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高卒認定試験に合格しても就職には不利?【合格者の就職事情とは?】

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高卒認定試験に合格しても就職には不利?【合格者の就職事情とは?】

・高卒認定試験って合格しても高卒と比べて不利なの?
・就職にはどれくらい役に立つの?

 

高校を出ていない状態のままだと、いわゆる中卒として扱われることになるため就職や転職の際には学歴面で不利になることも多いです。

では、最終学歴が高校卒業でなく、高卒認定試験を合格している場合だとどうなるのでしょうか

この場合でも大学などを出ていない場合最終学歴は中卒になりますが、やはり高校卒業と比べると就職に不利になるのか。
実際に高卒認定を合格して就活をした人からの意見を基に解説していきます。

このようなお悩みを解決いたします。

 

高卒認定試験は就職には不利なのか?

 

さて、高卒認定合格者の場合は就職で不利になるのかという点についてですが、
これについては高卒認定試験合格者でも、試験合格後の進路次第で就職の有利か不利かは大きく変わります

高卒認定試験合格後の進路としては以下のどちらかになりますね。

  1. 高校中退などにより、高卒認定取得後大学等を卒業している場合
  2. 最終学歴が高卒認定試験に合格で就職を目指す場合

 

それでは、次にそれぞれのパターンに応じた、高卒認定の就職事情を解説していきます。

 

①高校中退などにより、高卒認定取得後大学等を卒業している場合

この場合、最終学歴は最後に卒業した学校によるところになるため、大学を卒業した場合は大卒になります。

そのため、学歴の中に高卒認定については触れられないことすらあります。

それでも、高校卒業ではなく高卒認定を選んだ理由を面接時に聞かれることは多いです。

しかし、仮に理由を聞かれたとしても、きちんと理由を受け答えできていれば、そこまで高卒認定を理由に不利を被ることは少ないように感じます。

 

②最終学歴が高卒認定試験に合格で就職を目指す場合

この場合、最終学歴は中卒となってしまうため、やはりどうしても一般の高校を卒業した人と比べて不利なイメージを面接官に与えることが多い印象です。

ただし、職種や企業の規模によっては、高校卒業でも高卒認定試験の合格だろうと、今の人柄やスキルを重要視してくれるところも増えています。

少なくともなぜ高卒認定試験を選んだのかの理由を説明できるようにはしておきましょう。

そこで上手く理由を説明できないと、高校時代になにかあったのかと余計な疑念を面接官にさらに抱かせることになることもあります。

 

③高卒認定試験合格後に就活をした筆者の体験談

さて、ここからはこの記事の執筆者の体験談を踏まえてお話します。

この記事の筆者である私も、最終学歴は中卒で高卒認定試験合格後に大学へは行かずに就活を始めました。
上記の例で言うと②に該当しますね。

この体験談の結論からお話しますと、地元の中小企業ですがこの当時は意外と簡単に正社員になることができました

もちろん何社かは落ちているので、スムーズに正社員になれた訳ではありませんが、ある程度は私の希望が叶う形での就職でした。

 

さて、では肝心の面接での高卒認定試験合格に対する面接官の反応についてですが、
やはりどの面接でも必ず高卒認定試験のことと、高校を卒業しなかった理由について聞かれました。

私の場合、高校を出れなかったのは病気が理由だったのでその旨と、今は病気は完治していることを伝えると、高卒認定の件についてはどの面接でもそれ以上は触れられませんでした。

病気と言う理由であるため、触れにくかったのかもしれませんが、
後から採用して貰った会社の方にお話しを聞くと、「正直なところウチのような中堅企業は学歴はそこまで気にしてないし、面接での受け答えが丁寧でハキハキとしていたので採用した」と言ってくれました。

もちろん、書類選考も何社か落ちているため、高卒認定試験合格が最終学歴になっていることが不利にならなかったと言えば嘘になりますが、
きちんとした面接対策と、応募先の企業を選べば決して就職ができないという訳ではありませんでした。

 

高卒認定試験を取れば正社員も目指せる?

中卒の方の中には、学歴の壁に悩んでなかなか正社員になれずにいる人もいると思います。

そこで、よくある質問は「高卒認定試験を合格すれば、正社員を目指せる可能性は上がるのか?」ということです。

これについては、上述した私の体験談を基にお話しさせて頂きますと、
中学以降の学歴がまったくないならば、高卒認定試験があれば多少の見栄えはよくなるかもしれないが就職で有利になるとは言い難いというのが正直な感想です。

 

高卒認定を取ることができるならば、一応勉強がまったくできない訳ではないというイメージを与えることもできますが、
人事などを長年経験している人であれば、高卒認定試験がそこまで難易度の高い試験ではないこともすでに分かっているはずです。

 

そのため、正社員になる可能性を上げたいならば、高卒認定を取って終わりではなく、その後さらに大学や専門学校に通うことも考えましょう。

すでに社会人として働いているため、今から学校に通うのは難しいという方でも、今は通信制の大学や土日のみ開校の専門学校など社会人のための学校も増えています。

高卒認定では就職の高卒以上という条件はクリアできない?

