かれろということわざがあるように、これも上手な生き方の一つです。
企業という大きな存在の中にいれば、安心感と安定性は確保されます。
何か困ったことが起きた際も、企業という存在に守って貰えますし、
相談に乗ってくれる頼れる人が周りにはたくさんいます。
そういった安心できる環境にいたいと言う人も正社員という働き方が向いているかもしれませんね。
周りの目が気になる人
やはり、正社員という生き方は現代において最も一般的な人生です。
正社員として生活が成り立っているならば、良くも悪くも周りからはなんとも思われません。
ですが、正社員以外の生き方というのはどうしても周りから注目されがちです。
「それで生活はできるの?」、「毎日会社に行かなくていいなんて羨ましい」、「どんな仕事をしているの?」
など本当に色々な目で見られます。
このように、自分が周りからどう思われているのか気になるという人は正社員として生きていく方が向いていると言えるでしょう。
正社員に向いてない人はどうすればいい?【別の生き方もあるかも】
生きていくために正社員という選択肢は今や必ずしも必須ではありません。
たしかに、正社員であればある程度安定した地位や生活が約束されているかもしれませんが、
生涯雇用と言う時代でもなくなってきている現代では、様々な方法で生きていく人が増えています。
次に正社員以外の生き方として考えられる一例をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
起業する
正社員が向いてないと感じた人が一番に考えるのはやはり起業だと思います。
起業をすれば、仕事の方向性から雇う人間まで自分で選ぶことができるため、創造的な環境に身をおくことができるでしょう。
もちろん、起業するというのは簡単なことではありません。
稼ぐための工夫や、各種事務作業、トラブル処理まですべてを自分で考える必要があります。
稼ぐことができれば、自分に返って来るリターンは大きいですが、その分事業の失敗のリスクを背負うことにもなります。
正社員から逃げたいがために起業する人もいます。
それ自体を否定はしませんし、それも十分意味のある理由だと思います。
ですが、起業するならば事業の成功のための細かな事業に関する計画と覚悟をもって臨みましょう。
副業
起業はちょっとハードルが高いけど、自分で稼いでみたいと言う方は、まずは副業から始めてみることがおすすめです。
副業はあくまで本業を支えるものとしてやるものというイメージですが、起業などに興味がある人が手始めに副業から始めてみるというパターンも最近は多くなってきました。
副業という形ならば気軽に始めることもできますし、失敗のリスクも比較的少なく済むことが多いです。
副業が軌道に乗って来たならば正社員を辞めて、副業を本業にする方法もありますし、
何より副業をしていることで、自分で生きていけるという心の支えが生まれて、正社員として働くことに心の余裕が生まれたと言うもいます。
今は稼ぐ方法も非常に豊富な時代になってきていて、スマホ一台で本業と同じ金額を稼ぐと言う人もいるため、起業などを考える人にも副業はおすすめです。
まったく別の業種に移ってみる
今は正社員と言う生き方が合わないと感じていても、実は今の業種や仕事がきついだけで、
まったく別の業種に移ってみたら、正社員でも人生が楽しくなったという人もいます。
まずは、正社員が向いてないと決めつけるのではなく、自分の現状や心境を整理してみて、別の業種に移ってみるという選択肢も考えるようにしてみましょう。
正社員に向いてない人はどうする?まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度正社員に向いてない人のポイントをおさらいしていきましょう。
正社員に向いてない人の特徴
- 責任感に耐えられない
- 最初は楽しいけれど、モチベーションの維持ができない
- 誰かの言うことを聞くことが嫌い
もちろん、これらに該当してもすぐに正社員に向いてないと結論が出る訳ではありませんし、向いてないからと言って必ずしも退職と言う選択肢を取るのもおすすめしません。
正社員に向いてると思った人も、向いてないと思った人もまずは自分としっかり見つめ合うことが大切です。
この記事を参考に自分はどういう人生を歩んでいくべきなのか。それをゆっくり考えてみるきっかけになったならば幸いです。