16歳男性
バイトに行くのが怖いです。
高校2年生になったことをきっかけに先日バイトを始めたのですが、やってもやってもミスばかりしてしまいます。
最初の内は失敗も経験の内だと思っていましたし、周りの人も優しい人ばかりなのでなんとか頑張っていましたが、
最近では自分は本当にダメなやつだと言う思いばかりが強くなってしまい、優しかった周りの目もだんだんと呆れられているように感じて怖くて仕方がありません。
いっそバイトを辞めてしまおうかと悩んでいます。
このようにバイトを怖いと感じたことがある人は意外と多いのではないでしょうか。
今もどこかで同じような悩みを抱える人がいることでしょう。
この記事ではバイトが怖いと悩む高校生のための対処法を解説していきます。
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バイトに行くのが怖いと感じる高校生はあなただけではない
この記事を読んでいる方の中にはバイトに行くのが怖くて行きたくないと感じている高校生の方もいることでしょう。
初めにお伝えしますが「バイトを怖い」と感じているのは決してあなただけではありません。
実は同じような悩みを抱える人は意外と多いんです。
そのため、「バイトが怖いなんて情けない」のようなネガティブな落ち込み方をする必要はまったくありません。
そこで、まず初めにバイトが怖いと感じる原因をご紹介していきます。
①バイトの仕事内容が覚えられない
高校生と言うと、初バイトという人も多いと思います。
初バイトとなれば右も左も分からず、働くということ自体が不慣れな状況のため、慣れるまでには時間を要するという人も多いです。
慣れるまでの間、なかなか仕事で上手くいかない自分に対して「周りの人はあんなに手際がいいのに、私は全然ダメだ」
なんて必要以上に周りと比べてしまったりする人もいます。
特に同年代の同僚がいたりすると、相手の良いところと自分の悪いところを比較してしまうなんて人も少なくありません。
そんな環境で慣れるよりも先に自信を失ってしまい、働くことへの恐怖感だけが残ってしまうなんて人もいます。
②大人と一緒に働くことに不安を感じる
高校生の場合、一緒に遊ぶ人も同年代が多く、大人と一緒に何かをやるという経験が少ない人も多いです。
それなのに、突然大人の中に入って一緒に働くというのは、あまりに未知の世界に感じるはずです。
普段関わりのない年齢層の人たちと慣れない環境で働くと言うのは誰しもとても不安なことでしょう。
どのように立ち振る舞ったらいいのか、自分が迷惑になっていないかと周りの目ばかり気になってしまい、次第に怖いと言う気持ちにまで追いつめられてしまう人もいるようですね。
③恐い先輩が嫌だ
バイトを始めると、場所によっては恐い先輩や上司が在籍していることがあります。
慣れてない新人に対して、失敗を責め立てるような人や、声が大きく相手に威圧感を与える人。
嫌がらせのような行為をする人もいるかもしれません。
このような怖い人がいると、バイトそのものが嫌になってしまいますよね。
④クレームを受けるのが怖い
接客業で働いていると理不尽なクレームを受けた経験が一度や二度はあるのではないでしょうか。
周りから見ればあんなの気にする必要はないと言えますが、本人からしてみると自分のすべてを否定されたような気分になるはずです。
一度クレームを経験してしまうと、その後もいつ同じようなクレームに合うのではないかとビクビクするようになってしまう人も少なくありません。
バイトが怖いと感じるときの対処法
ここまで解説してきた通り、バイトを怖いと感じる原因は非常に様々です。
ですがこれらの理由を突き詰めると「仕事がうまくいかない」「人間関係が怖い」のいずれかになるのではないかと思います。
そこでこれらの不安の解消法や、対策をご紹介していきます。
①仕事がうまく行かない人
仕事が慣れない内はメモを取るくせを作ろう
もし仕事がなかなかうまく行かないと言う人は、まずはメモを取ることから始めてみましょう。
メモを取るのは、ただ仕事の内容を忘れないためではなく、教えられた内容を頭の中で整理する時間にもなります。
勉強と同じで経験した内容をメモに書くという行為は非常に効率的な学習方法です。
もし、メモを取る意味が感じないという人でも、
メモを取ることで周りの従業員からはしっかりと仕事に取り組もうとしているとポジティブな印象を与えられます。
一種の処世術だと思って、最初の内はぜひメモを取ることを意識してみましょう。
失敗したときは深呼吸
失敗は誰にでもあります。
しかし、失敗して動揺したまま、遅れを取り戻そうとすると、普段しないようなミスを重ねてしまうことにつながりかねません。
一番大切なのは、少しでも早く平常心に戻ることです。
焦る気持ちは分かりますが、失敗して気持ちが動揺しているときはまずは一呼吸を置いて、落ち着いた気持ちで仕事に戻りましょう。
いつも通り冷静に仕事に取り組むことが、最も仕事の失敗を取り戻す効果的な方法です。
出勤日数を減らせないか相談してみる
初バイトだと張り切りすぎて目いっぱいバイトをしてしまう人もいます。
ですが、それが自分を追い詰めることになってしまい、学業とバイトの両立で毎日がヘトヘトになってしまい、仕事の際もいまいち集中できずにミスをしてしまうなんて悪循環に陥っている人もいます。
体力的に厳しくなるとメンタル的にも追い詰められてしまいます。
もしも体力的に今のシフトがきついと感じていたら、素直にシフトを減らせないかと管理職の人に相談してみましょう。
人間関係が怖い人
挨拶とお礼は必ずしよう
挨拶とお礼は人間関係の一番の基礎です。
どんな人でも挨拶とお礼はされて嫌な気持ちになる人はいません。
丁寧な挨拶と些細なことでもお礼するのは
そうすることで周りからも好意的に感じられるはずです。
否定はしない
誰にでも経験はあると思いますが、正面から否定されると、それが正論だったとしても嫌な感じがしますよね。
特に仕事中は自分の身に覚えのないようなことを指摘されるような場面も多くあります。
仕事をしているとそんな「理不尽な場面」にぶつかることなんてしょっちゅうです。
その際、いちいち反論していると自分も疲れてしまいますし、周りからも反抗的だと距離を置かれてしまうことになります。
すべての理不尽などを黙って受け入れろとまでは言いませんが、ある程度のことは黙って受け入れるのも周りとの関係を良好に保つコツの一つです。
まだ仕事に不安が残る内に。次の業務にステップアップさせられそうになった時などは、「自分にはできません」ではなく、「もう少し練習させてください」などポジティブな言葉に言い換えると、相手からは好意的に受け取られやすいです。
思い切ってバイト先を替えるのものもあり
人間関係のなかには、どうすることもできないようなものもあります。
あまりに理不尽な嫌がらせを受けたり、派閥どうしの争いごとばかりで自分の力ではどうすることもできないと感じたならば、いっそバイト先を替えてしまうのも一つの手です。
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