接客業を経験したことがある人なら、もう二度と接客業なんてやらないなんて感じる瞬間が一度はあるのではないでしょうか。
この記事では、接客業の経験者から実際に聞いた接客業はもうやりたくないと感じた理由をご紹介していきます。
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接客業はもうやりたくないと感じる瞬間
さて、皆様はどんな接客業を経験したことがありますか?
「コンビニ」や「ファミレス」など、非常に種類は様々です。
しかし、どんな仕事だったとしても、共通して感じる「接客業にうんざりすること」ってありますよね。
ここからは、そんな接客業をもうやりたくないと感じる瞬間をご紹介していきます。
①理不尽なクレームを受けたとき
接客業でうんざりする瞬間として最も多いのは、やはり「理不尽なクレーム」を受けたときではないでしょうか。
接客業に長く勤めていると誰しも理不尽なクレームを受けた経験があると思います。
自分のミスが原因で起こるクレームならばまだ納得はいきますし、気持ち的にも受け入れられますが、
自分はまったく関係なかったり、明らかに理不尽な内容でクレームを受けると、その後の仕事が手につかなくなるくらいイライラしたり、落ち込んでしまったりしますよね。
周りからは気にしない方がいいと言われても、本人としては正直引きずってしまいますよね。
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②心が荒むと自覚したとき
接客業をしている人の中には、仕事をしていくなかで段々と心が荒んで、性格が悪くなっていると感じる人がいます。
これは、人と関わることの多い仕事であるため、人と会話していくうちに段々と人の本性が見えるようになってきたり、
上述したとおり、理不尽なクレームを受けることもしょっちゅうで、
そんな日々を繰り返していくと、段々と気持ちも荒れていくのは仕方ないことかもしれません。
たまに、どんな環境でもいつも穏やかで落ち着いている人がいますが、正直化け物みたいに感じますよね。
③お客さんが嫌いになってきた
接客業はその名の通り、お客様との関わりは不可欠な仕事です。
お客様との関わりが楽しいと感じる瞬間もありますが、理不尽なクレームや面倒な依頼をしてくるお客さんなど、正直相手にしたくないお客さんも大勢相手にしなければいけません。
色々な種類のお客さんを相手にして、良いところも悪いところも見ていくうちに、仕事としてお客さんを相手にするのが嫌になってきたという人も少なくないようです。
そうなってくるともう常にお客さんを斜めに構えて相手にするようになってしまい、常にメンタルが削られているような状況になってもおかしくありませんね。
④シフトの終わりまでが長い
接客業の場合、同じ場所で同じ内容の仕事を一日中繰り返すことになります。
来るお客さんこそ違えど、明日も明後日も同じ業務を繰り返し続けていく日々にうんざりするという人も少なくありません。
そんな毎日を過ごしていると、仕事の時間が異常なほど長く感じる日が少なからずあるはずです。
もう3時間くらい仕事をしたと思って時計を見たら、まだ1時間しか経っていなくて絶望したなんて経験は、まさに接客業あるあるではないでしょうか。
⑤安い給料と待遇の悪さ
接客業を辞める理由として多いのが「給料の低さ」です。
正直、業務内容と給料が見合っていないと感じる人は多いようです。
接客業は業務内容がハードなうえに、残業や休日出勤など大変な要素も多い割に、それに見合った待遇が用意されていないというところも多くあります。
一人暮らしをしながら働く人の中には、フルタイムで働いても生活できないなんて人までいるくらいです。
⑥友人や知人と疎遠になっていく
接客業は土日勤務というところも多く、平日休みの人も多くいます。
そうなると自然と土日休みの友人たちとは時間が合わせにくくなっていき、会わない日々が続いていく内に疎遠になってしまうなんてことも少なくありません。
仕事をして、平日は会える友人もいないので一日寝て過ごす日々を繰り返していると、なんのために仕事をしているんだろうなんてしんどくなってしまうことってありますよね。
接客業を辞めてよかったと言う人は多い?
ここまでご紹介して来たように、様々な理由で接客業はもうやらないと退職していきます。
実際に接客業を辞めて辞めて良かったと感じる人も多い一方で、辞めた人の中には結局接客業に戻って来てしまった人も少なくありません。
その理由として、今まで接客業で得たスキルを無駄にしたくない人や、
いざ他の業界も経験してみたら、どこもまた別の意味で大変なところがあって結局接客業に戻って来てしまったなど様々です。
どれだけ強い気持ちで「接客業はもう二度とやらない」なんて思っても、このような理由で接客業を続ける人も意外と多いんですね。
接客業はやめとけってホント?
ここまでは接客業はもうやりたくないと感じた瞬間をご紹介してきました。
今回、接客業の経験者の方からお話を聞いていく中には接客業だけはやめとけとまで言い切る人もいるように、接客業をしているときつい場面も多くあると思います。
ですが、なかには接客業が天職とまで言い切って楽しんで仕事に取り組む人もいます。
この違いは何かというと、やはり向き不向きというのが大きく関わってくるのでしょう。
こればかりは実際に体験してみないと向き不向きはなかなか分からないものです。
もし接客業に興味があるけれど、きついって話も聞くし、踏み出せないと思うならばぜひ一度向き不向きをたしかめるためにも経験してみることをおすすめします。
もし向いていると思えば続ければいいですし、向いていないと思えば別の道を進めばいいくらいの気持ちで飛び込んでみてください。
接客業を辞めたいと思ったときのおすすめの転職先は?
もう接客業はやりたくないと感じたとき、どんな転職先に進むのがおすすめなのでしょうか。
ここからは接客業を辞めた人が選ぶことの多い転職先をいくつかご紹介していきます。
事務職
接客業を辞めたあとに目指す人が多いのが事務職です。
接客業と違い、常に動き続けるのではなく座って働ける仕事に憧れる人が多いのでしょう。
事務職と言えば接客業と違い決まった時間に帰れるところや、土日休み、身体を動かす仕事から解放されるなどある意味真逆と言ってもいい仕事のスタイルです。
そのため、こういう仕事がしたかったと天職だと感じる人もいる一方で、
ジッと座って働く仕事が性格に合わずに事務職は向いてなかったと感じる人もいますので、こればかりは経験してみないと分からないところでしょう。
介護職
接客業に嫌気が差した人におすすめなのが介護職です。
接客業ではお客さんとは一期一会の関係ですが、介護職では同じ利用者の方と長期にわたって関係を築いていくため、
その辺りに接客業と違ったやりがいを感じる仕事と感じる人も多いようですね。
長く続けていくことで介護に関する資格を取得できたりと、長く続けていくことで目に見えるキャリアを手に入れることもできるので長く続けるモチベーションの維持もしやすい仕事です。
営業職
接客業で培ったコミュニケーション能力が存分に活かせるのが営業職です。
接客業ならではの相手との関係性の築き方や、セールストークなどがそのまま強みになるため、転職直後から成果を出し始める人も多いです。
接客業だと、自分の活躍が目に見え辛いという難点がありますが、営業職ならば自分の活躍がそのまま評価に反映される点も魅力ですね。