悪口を言う人に友達が多い理由とは？

悪口を言う人って友達が多いなと感じたことってありませんか？

悪口を言う人と言うと一般的なイメージこそ「嫌な奴」と言う印象を持たれることが多いですが、
なぜそんな人の周りには人が集まるのでしょうか。

この記事では、その理由を解説していきたいと思います。

さて、それではここからは、悪口を言う人に友達が多い理由を一つずつ解説していきましょう。

自分と一致する意見を言っている人って好感が持てますし、その人に興味を持つきっかけになりますよね。

たとえば「好きな食べ物」、「好きな趣味」、「好きなテレビ」など自分と共通することがらを好きと分かり親近感がわく現象がそれに近いでしょう。
これは、共感するという現象が、自分を認めて貰えた気持ちになるという気持ちが大きく働くことが原因と考えられます

このように共感を得るという行為を上手く使えば、相手に好感を持たせることができます。

たとえば、共感を得やすい「流行」を追うという行為は、最も周りから好かれる行為の一つとも言えますね。

流行と同様に共感を得やすいものに「悪口」があります。

悪口はそのコミュニティの中では最も手軽に共感を得られるテーマです。

「〇〇さんってひどいよね」、「○○くんって全然仕事できないじゃん」。
このような悪口は、コミュニティ内で口に出さないだけで、意外と同じようなことを思っていることが多い傾向にあります。

悪口を言うと、周りの人も「実はそう思っていた」と自分の中に合ったマイナスの感情を認めて貰ったように感じて、悪口を言う人に好感を覚えることがあります。

これが、悪口を言う人の周りには友達が多い理由の一つかもしれません。

悪口を言う人を敵に回すと、自分が悪口を言われるのではないだろうか。そんな不安を感じた経験ってあると思います。

誰しも攻撃的な人を敵に回したくはないですよね。

そのため、周りからも気を遣われることが多く、外から見ると友達が多そうだったり、周りに取り巻きが多そうに見える傾向にあります。

よく、「コミュニティの中にはどんな集団であっても一人は必ず悪者ができる」という言葉がありますよね。

逆に考えれば、一人悪者を作ってしまえば自分は攻撃されにくくなると考えることもできます。

悪口ばかり言う人は、自分が攻撃されないための防御として悪口という手段を取っているのかもしれませんね。

悪口はここまでご紹介して来たように、周りから共感を集めることができたり、
周りからは攻撃されにくいポジションにいることができたりと、世の中を渡っていく術としては有効に働くことがあります。

それを意識して、ただ悪口が好きな訳で言いふらしている訳ではなく、一つの処世術として悪口を上手く使っているいる人も多くいます。

褒められるやり方とは言いにくいですが、やはり悪口を上手く使う人は、他社との関係を築くのが上手い傾向にあるため、結果として友達が多いように見えてしまうのかもしれませんね。

悪口言わない人は友達少ないってホント？

ここまでは悪口を言う人に友だちが多い理由を解説してきました。

悪口を言う人は良くも悪くも周りの目につきやすいため、友達も敵も増えやすいというのが結論かもしれません。

では、逆に悪口を言わない人は友達が少ないなんて意見を聞くことがありますが、これはどうなのでしょうか。

たしかに「悪口を言わない人は本音で話してくれてない気がする」、「悪口を言わない人はつまらない」という考えを持つ人もいるでしょう。

しかし、結論から申しますと、悪口を言わない人が友達が少ないなんてそんなことは決してありません。

悪口を言わない人の周りに人の輪ができるケースは多くありますし、
優しくて付き合いやすいと人気者であるケースもあります。

では、なぜ悪口を言わない人が友達が少ないなんて言われてしまうのかと言うと、
考えられる可能性として、どうしても悪口を言わない人は大人しい人が多く、悪口をところかまわず言う人とは反対に目立たないことも多いです。

それが周りから見ると友達が少ないように見られてしまうのかもしれませんね。

さて、ここまで悪口ばかり言う人の周りには友達が多くできやすい理由をご紹介してきました。

メリットを強調して書いてきたため、「意外と悪口って良いことなのかも？」なんて感じた人もいるかもしれません。

しかし、悪口を言う人には因果応報として自分にその悪意が返ってくる可能性も十分覚悟しなければなりません。

どういうことか言いますと、悪口ばかり言っている人は、最後の最後で周りに本当の味方がいなくなるなんてことも大いにありえます。

周りからも「悪口ばかり言っているから自業自得だよね」意外とあっさり見捨てられてしまい、今まで周りにいた人が突然敵になる可能性も十分考えられますよね。

悪口を言う人の周りには一時的には人が集まりやすいですが、
その中から本当の味方を作れるかはその人次第ですし、いつの間にか敵を作ってしまうことも多いです。

悪口を言うと、一時的に周りから注目を集められる快感を味わえるため、癖になって悪口ばかり言ってしまいがちですが、
このように大きなリスクを背負うことも十分理解しておきましょう。