ITパスポートに何度挑戦しても合格点に届かずに落ちてしまうという悩みを抱える人は多いですね。
ネットなどでは「簡単な試験」という扱いを受けることも多いので、ITパスポートに受からない自分に嫌悪してしまう人も多いですが、実は意外と合格できずに悩む人も多いのです。
この記事では、そんなITパスポートについての悩みを解決していきたいと思います。
Table of Contents
ITパスポートに受かる気がしない?
ITパスポートは決して難しい試験ではないですが、
まったく知識がない状態で一から勉強を始めて合格するというのは、思ったよりも大変ですよね。
さらに、受験日程も豊富なので、合格レベルに届く前に挑戦してしまって玉砕してしまう人も多くいます。
そのため、試験慣れしてない人にとってはなかなか合格点に届かずに「受かる気がしない」と諦めてしまう人も少なくありません。
ですが、それは非常にもったいない話です。
実は「受かる気がしない」という状態は、資格試験の受験者ならば多くの人が一度は通る道で、
何も分かっていなかった勉強前よりも、試験の全体像が見え始めきちんと自分の実力が計れるようになった証拠の一つです。
つまり、後は正しい対策さえすればすでに合格一歩手前まで来ている場合の方が非常に多いです。
合格ができず受かるイメージがわかなくなると、モチベーションの維持は難しいですが、そこで諦めてしまってはいけません。
「受かる気がしない」と感じたところからもう一歩頑張るだけで、ひょっとしたが合格が見えてくることも多くあります。
司法試験のようにどれだけ頑張っても合格できないような試験ならともかく、
ITパスポートは努力次第で誰でも合格にたどり着ける資格です。
ぜひ、受かる気がしないと諦めずにもう少しだけ頑張ってみましょう。
ちなみに、ITパスポート試験に受からない人の多くに当てはまる特徴の一つに「過去問の対策不足」という人が多いように感じます。
テキストをひたすら読み込んだり、過去問を解いても意味がないとほとんどやらずに挑んでしまう人が一定数いますが、
むしろ過去問こそITパスポート攻略のカギになります。
ITパスポートは毎回膨大な問題数の中から出題される問題が決まるので、過去問とまったく同じ問題こそ出にくいですが、
よく見てみると、文脈こそ違えど過去問とほとんど同じことが聞かれていたりすることは多くあります。
テキストを読んで理解力を高めることも大切ですが、過去問を解いて頻出テーマを把握したり、問題の解き方を学習しておくことは得点アップに間違いなく繋がります。
もし過去問をあまり解いてないという場合は、最低でも3年分はしっかりと挑戦してみましょう。
ITパスポートは難易度が上がったというのはホント?
一部では、ITパスポートの試験は昔と比べて難易度が上がったという意見が出ることがあります。
公式の情報がないため難易度の変化について正確な情報はありませんが、
基本的には難易度は昔から特別変わってないというのが一般的な意見のようです。
では、なぜITパスポートの難易度が上がったなんて噂が出回るのでしょうか。
ITパスポートの試験範囲はとても広いうえに、最新のIT技術からの出題もあります。
そのため、昔に合格した人や、過去に勉強していた人が試験に再チャレンジしてみると、自分の知らない範囲からの出題がされることもあるので、難易度が上がったと感じてしまうのではないかと思います。
早く取らないと難易度が上がってしまうという不安はそこまで懸念する必要はないのではないかと思います。
ITパスポートは一夜漬けでも合格できる?
ITパスポートは簡単な試験だと言う感想も多く、一夜漬けで挑戦する人も多いですね。
ですが、実際に一夜漬けで合格できている人はいるのでしょうか。
あくまで私の知る範囲のお話になりますが、ITパスポートの一夜漬けで合格した人はたしかにいます。
ただ、その3倍くらいの人が一夜漬けで挑んで落ちていっているイメージです。
さらに合格できている人はすでに別の資格で勉強していたり、IT業界で働いた経験があるなど、もともと知識がある人ばかりですので、
まったく知識がない状態から一夜漬けで合格できている人は私の知る中にはいません。
それほど一夜漬けでの合格は難しいということですね。
一夜漬けが難しい理由としては、「試験範囲の広さ」が一番大きいのではないかと思います。
たしかに知識的にそこまで難しいものが問われる訳ではありませんが、範囲があまりに広いので一夜漬けではとても合格できる範囲を勉強しきれないというのが理由だと思います。
「ITパスポートは簡単な試験」、「誰でも合格できる」なんて甘い言葉に騙されて、一夜漬けで挑んでは失敗して諦めてしまうという人は少なからずいるので、勉強時間の確保も大変だと思いますが、長い目で見て毎日少しずつでも勉強して挑戦することをおすすめします。