正社員の募集がかかる際、たまに高卒以上を条件にしている会社がありますね。

高卒認定が高卒以上に該当するのかと言うと、会社によるというのが正直なところです。

 

あくまで高卒認定は高卒になれるものではなく、高校卒業と同程度の学力を有するものですので、高校卒業以上という条件はクリアしてないと言えます。

しかし、企業側も高卒者以上が欲しい訳ではなく、仕事をするなら「高卒以上くらいの知力は欲しいよね」という意図で条件として出しているところもあるため、高卒認定があれば面接は受けられるというところあります。

 

逆に、高校卒業資格を重要視しているところでは条件に当てはまらず、面接すら受けさせてもらえないこともあります

たとえば、業務上必須の資格を取るために高校卒業資格が必須という場合などが考えられますね。

 

そのため、高卒以上という条件があった際は、一度企業に問い合わせてみるのが確実でしょう。

ただし、面接官全員が高卒認定に対して理解があるとは限らないので、高卒認定について正確に説明できるように準備だけはしていきましょう。

 

高卒認定は意味ないなんて言われるけど絶対に取るべき

 

高卒認定は、その後大学や専門学校に行かないならば意味ないなんて言われることもありますが、それは違います。

仮に今は大学受験などを考えていなかったとしても、中卒の方は可能なら早めに高卒認定試験は取っておくべきです。

 

高卒認定試験は、大学の進学以外にも様々な場面で役に立ちます。

たとえば、高卒認定を取っておいて特に役に立ったという声が多いのが、資格を取る際です。

学歴の関係ない専門職として働いていたとしても、仕事をしていく中で資格が必要な場面は出てくることもあるはずです。

その際、多くの国家試験では、高卒認定を取っていることで中卒者ではなく高卒者の区分で受験することができるのです。

 

高卒者の区分で受験ができるとどのようなメリットがあるのかと言うと。

例えば、土木現場の作業員などとして働いている方は、実務経験を積むことで施工管理技士の国家試験に挑戦することができます。

この実務経験は最終学歴によって必要な経験年数が変わるのですが、中卒と高卒では必要な経験年数が5年以上変わってくる場合があります。

仮に中卒だったとしても、高卒認定試験に合格していれば高卒者として扱われるため、5年も早く受験資格を得ることができるのです。

 

このように、様々な資格試験で高卒認定試験に合格していることで中卒よりも良い条件で受験できることがあります。

他にも同じような規定のある資格に保育士や衛生管理者などがあります。

 

資格を取りたい、学校にもう一度通いたい。
ぜひこんな日が来た時のために、高卒認定試験は早めに取っておきましょう。

 

高卒認定試験を最短で合格するには?

高卒認定試験は興味あるけど、なるべく早く取りたいという方は、最短でどれくらいで取れるかというのは気になるところだと思います。

まず、大前提として高卒認定試験は、毎年8月11月2回実施されます。

2回開催なのは嬉しいのですが、日程が偏っているため、11月の試験を目指すとどれだけ試験勉強を短期間で合格レベルまで上げても次の8月までは高卒認定は取得できないことになります。

 

では、最短で合格するにはどうしたらいいかという点についてですが、
高卒認定試験は元々の学業レベルや、免除される科目など、人によってスタート地点が大きく異なる試験であるため、
全員に共通する最短での合格法というのは正直難しいところです。

 

しかし、最短合格を目指すために唯一全員に共通するポイントがあります。
それは「最小の努力で合格できる正しい試験対策」をすることです。

 

実は、高卒認定試験はそこまで難しい試験ではありません。

合格率も平均40%と意外と合格しやすい試験なのです。

高卒認定の試験の難易度などについては「高卒認定試験は簡単すぎってホント!?」の記事も参考にしてください。

 

しかし、高卒認定試験は一つ一つの科目が非常に試験範囲が広い試験です。
学校の試験などでも経験したことがある人は多いと思いますが、英語一つとっても非常に広範囲ですよね。

そのため全科目を完璧に勉強していたらとてもではないですが、最短なんて言ってられません。

 

ですが、高卒認定試験では各科目を完璧に勉強する必要はありません。

なぜなら、各科目の合格ラインである5割程度を超えさえすれば合格になるためです

学校のテストだと、100点に近ければ近いだけ良いため完璧に勉強することを目指しますが、
高卒認定試験は合格ラインさえ超えれば、あとは何点でも同じです。

そのため、しっかりとした試験対策をしたうえで、
合格ラインを超える程度の学力を身につける最小の努力で効率的に勉強することこそが、最短で合格する方法と言えるでしょう。

 

ですが、一概に試験対策をしろと言われてもなかなか難しいという方も多いですよね。

独学で始めるにしてもどこから手をつけたらいいか分からないと思います

 

そんな方は「ユーキャン」が実施している高卒認定試験講座を利用してみてはいかがでしょうか。

知名度も高く、多くの合格実績を元に作られた講座なので、講座に沿った学習を行うことで効率的に学習することができます。

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